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ブックマーク / blog.a-utada.com (19)

  • 「ネット失望の時代」がやってきた: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    「ウェブは進化し、社会の発展をうながす」というのは誤りか? 時代の歯車がまたひとつ回った、ということなのか、 楽天的なウェブ観が消えようとしている。 ●ウェブは貧乏人とヒマ人の集まり? ネットの潮流が変わってきた。 90年代のネットは、ひと言で言えば「解放区」だった。会社などでは上司がネットのことをよくわからず、若い社員が好き勝手にやれる解放区だった。 ネット・ベンチャーの隆盛もこうした流れの延長にあった。ネット・ベンチャーたちは、長髪や金髪で背広やネクタイもつけず、どこでも遠慮会釈なく入っていった。これからの時代はこういったものだと自信満々で、パソコンを駆使してプレゼンし、頭の固い人々を煙に巻き、「時代に遅れてはならない」という「大人たち」の不安感を逆手にとってビジネスを拡大していった。 こうした流れの象徴がライブドアだった。 世の中は「失われた時代」が続き景気は悪かったが、硬直した世の

    FeZn
    FeZn 2009/07/24
  • 歌田明弘の『地球村の事件簿』: 新聞収入はネット版に完全移行すると現状では1/10以下

    ネット利用者は、メディアがネットに移行するのは当然すぎる話と思うが、 メディアは、みずからの「死」を受け入れながらでしか進行しないのかもしれない。 ●ネット版に移行すればするほど苦しくなっていく新聞 新聞が、ネットに進出して何が起こっているか。数号前にとりあげた『グーグルとウィキペディアとYouTubeに未来はあるのか?』というは興味深い数字を載せていた。 ニューヨークタイムズ紙の印刷版の有料購読者数は平日版が110万人、日曜版が170万人なのに対し、無料オンライン版の利用者は月4000万人いるそう だ。しかし、印刷版の年間収入が15億ドルから17億ドルあるのに、オンライン版は2億ドルしかないという。オンライン版の収入が少ないことは容易に想像 できるが、具体的な数字を目にすると、いろいろなことを考えさせられる。 アメリカでは日曜版だけ、あるいは平日版だけの定期購読者もいる。平日版を30倍

  • ウィキペディア批判の急先鋒が作ったネット百科: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ウェブ2・0はあっという間に流行語になり、 さらには批判の声も上がり始めたが、 ウィキペディア創立者の一人が、 ウェブ2・0の欠点を補う試みを開始している。 ●ウェブ2・0批判 不特定多数の人が参加してコンテンツやサービスを作るウェブ2・0はあっという間に流行語になり、早くも手垢が付いた言葉になり、さらにはウェブ2・0批判の声も上がり始めた。 ウィキペディアの創立にもかかわったラリー・サンガーは、ウェブ2・0批判派などと呼ばれれば心外だろう。実際ウェブ2・0に理解を示す文章も書いてい る。しかし、ウェブ2・0の代表的なサイトと見られているウィキペディアの現状にはきわめて批判的で、異なったコンセプトにもとづくネット百科を立ち上げ た。 実際のところ、一括りにオープンソースとかウェブ2・0と言われているものにも微妙な違いがある。 オープンソースのOSとして知られるリナックスは、ネットで結ばれた

  • ウィキペディアの使い方: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ウィキペディアの記事はあてにならない、 という声もあるが、実際のところどう使うべきなのか。 そして、まだ汲みつくされていない可能性はないのか。 ●ウィキペディアは学校では使ってはいけない? ウィキペディアは、いくつものポータルサイトやツールバーに組みこまれ、検索結果上位に出てくることが増えた。ネットレイティングスの調査によれば、月間利用者数は2ちゃんねるやユーチューブを上まわり、1500万人以上にもなるという。 ウィキペディアのことを取り上げ始めたら、書きたいことが次から次へと出てきて、思いがけず、何回にもわたることになった。そろそろ終わりにしたいとは 思っているのだが、せっかく取り上げ始めたので、ウィキペディアをどう使えばいいのか、そしてその可能性はどんなところにあるのかを考えてみることにしよ う。 「誰が書いたのかわからないウィキペディアの記事は信用できない。学校などでは使ってはいけな

