新・闘わないプログラマ No.392 キロ 単位につける接頭語にキロ(kilo)があります。キロメートル、キログラムといったものの「キロ」ですね。平凡社の「世界大百科事典」には、 ある量を表すときの単位につける接頭語で,103倍の意味。記号には k を用いる。国際単位系(SI)で SI 接頭語の一つとして採用されている。例えば,距離30 000mは30km,電圧15 000V(ボルト)は15kV(キロボルト)というようによく使われる。 とあります。などと誰でも知っていそうなことをえらそーにここで書いても仕方ないわけですが、世間一般には「キロ(kilo)」は103、つまり1000倍を意味し、小文字の“k”の記号で表します。しかし、これがコンピュータの世界になると、103 ≒ 210 なのをいいことに、この接頭語を210の意味で使うことがしばしばあるわけです。などと言うと、 「いや、それは違う