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ブックマーク / free.txt-nifty.com (16)

  • 未公認なんですぅ: 本も「売り切り」「再発」を繰り返せばいいのかもしれない

    紀伊國屋さんチェーンの月間書籍実売データを見てたんですよ。出版社ごとの実売数上位50点の一覧表を。うちのデータだけでなく、いわゆる「ビジネス書出版社」と呼ばれる他社さん数社のデータも一緒に。 上位50点に入るって、ほとんどここ1年くらいのあいだに出たなんですね。 当たり前といえば、当たり前です。普通に考えれば発行初月から数ヶ月ののほうが、1年も前に出たよりは売れるわけですから。初月に数千部の注文出荷があったでも、2~3ヵ月後にはよくて半分くらいの注文数になり、半年後には数百部、場合によっては数十部なんていう残念な結果になることだってあるわけです。 そして、こう書房だって年間40点弱の新刊を出してますし、他社さんではもっと発行点数の多いところもあります。そうであれば、上位が発行1年くらいまでので占められて当然。むしろ、数年前のが多く上位にリストされるということは「ちゃんと売れる

    FeZn
    FeZn 2008/01/31
  • 未公認なんですぅ: 本の内容を丸パクリしたメルマガのウェブ表示をやめない配信スタンドに内容証明郵便を送ったよ

    石原加受子;『邪悪な人を痛快に打ちのめす! 振りまわされない、疲れない、「自分中心」の心理学』こう書房,2007 (積読タワーの攻略記) 平相武;『成功するのに目標はいらない』こう書房,2007 (積読タワーの攻略記) 行ってらっしゃ~い (深くないですよ。) 辛口な意見 (たのしい検索 ゆかいな検索) 大衆感覚とか、のタイトルに関する感覚とか。 (不倒城) サービスとホスピタリティ (,読書感想『社会人として大切なことは) はじめてのづくり (夢いっぱいに生きる) 「面白い」だけのも、「売れる」だけのも、僕は作りたくはない。 (ある編集者の気になるノート) 藤巻さんに勝ったぞ! (稲田英助 稲さんの銀行テラー相談窓口) ロンドンの怖い話もいっぱい、怖い場所ロンドンダンジョン。ホラーファンには... (動画で巡るワールドツアー大全集~自分なりのジェットストリーム) 昨日の夜、寝て

  • 未公認なんですぅ: メルマガに本をまるまるパクられた!

    数年前につくったあるの内容を、まるまるパクッているメルマガを見つけた。 メルマガのタイトル自体がの書名とまったく同じ。そして文も、書籍は文体が「だ・である調」であるのを「です・ます調」に変え、登場人物の名前を少し変えてあるだけで、それ以外は見出しも文も丸写し。ご丁寧に「前書き」から丸写しで、毎号1章ずつ、ひとつの項目ももらさずの頭から全文を「メールマガジン」として配信していた。 発行者のT氏、同じ内容のメルマガを複数のメルマガ配信スタンドに発行登録してて、自分がそれを見つけた時点で第3号まで発行されてた。配信スタンドにあるバックナンバー表示を見て、そのメルマガが、自分がつくったの完全パクリであることがわかった。 バックナンバーを見ればパクリであることはわかる。だけど、バックナンバーには発行者のメールアドレスは表示されないので、発行者への連絡方法はわからない。 そこで、メルマガが

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    FeZn 2007/12/04
  • 未公認なんですぅ: アナログレコードのプチプチ音でなんだか穏やかな気分になる... みたいなもんか

    なんだか最近、活版印刷に注目が集まりつつあるのだそうです。 へこみ、かすれ…活版印刷 脚光再び アナログが新鮮(Sankei Web 2007/9/3) わからんではないな。 自分が編集部に異動になったのは1994年の秋のこと。そのときにはすでに活版(活字)印刷は下火で、世の中的には写植の時代だった。商品としては活版時代につくられたものもまだたくさん生きていたので、活版印刷されたを目にする機会はそれなりにあったけれど、自分がを製作する際に活版の指定をしたことはないし、もともとの意味でのゲラも見たことがない。文字組等の指定は写植、それもすでに電算写植だったので、校正紙はいわばワープロのプリントアウトみたいなもの。手張りの写植は、校了直前の最終校正の際に誤字等が見つかってしまったときに、印刷所でフィニッシュ担当の人が部分的に打ち直したものを上手に貼ってくれたものを見るくらいだった。 電算写

  • 未公認なんですぅ: 売れない本ほど高い設定になって、その分、印税が増える... ようなことは、めったにないと思うのだけど、どうだろう?