  • 完全に権威主義とさよならできる百科事典の作り方: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    おもしろいアイデアというのは、あるものだ。 ウィキペディアの記事の信頼性を ひと目で見分けられるようにする 画期的なアイデアを紹介する。 ●ブリタニカにはなくて、ウィキペディアにあるもの 一昨年、科学雑誌の「ネイチャー」が、ブリタニカとウィキペディアの記事の誤りの数はあまり変わらないと調査結果を発表し、ブリタニカが猛反発す る事件があった。百科事典界の頂点に君臨してきたブリタニカの原稿が、誰が書いたかわからない原稿と同じと言われてはたまらない、というわけで、ブリタニ カは、「調査の仕方がおかしい。記事を撤回しろ」とクレームをつけた。権威ある科学誌の看板を掲げるネイチャーのほうも引かず、調査は妥当なので撤回する 気はないと突っぱねた。 論争の勝敗はともかく、ひとつはっきりしているのは、ブリタニカの編集の方法は確立しているのに対し、ウィキペディア は、よりベターなものがあればいつでも変わりうる

  • ウィキペディアの常識と非・常識――「真実かどうか」は最重要ではない: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 ウィキペディアは、思った以上にまともに百科事典になろうとしている‥‥というと妙な言い方だけれど、みんなに適当に書いてもらっている、などということではなくて、きちんとした方法論をもとに、信頼性のある百科事典を作ろうとしている。 ウィキペディアには記事の執筆や編集にあたっての基方針がある。前回書いたように、中立的な観点で記述するとか、独自の研究は載せないといったことは、これまでの百科事典でも暗黙のルールとしてあった。ウィキペディアはさらに、信頼できるソースを示すという「検証可能性」を方針にしている。これは、リンクを使っ

  • ウィキペディアはいかにして信頼性を確保しようとしているのだろう?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 いまのウェブのようにリンクで結ばれた文書貯蔵庫のアイデアをウェブ以前に思いついた人は何人かいる。そのひとりはテッド・ネルソンだ。彼は、「ザナドゥ」と名づけた文書貯蔵庫を作ろうとした。ザナドゥと現在のウェブの違いはいくつかあるが、なかでも大きいのは、文書の改変について履歴をたどれるかどうかということだ。 いまのウェブは、もちろん特別の仕組みを導入しないかぎり、他人のサイトの文章をコピーして張りつけたり、それを変えたりしてもわからない。私もときどき自分のサイトの文章をそのままパクられていることに気づくが、ザナドゥは、オリ

  • みんなが情報発信者というのはどういうことなのか: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    「ふつうの人」がどんどん「取材」をし、 ネットで公開し始めたのがこの10年の変化だ。 ただ、そこには微妙な違和感を感じもする‥‥ ●誰にでも情報は平等に開かれている? 連載が500回目になったのを機会に、ここ10年のネットの変化を振り返っている。今回は、マスメディアとネットのかかわりについて書くことにしよう。 ジャーナリストというのは、国民の「知る権利」を代表しているということで、いわば特権を持って取材することが許されている存在だ。私もジャーナリストと 名乗って取材をすることもあるが、もともと新聞やテレビといった正統的なマスメディア組織で働いていたわけでもなくフリーの身で、特権を持って取材すると いうのは、正直なところどこか居心地が悪い。ふつうの人がふつうに生活している範囲で出会える情報をもとにしてものごとを考えるべきではないかという気も するのだ。 さらにいえば、特別の手段を使わなければ

  • 日本のネットはなぜかくも匿名志向が強いのか: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    誰が読むのかわからないブログや掲示板などでは、 匿名が当たり前になった。とはいえ、日の常識が 世界の常識かといえば、かならずしもそうではない。 ●アメリカのブログは実名が多数派、日は匿名が9割 5月26日に発表されたインターネットコムと goo リサーチの調査によれば、ブログ作成経験者のうち実名を公開している人は6.62%に過ぎず、それ以外はみな匿名だったという。 この調査はgooで募集した人たちが対象だから、実名でブログを書いていることが多い芸能人やライター、専門家などはほとんど含まれていないだろう。実際よりは匿名の割合が高いと思われるが、日のブログの大半が匿名なのは確かだ。 これが世界的にも標準かというと、そうではない。MITのメディアラボで博士論文を書いたファナンダ・ヴィエガスの04年の調査では、英語でブロ グを書いている人の55パーセントが実名、それ以外の人も20パーセントは

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    FeZn 2006/06/24
  • もうテレビはいらない?

