しかし、パレードで披露される兵器には、裏付けとなる開発計画が実際に存在する。確かに、北朝鮮がイスラエルのスパイクNLOSと同等の威力を持つ対戦車ミサイルを本当に手にしているかどうかという点については議論の余地があるだろう。ただ、北朝鮮がこのような兵器を開発することなどできるはずがないと高をくくっているようだと、現実を見誤ることになる。 韓国がスパイクNLOSを導入し、北朝鮮から砲撃を受けた延坪島に配備したのは偶然ではない。朝鮮人民軍は新型の対戦車誘導ミサイルを大量に実戦投入する体制を整えつつあるとみられ、機甲戦における米韓の優位性が急速に揺らぐおそれが出てきているのだ。 ICBMなき中、戦闘車両の最後を飾ったのは… また、海に溶け込む青系の迷彩と巨大な4連装ミサイルを備えた沿岸防衛用の車両も見逃せない。これは2017年4月の軍事パレードで初登場したものだが、朝鮮人民軍の戦艦に備えられている
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