衛星写真がとらえた「思いがけないシーン」(下) 2005年4月15日 コメント: トラックバック (0) Daniel Terdiman 2005年04月15日 (4/14から続く) デジタルグローブ社のヘリング氏によると、同社は43万枚を超える衛星写真を所持しており、思いがけない貴重な写真に出くわすことが日常化しているという。同社は米アース・サテライト社とともに、キーホール社に衛星写真を提供している。 ヘリング氏はとくに驚くべきものとして、インド洋で発生した津波がスリランカの海岸に押し寄せる様子(写真)をとらえた一連の写真を挙げている。これらの写真には、渦巻くインド洋(写真)がはっきりと写っている。昨年12月26日午前(現地時間)、まさにスリランカが津波に襲われているとき、デジタルグローブ社の人工衛星は同国の真上を飛んでいた。 ヘリング氏は「われわれはスリランカ南西部の人々と関わる機会を
衛星写真がとらえた「思いがけないシーン」(上) 2005年4月14日 コメント: トラックバック (0) Daniel Terdiman 2005年04月14日 マイク・リーズさんは長年、オレゴン州ポートランドの自宅から車ではるばる、ネバダ州のブラックロック砂漠で開催される『バーニングマン』アートフェスティバルに通いつづけている。 そのため、米グーグル社が5日(米国時間)、『グーグル・マップス』に高解像度の衛星写真を眺めたり道順を確認できる新サービスを追加した(日本語版記事)と発表したとき、リーズさんはコンピューターの画面で約800キロの道のりをたどり、年に1度往復している道のそばに何があるかを見ずにはいられなかった。リーズさんは「約70キロずつクリック」して道順の写真をたどっていったが、その最後に、バーニングマンの建設途中の会場を非常に細かいところまで見られるとは思いもしなかった。 実際
既報の通り、NTTドコモがビジネスコンシューマ向けFOMA端末「M1000」の開発を発表した。FOMAネットワーク(W-CDMA)に加え、海外で使われているGSM/GPRSも利用可能となっており、海外でも音声通話に加えて、SMSの送受信、データ通信、テレビ電話が可能な「WORLD WING」対応端末の第2弾となる。開発発表のため発売時期は未定だが、6月には発売される見込みで、価格は実売で5万円程度になると見られる。 数字キーなどがばっさりと省かれた"ビジネスFOMA"「M1000」 M1000は、FOMA端末としては独自の位置づけになる。FOMA/GSM/GPRSに加え、無線LAN(IEEE802.11b)、Bluetoothにも対応、さらにPC向けサイトも閲覧できる「Opera 7.5」を搭載しており、Flash Ver.5・JavaScript 1.5を使ったPCサイトもそのまま閲覧で
今年のはじめに、Bill JoyがKleiner Perkins Caufield & Byers(KPCB)のパートナーに就任したと聞いたとき、その意外な取り合わせに当惑した人もいるだろう。 シリコンバレーを代表するベンチャーキャピタルが、「黙示録の第5の騎士」とあだ名される人物を、その中枢に招き入れるとは(訳注:新約聖書「ヨハネの黙示録」によると、世界の終わりには「疫病」「戦争」「飢饉」「死」を象徴する4騎士が現れる)。 しかし、このようなあだ名は、この有名な開発者と、彼が5年前に「Wired」誌で発表した刺激的な論考を曲解したものだ。 先端分野--生物学とテクノロジーを融合させた遺伝子工学など--の研究がはらんでいる倫理上の問題に光を当てたこの論考は、発表と同時に一大論争を巻き起こした。しかし、これは科学技術者として数多くの功績を残してきたBill Joyが、長年の経験からたどりつい
干ばつと戦争に見舞われた孤島に一刻も早く食糧を届けよ――。こんなミッションを競う人道支援ゲーム「Food Force」が国連食糧計画(WFP)から発表された。人を殺す暴力ゲームではなく人を救うゲームを通じ、子供たちに人道支援について知ってもらう狙いだという。 ゲームの舞台は「シェイラン」という架空の島。何万人もの避難民が発生し、緊急の食糧援助を必要としている。プレイヤーはヘリコプターで状況を偵察、避難民に空中から高エネルギービスケットを投下し、武装した反政府勢力と交渉しながら、食糧援助を通じて村の再建支援に当たらなければならない。 これらの仮想ミッションは、WFPがスマトラ沖地震による津波被害の救援物資を届けるに当たり、実際に直面した課題がモデルになっているという。 「Food Forceが子供たちの関心をかき立て、エイズとマラリア、結核を合わせたよりももっとたくさんの人が飢えで死亡してい
