秋田県鹿角市の山林で倒れていた男性の遺体を搬送しようとしていた警察官2人がクマに襲われたことを受けて、21日朝から、現場付近まで安全を確保しながら車で移動して遺体を運び出せるよう林道の道幅を広げる工事が行われました。 鹿角市十和田大湯の山林では、5月18日、男性が遺体で見つかり、運び出そうとしていた警察官2人がクマに襲われ、頭や腕などに大けがをしました。 警察などは、山林にはクマがいるおそれがあるうえ、現場が斜面になっていて車では十分に近づけないことから安全の確保が難しいとして、遺体の搬送を中断しています。 これを受けて警察や鹿角市などが対応を検討した結果、車で安全を確保しながら遺体の近くまで移動するため、林道の道幅を広げることになり、21日、国から委託を受けた業者が車で入ることができない林道の途中から遺体付近までの数百メートルの区間で工事を行いました。 警察によりますと、男性の遺体は林道
![クマに襲われ遺体搬送出来ず 林道拡幅工事を実施 秋田 鹿角 | NHK](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f3b97066b3683717d4017b0e80ac4e261c380193/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20240521%2FK10014456031_2405211237_0521130347_01_03.jpg)