    このままでは放送のデジタル化が失敗しかねないと 総務省も感じ始めたようだ。 その結果、テレビとネットの融合が格的に始まるかもしれない ●大きな起爆力を秘めた方向転換 先週号で取り上げたように、民放各局がまるで示し合わせたかのように相次いで、ネットでのテレビ番組のオンデマンド有料配信を始めることを発表した。それによってテレビとネットの融合が一歩進むかもしれないみたいなことを書いたけれど、実際のところ、すでに流した番組を有料で見せる程度で「テレビとネットの融合」というのは、ちゃんちゃらおかしい、というぐらいのものでしかない。これしきのことで、テレビのありようが大きく変わったりはしないだろう。 ところが、7月29日に総務省が発表した、情報通信審議会の第2次中間答申どおりになれば、テレビとネットの関わりは根的に変わるかもしれない。この答申は、パソコンが格的にテレビを見る装置になり、放送と通信

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    FeZn 2005/08/29
    >"ワープロ専用機が消滅してしまったのと同じことが、(中略)起こらないとはかぎらない。"
  • 日本の宇宙船の可能性: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 ●宇宙旅行会社の「上陸」 うーん、海外の宇宙旅行ツアーがどんどん日に進出してくる。前々回、イギリスの大手ヴァージン・グループがつくった宇宙旅行会社「ヴァージン・ギャラ クティック」が日語のホームページをつくって宇宙旅行ツアーの予約を始めていると書いたが、次の週には、日旅行会社がフライトを押さえて7名の日 人の客募集を開始した。かと思ったら今度は、アメリカの「スペース・アドベンチャーズ」という会社が日事務所を開き、ホームページを立ち上げた。 スペース・アドベンチャーズは、すでに宇宙旅行の実績のある会社だ。'

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    FeZn 2005/06/06
  • 日本でも図書館の全蔵書のデジタル化は始まるか?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 グーグルの新しいプロジェクトについて友人の編集者と議論した。以前書いたように、グーグルは、英米の大きな大学の図書館の蔵書延べ1500万冊以上をスキャンして電子化する。利用者はネットで検索して著作権の切れたものは全文を、著作権のあるものは出版社が認めたは該当個所の前後2ページ、そうでないものは数行を1冊につき3個所まで表示する。課金して全文アクセスすることもできるようになるだろうから、これでのデジタル時代が一挙に幕を開けるのではないかと、先月、私はいささか興奮気味で原稿を書いた。しかし、議論をした友人は、のデジタ

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    FeZn 2005/05/08
  • ウェブログ時代のニュースサイト──「リンク型ジャーナリズム」: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 ●ブログを知らない人は62パーセント 「いまさら聞けない○○用語」というのは、雑誌などでよくやられる特集だけど、「ブログ」もそうしたときに選ばれる定番の一語だろう。とはいえ、ブログの知名度はぐんぐん上がっている。「アンカーリサーチ with goo」の継続的な調査(登 録が必要)では、1年まえに「ブログについてよくわからない」と答えた人は40パーセントいたが、今年の3月には16パーセントになったという。ただし、 これはネット利用者に尋ねた調査なので、一般の人々が対象だと知らない人はもう少し多いはずだ【追記・4月に発表

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    FeZn 2005/04/30
  • 著作権市場の焼け野原から立ち上がるはずだったもの(デジタル証券について最初に書いた原稿): 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    逮捕されたウィニーの作者は著作権制度を崩壊させ、 新たな制度の誕生を夢見ていた。荒唐無稽だが、 そこにはおもしろい発想が潜んでいる。 ●合法的に著作物をただで見れる制度 音楽を聴いたり映画を見たりするほうは、もちろん、ただで見れるものなら見たい。作ったほうは、これまた当然のことながら、「そんなことをされたらたまらない」と考える。両者が折り合うことはなさそうだ。 しかし、5月10日に逮捕されたWinnyの作者は、おもしろい提案をしている。 はっきり言って、現実味はひじょうに少ない。空想的と言ってもいいくらいだ。最初に読んだときには、ばかばかしいと思って放り出してしまった。でも、逮捕されたあとあらためて読んで、考えが変わった。 ウィニーの作者は、だいたい次のように言っている。 「現在のコンテンツ流通の根的な問題点は、簡単にコピーできてしまったり配信システムがまずいことにあるのではない。インタ

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    FeZn 2005/04/15
    “アクセスに制約のあるアナログへのアクセス権を「配当」として使うという考え方”
  • バーチャル著作物マーケット: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