IBMがFirefoxの開発に携わるプログラマを探している。同社のサーバソフトに同ブラウザを適応させるための開発要員ということだが、これはFirefoxが主流になったことを示す最新の例と言える。 IBMのウェブサイトに掲載された求人情報によると、同社ソフトウェアグループの先端技術部門は、「Mozilla Firefoxウェブブラウザに新機能を追加して、IBMのOn Demandミドルウェアスタックと連係させる」作業にあたるプログラマを募集しているという。 IBM関係者は米国時間13日、この求人情報が同社先端技術部門の1ポジションに関するものであることを認めた。この関係者によると、採用者はFirefoxプロジェクトに携わることになるという。 Firefox関連の開発作業は、IBMがこれまで進めてきた「Workplace」ソフトウェアの取り組みとぴったり合致する。Workplaceは、いくつか
ライブドアは4月14日、総合ポータルサイト「livedoor」の検索エンジンを自社製からGoogleに切り替えた。きめ細かい検索や的確さなど、総合的な検索能力の強化をするには自社開発を進めるよりも、すでに定評があるGoogleを利用したほうがいいと判断した。 Googleに切り替えたのは、キーワードで検索する「livedoorサーチ」(ウェブ検索)だ。機能はGoogleの検索に準じており、4月下旬からは「サイトのタイトルのみでの検索」や「特定URLの検索」、またはファイルタイプや更新日、言語などの「指定検索」などのオプションが利用できる。 ウェブ検索を実行した検索結果の画面では、最上部に検索キーワードに連動した「スポンサーリンク」が表示され、その下に検索結果が並ぶ。スポンサーリンクは、Googleの「アドワーズ広告」とライブドアの完全子会社であるジェイ・リスティングが手がける「Jアドリステ
Intelが、ムーアの法則が初めて発表された雑誌に1万ドルを用意すると発表した翌日、イリノイ大学工学部の図書館では、2冊保有していたこの雑誌の片方が紛失してしまった。 同大学のGrainger Engineering Libraryで働く司書補Mary Schlembachによると、「Electronics Magazine」の1965年4月19日号を含む雑誌のバインダーが、何年も前から置かれていた棚から突然消えてしまったという。Schlembachは、1人の学生が同じ日に携帯電話でその雑誌について話しているのを耳にしたという別の司書の証言も明らかにした。通常、この雑誌はあまり読まれることがない。 「いつなくなったのか分からない。突然だった。ほかの図書館でもこうしたことが続くだろう」(Schlembach) スタンフォード大学やワシントン大学などの司書らは、Intelがこの雑誌に1万ドルを
あるLinuxプログラマが14日、ドイツで行なわれたGNU GPL (General Public License)の遵守に関する訴訟で勝訴したと発表した。GPLはフリー/オープンソース業界における数多くのプロジェクトで利用されている。 ミュンヘンの地方裁判所は12日、多目的セキュリティ機器メーカーのFortinetに対し、原告のHarald Welteが開発に携わったLinuxコンポーネント「initrd」を含む製品の販売を禁止する、仮差し止め命令を下した。 WelteはLinuxプログラマであると同時に、GPL Violationsプロジェクトと呼ばれる活動を行っている人物でもある。同プロジェクトは、GPLが適用されたソフトウェアを組み込んだ製品を販売する企業に対し、ライセンス条件を遵守するよう呼びかけている。GPLの下では、誰でも無料でGPLソフトを自社製品に使用できる一方、そのよう
逮捕されたウィニーの作者は著作権制度を崩壊させ、 新たな制度の誕生を夢見ていた。荒唐無稽だが、 そこにはおもしろい発想が潜んでいる。 ●合法的に著作物をただで見れる制度 音楽を聴いたり映画を見たりするほうは、もちろん、ただで見れるものなら見たい。作ったほうは、これまた当然のことながら、「そんなことをされたらたまらない」と考える。両者が折り合うことはなさそうだ。 しかし、5月10日に逮捕されたWinnyの作者は、おもしろい提案をしている。 はっきり言って、現実味はひじょうに少ない。空想的と言ってもいいくらいだ。最初に読んだときには、ばかばかしいと思って放り出してしまった。でも、逮捕されたあとあらためて読んで、考えが変わった。 ウィニーの作者は、だいたい次のように言っている。 「現在のコンテンツ流通の根本的な問題点は、簡単にコピーできてしまったり配信システムがまずいことにあるのではない。インタ
歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 このところある回ではホリエモンを持ち上げ、次の回ではホリエモンをけなしているみたいで、応援するのかしないのかどっちなんだ、はっきりしろ、と思っている人もいるかもしれない。 ホリエモンが「株主のため」に戦っていることが世の中を変えることにつながっているという意味ではホリエモンを応援するけれど、株主資本主義の論理に何の懸念も持たず、すべてそれで片が付くと臆面もなく語ることには大きな疑問を感じる。結局のところ、私も含めて株主でもない人間が勝手な思いこみをして、ことさらに応援したりするのはそれ自体ヘンなことなのだろう。勝手な
マイクロソフトが、これまで何カ月も隠しておいたLonghornというお宝を、ついに世間に公開し始めた。 次期Windows「Longhorn」は2006年に市場に投入される予定だが、同社は今週報道関係者向けに行った簡単なデモを皮切りに、今後さまざまな場所でその機能を紹介していく。新たに提供される重要な機能のなかには、改善されたセキュリティやデスクトップ検索、さらにノートPCを複数のネットワークで利用する場合の使い勝手の向上などがある。 「これはものすごいものになる」とMicrosoftのJim Allchin(同社グループバイスプレジデント)は米国時間14日に、CNET News.comに語った。Microsoftでは、Longhornに関して、Windows 95発売時のように当日大勢の人間を動員して小売店の店頭に立たせるといったことは考えていないという。Allchinもそのことを認めた
2005年04月14日 アップルコンピュータ(株)は14日、29日に発売を予定している次世代OS『Mac OS X バージョン 10.4“Tiger”』(以下Tiger)の機能説明会を開催した。同日発表された決算発表では『iPod』が牽引し、過去最高の業績となった。同社代表取締役兼米アップルコンピュータ社マーケティング担当バイスプレジデントの前刀禎明氏は「アップルもジョブズも絶好調」と誇らしげに語った。
アップルコンピュータは4月14日、4月29日に発売する「Mac OS X v10.4 “Tiger”」について説明会を開催した。Tigerは、Mac OS Xとして5回目のバージョンアップ製品だ。同社代表取締役の前刀禎明氏は今回のバージョンアップについて、「これまでも常に最高の製品を提供するよう追求してきたが、今回の製品はより洗練され、進化した」と述べた。 Tigerの200以上にも及ぶ新機能の中、今回の説明会で強調されたのは「Spotlight」「Dashboard」「iChat」の3機能だ。 Spotlightは、デスクトップ内のデータを瞬時に見つけるための検索機能だ。ハードディスク内のデータからメタデータを検索し、電子メールやコンタクト情報、画像、PDFファイル、Microsoft Officeの書類を含む各データを探し出し、整理したうえで表示する。同社プロダクトマーケティング部 課
「Microsoft Officeは高いと思う方は手をあげてください」---。マイクロソフトのオフィス担当者が会場に向かって質問すると,会場の十数人のほとんどは,すっと手をあげた。マイクロソフトが4月12日,報道関係者向けに開催した「改めて考えるOfficeソフト,デスクトップOSの価値」と題する説明会でのことだ。 Microsoft Officeは,Word,Excel,PowerPointを含むStandard Editionがマイクロソフトによる推定価格で4万5800円。Accessも付属するProfessional Enterprise Edition 2003が同5万5200円。大量ライセンス購入によるボリューム・ディスカウントもあるが,価格帯はここ数年変わっていない。一方,ハードウエアの価格はこの間,劇的に下がり続け,パソコン本体は現在5万円もあれば十分なスペックのものが買える