    売れないほど高い設定になって、その分、印税が増える... ようなことは、めったにないと思うのだけど、どうだろう? 印税の不思議を読んで。 まずはAの。 初版部数が多く刷れないから単価を高めに設定する、ということはたしかにあるけれど、2500円などという高額をつけても3000部も売れるというのは、それは「売れない」ではなく「コアで確実なファンのいる計算の立ちやすい」であり、その意味では「売れる」だと思う。 実際は、2500円などという売価をつけたがたくさん売れる可能性は低い。市場価格の動向から購買者が支払ってくれるであろうおおよその額を想定しその上限あたりに売価設定をした結果1800円くらいが限度かなぁとなるんじゃないかなぁと考える。人気度に差はあるけれどジャンル的には競合関係にあると思われるBのが1200円で設定されるなら、そこから大きく離れた値付けはしにくいはず。 しかし

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    FeZn 2007/08/09
  • 未公認なんですぅ: コンテンツにお金を出してもらうのではなく、手段にお金を出してもらうことを考えることが必要なんじゃないかな

    コンテンツにお金を出してもらうのではなく、手段にお金を出してもらうことを考えることが必要なんじゃないかな ここ最近、といっても1~2年くらい前からかな、思っているんですけれど、コンテンツそのものを売るという考え方って、もうかなりきついんじゃないかと。 うまくいえないのだけど、情報にしろ創作物にしろ、もちろんそのコンテンツ自体には「お金を払うだけの価値がある」ものも多いだろうし、だからこそお金を出して買ってくれる人もいると思うのだけど、でもそれは「コンテンツ」にお金を出してるんじゃなくて、実は「コンテンツの入手方法」にお金を出してるんじゃないのかなぁと思うのですよ。 とくに、もとになる「コンテンツ」自体が文字や音や映像といったデジタルデータに変換できるものである場合、そのコンテンツを手に入れた誰かが勝手にデジタルデータにしてしまうことは充分に考えられるし、そうして作成されたデータが元のコンテ

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    FeZn 2007/06/14
    21世紀。本を作る側はどうするか。
  • 未公認なんですぅ: 雑誌そのものを広告にしちゃったのね、きっと

    自分はマンガ雑誌を読まないので興味がないのだけど、先月創刊された無料の週刊漫画誌『コミック・ガンボ』はなかなか人気があるようですね。駅前で配ってるのを見かけるけど、ホットペッパーなどよりも受け取り率がずいぶん高いように見えます。無料誌とはいえ、内容も充実しているそうで。連載陣もそれなりに有名マンガ家さんらしいし(よく知らない)。 雑誌そのものは無料配布なので、当然、雑誌自体の販売とはぜんぜん違うところから利益を得なけりゃ制作費も出ないわけですが、どこからお金を得ているかといえば、当然のことながら広告費収入なんだろうと思います。んでも、それだけじゃなかったのね。 無料雑誌に連載されて人気になったマンガは、その後、単行コミックとして販売すると。そこで、費用のいくばくかを回収するわけですね。さらに、連載マンガを原作とした映像化もすすめ、原作使用料収入を得ると。 なんとなく、こっちが主目的なのか

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    FeZn 2007/03/01
     映像の世界で、深夜枠を買う制作会社、というのを思い出したり。なるほど。
  • 未公認なんですぅ: 本である必要もないし、作家である必要もない

    「パンダのため息」おもしろいな。「パンダ舎」(仮名)さんのような大出版社で働いてる人は、こういうふうに考えたり感じたりするんだぁということがかなりぶっちゃけ気味に書かれてて、参考になるような、ならないような(笑)。うちと違っていちおう所属会社は仮名になってるけど、思いっきりバレバレだし、なのにそんなこと書いてだいじょぶかぁと少し心配になったり。 それはともかく。 「ケータイ小説家たち その1」でケータイ小説の作者さんのことについて書いていて、その作者さんたちがプロ作家になるつもりはないといっていることに対し、Blog書き手の鞠小路まりさんは、 「このおふたりなどはそもそもなぜ小説を書いたのでしょうか?」 といっている。たぶん、プロになる気もない人がなぜ小説など書いたのか、という意味なんじゃないかと思うのだけど、そんなに不思議なことだろうか? それとも、ここであげられているふたりのケータイ小

    FeZn
    FeZn 2007/02/22
     >"だから、プロである必要も、本である必要も、ないんじゃないかなと。そして、そういう人って、実はもう少なくはないんじゃないかなと。"
  • 未公認なんですぅ: せっかく「ページをめくる」のだから