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    FeZn 2005/04/15
    “紙の本にならずとも電子的な形のままで創作行為の見返りを得られる仕組みが整備される必要がある”
  • ライブドアは「世界にひとつだけの花」?──拡大するポータルサイト: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    歌田明弘の『地球村の事件簿』 週刊アスキー連載「仮想報道」などの原稿のアーカイヴやリンクが中心です(詳しくは「プロフィール」参照)。編集部との話し合いで、週刊アスキーの原稿は発売後、次の金曜日以降に公開することになっています。つまり、実際に書いたのは公開日の2週間ほど前です。 このところある回ではホリエモンを持ち上げ、次の回ではホリエモンをけなしているみたいで、応援するのかしないのかどっちなんだ、はっきりしろ、と思っている人もいるかもしれない。 ホリエモンが「株主のため」に戦っていることが世の中を変えることにつながっているという意味ではホリエモンを応援するけれど、株主資主義の論理に何の懸念も持たず、すべてそれで片が付くと臆面もなく語ることには大きな疑問を感じる。結局のところ、私も含めて株主でもない人間が勝手な思いこみをして、ことさらに応援したりするのはそれ自体ヘンなことなのだろう。勝手な

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    FeZn 2005/04/15
  • ついに電子書籍の時代が始まる: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    12月半ばに明らかにされたグーグルプロジェクトの持つ意味はきわめて大きい。グーグルに協力するオックスフォード大学やニューヨーク市立図書館のスタッフは、グーテンベルクの印刷術の発明にも比べられる事件だとまで言ったそうだが、たしかにの世界が大きく変わる可能性を秘めている。 グーグルは、5つの大きな図書館にあるを(痛めずに)スキャンして電子化し、ネットの検索を通してアクセスできるようにすると発表した。スタンフォード大学の800万冊、ミシガン大学の700万冊の蔵書はすべてデジタル化、ハーバード大学やニューヨーク公立図書館の蔵書は一部を実験的に、オックスフォード大学図書館は1900年以前の。提携相手によってレベルは異なるが、著名な大学図書館2つの蔵書すべてをデジタル化すれば、知的な意味で重要なのかなりの部分は電子化されることになる。提携図書館は今後さらに増えていくだろうし、グーグル英語

  • 歌田明弘の『地球村の事件簿』: ネットの時代にはスクープに価値がなくなる?

    ホリエモンのメディアについての考えは、 いかにもどこかから取ってきたようでありながら、 率直な物言いが時代の雰囲気を突いてもいる (週刊アスキー「仮想報道」第379回) ●ニッポン放送だけでも十分 ライブドアとフジテレビの争いについてじつに多くの人がいろいろなことを言っているが、盲点をつかれたように思ったのは、ビデオ・ジャーナリストの神保哲生氏の指摘だ。私も含めて多くの人は(そしておそらく堀江氏自身も)ニッポン放送の株をねらったのはフジテレビの親会社だからで、「命」はテレビだと思っているわけだけど、神保氏は、ニッポン放送を手に入れるだけでも十分に意味があるんじゃないかとウェブログに書いている。 神保氏のサイトでは、多くの記者会見が、通常のテレビ放送のようにカットはされず、ほとんどそのまま見ることができる。しかし、それらはみな外国特派員協会での会見だ。記者クラブが主催する記者会見は、会員メ

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    FeZn 2005/03/28
  • 民放の広告モデルが崩壊するとき: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ニッポン放送株をめぐるライブドアとフジテレビの 争いはメディアの大きな変貌の中の一挿話と 見るべきだろう。変化が起きるのはこれからだ。 ●怪しさ満載で理解されないホリエモン うーん、怪しい。外国投資銀行が暗躍して、新興ネット企業が株を買い占めメディアを乗っ取ろうとしている‥‥ あらためてこう書いてみても怪しさ満載だ。ライブドアは、株を高騰させて売り抜けるのか、何か魂胆があるに違いない。フジサンケイグループの出来事を明日は我が身と思ったテレビ各局はこぞってホリエモンを呼び出して執拗に問いただす。なかには初めから糾弾するつもりで呼び出したとしか思えないニュース番組まであった。 しかし、このやり方はあまりにヘタだ。「既成メディアがよってたかって新興企業の若い社長をいじめている」としか見えない。ホリエモンの思惑を暴こうとばかりに居丈高の質問を繰り返せば繰り返すほどそう見えてくる。まるで、ホリエモン

    FeZn
    FeZn 2005/02/28
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