[29日 ロイター] - 北朝鮮が29日に発射した1発の弾道ミサイルは、北海道の上空を通過し、太平洋に落下した。同国のミサイルが日本の上空を通過したのは2009年以来。 8月29日、北朝鮮の弾道ミサイルが日本の上空を通過し、列島に戦慄を与えた。その時、何が起こったのか。緊迫の14分間をグラフィックスで振り返る。写真はミサイル発射を視察した金正恩・朝鮮労働党委員長。朝鮮中央通信(KCNA)提供(2017年 ロイター) ミサイルが通過した地域では防災無線などを通じてサイレンが鳴り響き、安倍晋三首相は「わが国を飛び越えるミサイル発射という暴挙は、これまでにない深刻かつ重大な脅威」と北朝鮮を非難した。日本列島に戦慄を与えた今回のミサイル発射を、グラフィックスで振り返る。 北朝鮮は29日午前6時前、首都平壌の近郊から弾道ミサイル1発を発射した。ミサイルは高度550キロに達し、北海道の上空を通過しなが