    電子ブックって読んだことないのだけど、電子ブックの専用ソフトって「ページをめくるように読める」ということにえらく力を入れているというか、こだわっていることが多いようで。せっかく文字をデジタルデータにするのだから、デジタル上でアナログ的な見え方の再現をめざすより、なにかもっと「デジタルならでは」の見せ方を追求したほうがいいように思うのですけどねぇ。 たぶん、あれだね。電子ブックリーダーの開発をしている人たちがきっと「アナログのが大好き」で、アナログをデジタルに置き換える以外の発想が出てこないのかな。たぶん、「アナログな」なんてほとんど読んだことがなくて、文字や文章に接するのは最初からディスプレイ上(デジタルデータ)でした、という世代の人たちが開発者として、ある程度の決定権を持った地位につくような時代にならないと、電子ブックのブレークはないのかもしれない。 ちなみに、こう書房はデジタル系の

    FeZn
    FeZn 2007/02/10
     見開きに納める。は、やってますー。
  • 未公認なんですぅ: 見ている相手が違う気がする

    もう1か月くらい前に書かれたものですが、こんな記事を見つけました。 アマゾン「なか見!検索」って、どうよ? なんだか『新文化』(出版業界の専門新聞です)に特集記事のようなものがあったようですね。うちの会社でも『新文化』はとっていたように思うのですが、編集部に異動になって以来、ほとんど見た記憶がありません(営業部のころはほぼ毎回チェックしてた)。 しかし、なんだかなぁ。 「なか見!検索」は、あって当たり前のサービスだと思います。これを批判するよりも、これまで同様のサービスをきちんと出版社が自社サイトで提供してこなかったことのほうが批判されるべきだと思いますけどねぇ。 出版社には、いまでも「は書店で買うもの、書店で買うのが正しい」といった考えを持った人が少なくないようです。おそらく、ご自分が「書店以外ではを買わない」タイプなんだろうと思います。それはそれで素敵なことですので、どうこういう筋

    FeZn
    FeZn 2006/04/21
     なか見検索の。
  • 未公認なんですぅ: 自分が主に生息している世界以外のことって、イメージしにくいんですよね

  • http://free.txt-nifty.com/free/2005/06/post_0c0c.html

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    FeZn 2005/06/20
    本。広告。
  • http://free.txt-nifty.com/free/2005/05/post_f8ad.html

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    FeZn 2005/05/11
    "「その時点での商品価値が違う“同一商品”」が存在する"
  • 未公認なんですぅ: いったいいつまでこの書籍流通システムは続くのだろう?

    えっと、まず最初に。 このBlogに書いていることは、あくまでも私あまろ~ねの個人的な考え方であり、会社の公式見解とか会社の考え方とかとはまったく別のものです。ここはあくまでも個人的なページで、会社はいっさい関与してませんので、くれぐれもお間違えなく。 ついでにいうと、自分は会社のなかでは変わり者の部類です。もともと飲流通(というか、大手ファミリーレストラン企業)からの転職者で、社内で唯一の部署異動経験者(以前は営業部にいたんです)ということもあってか、社会人経験が基的に出版流通のなかだけという社内の他の編集者とは、かなり異なった考え方を持っているようです。 といった前置きをしておいてっと。 業界内にいる人にとっては周知の事実なんですが、一般の読者さんは意外とご存じなかったりするんですよね。って、委託品だってこと。 出版社・取次(問屋)・書店とのあいだの取引形態には、委託と延勘と買切

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    FeZn 2005/04/16
  • http://free.txt-nifty.com/free/2005/04/post_e468.html

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    FeZn 2005/04/15
  • 未公認なんですぅ: 本の売価ってやっぱり「高い感じ」がするんじゃないの

    腰痛の具合が悪いので、今日はひさしぶりに腰にコルセット巻いてます。以前に通院してたときに処方してもらった痛み止めの薬がまだ残ってたので、それも飲んでます(1年以上前の薬だけど、大丈夫か?)。そのため、1日中眠くて眠くて仕事になりません。かといって飲まなければ腰が痛くて仕事になりません。いずれにしても、仕事になりません。わはは。 さて。 なんだか昨夜から編集者系Blogでは「は高いのか、安いのか」といった話題で持ちきりのようで。書籍編集者esさんのところの「は高いか、安いか? の適性価格とは」あたりが発端のようですが、そこからの関連で毎度おなじみ「ある編集者の気になるノート」さんが「それでもが高いのならば、僕らはどうすればいいのだろう?」のなかでうちにも振っているので、自分もなにか書かねばとは思っているのですが、実はいま、あんまりものを考える時間がないのですよ(すまぬ)。 の売価は

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    FeZn 2005/04/15
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