This is ef's weblog. the contents of this site may be altered or deleted without prior notification. NHKがプロジェクトXで取り上げたらしく、最近はあちこちでTRONの提灯記事を見かける。朝日新聞の投書にも連日のように「TRONをもっと評価しろ」といったものが掲載される。 でも、俺はちょっとヤな感じ。だってTRON嫌いだから。 どちらかというとTRONというOSそのものというよりも、東大の坂村センセイが好きじゃない。理由はたくさんある。 まず、彼が提示している未来の理想的なコンピュータ社会やらTRONハウスだかを見てみると、とにかく何でもかんでもあちこちにコンピュータを埋め込んで接続して管理したがっているのがわかる。あれもコンピュータ制御これもコンピュータ制御。家に帰れば電気が付いていて空
ディレクトリサービス 【directory service】 ディレクトリサーバ / directory server 概要 ディレクトリサービス(directory service)とは、ネットワーク上の資源に統一された識別名を与え、その所在や属性、設定などの情報を登録・記録し、検索・提供できるようにしたシステム。 ネットワーク上の構成要素や接続機器、利用者数の多い企業内LANなどでよく利用されるシステムで、利用者アカウントやネットワーク資源を一元管理し、管理者の負担軽減や利用者の利便性向上を図ることができる。 ディレクトリサービスが管理する資源は利用者(アカウント)、各種のサーバやサービス(ファイルサーバ上の共有フォルダなど)、プリンタなどのネットワーク接続の機器などである。これらに対して一意の識別名を与え、物理的な位置を意識せずにアクセス可能にする。 一部のシステムでは利用者の認証情
今日、ものすごい量のコメントスパム攻撃があった。攻撃中に気がついたので、被害はそれほど大きくなかった。ログを見ていると、国内の IP アドレスからの発信がある。そのアドレスにアクセスしてみると、ハードディスクつきの DVD レコーダーだった。 コメントスパムの攻撃は、朝の 8:18 から始まり、13:42 に終わるまでに合計 794 件のアクセスがあった。そして、攻撃をしてくるサイトは 182 にものぼった。多すぎる。ホスト名が登録されていないサイトがほとんどだが、いくつかは登録されている。ホスト名がついているサイトのドメインを見ると、com, net, edu, ar, br, it, fr, mx, jp など全世界に渡っている。 bbtec.net, ne.jp, or.jp, co.jp という見覚えがあるドメイン名を発見。国内ではないか。コメントスパムの内容は英語なのに、国内から
7月20日(火)〜7月23日(金)までの間、梅田望夫さんの代わりに川野俊充さんがゲストブロガーとして再び登板します。前回の川野さんのゲストブログはこちらからご覧下さい。川野さんの経歴については川野さんが運営するAbacus::blogをご覧下さい。 私は文字を読むのが遅い。日本語だろうと英語だろうと、ひとの倍くらい時間がかかってしまうため、日々の情報収集をちゃんとやろうとすると、ずっとコンピュータに張り付いてしまう羽目になる。読む速度を上げるか、効率を上げないと、簡単に情報の洪水に溺れてしまう。今回はこんな私が毎日の情報収集の効率を少しでも上げようと、あれこれ試行錯誤をしている様子を読者の皆様にお伝えしようと思う。 RSSでBlogとニュースを Blogは基本的にBloglinesにRSSフィードを登録し、気が向いたときにざーっと眼を通している。もともとはアプリケーション型のRSSリーダ/
腰痛の具合が悪いので、今日はひさしぶりに腰にコルセット巻いてます。以前に通院してたときに処方してもらった痛み止めの薬がまだ残ってたので、それも飲んでます(1年以上前の薬だけど、大丈夫か?)。そのため、1日中眠くて眠くて仕事になりません。かといって飲まなければ腰が痛くて仕事になりません。いずれにしても、仕事になりません。わはは。 さて。 なんだか昨夜から編集者系Blogでは「本は高いのか、安いのか」といった話題で持ちきりのようで。書籍編集者esさんのところの「本は高いか、安いか? 本の適性価格とは」あたりが発端のようですが、そこからの関連で毎度おなじみ「ある編集者の気になるノート」さんが「それでも本が高いのならば、僕らはどうすればいいのだろう?」のなかでうちにも振っているので、自分もなにか書かねばとは思っているのですが、実はいま、あんまりものを考える時間がないのですよ(すまぬ)。 本の売価は
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