筆者リハビリ企画 「3」はドコまで円周率か?(前編) 小学生以下の大人のための円周率 今でこそ、理数系の人間みたいな顔をしてホームページなんぞを作っている筆者ですが、高校時代は化学が大の苦手でした。 物理・生物・地学は どちらかというと得意な方だったんですけど、どうしても「バケガク」だけは鳥肌が立ってしまうのです。 化学の何が嫌いって、細かい計算の多いこと。 「アボガドロ数」とか 「ボルツマン定数」とか、高校時代は 小数点以下の数字をひたすら計算していた記憶しかありません。 もちろん、高校物理にも「重力加速度」なんかは存在しますけど、文字式だけで 回答すればいい場合も多いんですよね。 計算嫌いの人生をたどっていくと、根っこは小学校時代までさかのぼります。 3桁の掛け算・割り算は憂鬱でしたし、分数も 計算の煩雑さが嫌いでした。(好きな人はいない
(『書写書道教育研究』第13号 p.69-80,1999) 教科書体フォントの状況及び小学校用コンピュータへの同フォント導入の必要性について 金沢大学教育学部附属中学校 礒野美佳 信州大学教育学部中学校教員養成課程 五十嵐啓一 上越教育大学言語系 押木秀樹 はじめに 研究の全体像 小学校教科用図書に、手書き文字の学習を意識した教科書体が多く用いられていることは周知の通りである。堀ら*1は、明朝体など日常目にする字形が、手書き文字の字形に影響を与えている可能性について述べている。この報告は書字学習時に参照する字形に限らず、文字を学習する年齢層において目にする字形一般が、書字学習に与える影響の大きさを示唆していると考えられる。この報告からも、小学校教科用図書に、手書き文字の学習を意識した書体が用いられていることの必然性が理解できよう。 一方、教師が作成する資料類や児童自
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 篆書は、石に彫るための書体であり字体である。隷書は篆書とほぼ同じ時代に文字を手書きするために生まれた書体であり字体である。筆記体としての隷書が楷書を生んだのであって、手書きするために工夫されてきた隷書を抜きにして楷書はありえない。 唐の太宗の時代、楷書の字体の乱れを正そうという学者たちがよりどころとしたのが『説文解字』に例示された篆書である。学者たちは『説文解字』の篆書の字体を楷書にあてはめ、そうして作った楷書を「正(字)」とし、その他を「通(字)」、「俗(字)」とした。つ
2001年7月12日(木) 組版は、知性か? 知性は組版か? 未来社の西谷さんがパソコンで編集を楽にする本を出し、私にとっては新味もないが、売れているということなので、編集者という時代から取り残された種族にとっては、新味がないほうがかえって読みやすくていいのかなどと思っている(これは皮肉ではないので念のため)と、組版の会などで活躍する前田さんが、ケチを付けて、さらにそれに西谷さんが、反論をおこなって、両方から、FAXが送られてきて、さらにDTPと多言語組版のことを全然理解できない野村さんが参戦し、いよいよ議論の無意味さに拍車がかかったようだ。 出版の問題は、組版にあるのではない。知を生産し、循環するシステムに問題があるのである。編集者の知性に問題があるのであり、書き手の創造性に問題があるのであり、消費者になりきった読者に問題があるのである。商売の大道に立ち返ることが出来ない書店に問題がある
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く