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ブックマーク / karafuneya.exblog.jp (19)

  • 印刷見聞録 : 今さら聞けない印刷用語集 その4「取り都合」

    京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。取り都合というのは、紙の全判から製作する印刷物がどれだけ取れるか、ということで、「取り都合が良い」とか「取り都合が悪い」といった言い方をよくします。 「取り都合が良い」とは、全判に対して、印刷物として使う部分を除くとほとんど紙のロスが出ない状態のことを指して言い、逆に「取り都合が悪い」とは紙のロスがたくさん出る状態を指します。 紙の全判のサイズは、通常四六判、菊判、B判、A判、ハトロン・・・

    FeZn
    FeZn 2008/12/09
  • 印刷見聞録 : 今さら聞けない印刷用語集 その3「版下」

    京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。DTP全盛の今となっては、来の意味では死語になりつつある「版下」ですが、意外と私たちは今でも何気なく「版下データ」などという呼び方で使っています。 来「版下」とは、アナログ製版時代、紙台紙に写植や図版の紙焼き(印画紙)を貼付けてトンボや罫線などをレイアウトしたものの名称でした。この版下台紙を製版カメラで撮影し、印刷用のフィルムを作成していたのです。またDTP初期は、レイアウトが完成したデ・・・

  • http://karafuneya.exblog.jp/9264820/

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    FeZn 2008/10/06
  • 印刷見聞録 : 活版印刷の苦手なこと、出来ないこと

    京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。今では、実際に活(凸)版印刷を発注した経験のある方は非常に少なくなっており、発注してみたいけれどどうしたらよいかわからないという方もたくさんいらっしゃると思います。 そこで今回は活版印刷が苦手なこと、出来ないことを説明させていただき、オフセット印刷を発注するときと比べて参考にしていただければと思います。 1、印刷サイズ オフセット印刷の場合、一般的には菊全判すなわち939×636mmの大きさの紙まで対応していますが、 活版印刷機は、菊全判まで対応する機械は全国的にもほとんど残っておらず、弊社でも最大サイズは四六判4切、つまり545×394mmの紙サイズまでしか対応できません。 したがってポスターなどでもB3サイズが限界で、A2・A1やB2サイズはできま

  • 印刷見聞録 : 原色版印刷

    京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。オフセット印刷機によるカラー印刷が普及する以前は、カラー印刷も凸版式の印刷方式で刷っていました。 普通の活版印刷と同じ機械を使うのですが、版は主に銅版を使い、単色印刷と区別して「原色版印刷」と呼んでいました。 弊社でも昔はよく原色版も印刷していたようですが、オフセットの波に押され、最後に原色版で印刷したのはもう20数年前のことです。 今回ブログでこのテーマを取り上げるにあたり、工場に版が残っていないか調べてみたのですが、どうも活字を処分した際に原色版もすべて捨ててしまったようで、残念ながら見つけることはできませんでした。 原色版の工程は、4色に分解したフィルムを作るところまではCTP以前のオフセットによるカラー印刷と同じです。このフィルムを銅版に焼き付

  • 印刷見聞録 : 特色について

    京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。印刷インキには大きく分けてプロセスインキと特色インキがあります。 プロセスカラーインキはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインキのことで、このインキを4色印刷機(昔は2色印刷機や単色印刷機の場合もありました)の各ユニットごとにセットして印刷するのがカラー印刷です。 一方特色インキは、プロセス・カラーで表現できない色(例:金・銀など)の印刷や、常に安定性が求められる印刷(例:包装紙やパッケージなど企業のアイデンティティカラーを表現)、3版以下で特殊な色表現をしたい時などに、主にいくつかのインキを調合して使用します。 このように印刷用途に応じてプロセスインキと特色インキを使い分ける訳ですが、これまでそれぞれの印刷価格はプロセスインキの1色と特色の

  • 印刷見聞録 : beat

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    FeZn 2008/08/26
  • 印刷見聞録 : CMYKからRGBへ

    京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。些か旧聞に属しますが、4年に一度開かれる世界最大の総合印刷機材展「drupa=ドルッパ」が今年の5月にドイツのデュッセルドルフで開催されました。 ドルッパは近い将来の印刷界の技術動向や方向性を示す展示会という性格が強いと常々言われているのですが、今回のドルッパは「インクジェットドルッパ」と呼ばれ、従来の大判ロールプリンタなどに収まらず、枚葉印刷、ラベル・シール、新聞輪転など印刷のあらゆる分野で開花したインクジェット技術が競うように紹介されました。 この分だと次回のドルッパでは、現在のオフセット印刷の品質にほぼ近い製品が数多く出てくることが予想されています。 ということはひょっとすると5〜10年後ぐらいには、昔オフセット印刷が活版印刷を駆逐していったよう

    FeZn
    FeZn 2008/08/21
    >"印刷業界にRGB時代がくることはほぼ間違いないと思われます。ですから我々も今からRGBに慣れ親しんでいくしかないでしょう。"
  • 印刷見聞録 : 入稿の手引き 完全データ編 その3

  • 印刷見聞録 : 入稿の手引き 完全データ編 その1

    これまでは、テキストや画像データを個別に入稿、弊社でデザイン・レイアウトを行うケースについて説明してきましたが、そのほかの入稿方法としては、印刷データ製作用のアプリケーションソフト(Adobe IllustlatorやIndesignなど)でデザイン・レイアウトまで完了したデータによる入稿、いわゆる完全データ入稿があります。 印刷データ製作用のアプリケーションソフトは、価格が高価である上、操作難易度も高く、また印刷の専門的知識も必要なため、一般の方はほとんど使われていませんが、グラフィックデザイナーなどには必須のツールです。 したがってデザイナーの方が発注主である場合や、デザイナーを介して印刷を発注をされる場合は、ほぼレイアウト・デザイン済(≠完全)データ入稿になります。 そこで、今回はこのケースの場合のよくあるデータ不備例や注意点について説明させていただきます。 まず、非常に多いのが、入

    FeZn
    FeZn 2008/05/08
     >"本来なら紙質もデザインの大きな要素の一つですし、紙質によって色指定なども微妙に変わってくる場合もあるはずですが、入稿の際にこちらがお尋ねして初めて考えるケースも多々あります。" うむー
  • 印刷見聞録 : 凹んでいるのが活版印刷!?

    京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。今年も残すところあと3日になりました。 今年の元日からスタートした「印刷見聞録」も丸1年が経とうとしています。 この1年はちょっとした活版印刷ブームが起こり、この印刷見聞録や弊社ウェブサイト「印刷の悉皆屋」を通じて、弊社にもたくさんの方からお問合せやご発注をいただきました。 そのような中で、皆さんがご発注に際し必ずおっしゃるのが、「(少々文字などが潰れてもいいので)凹むぐらい強く圧をかけて印刷してください」というご要望です。また「印刷がかすれていてもかえって味があるのでかまいません」とおっしゃる方も結構いらっしゃいました。 皆さんからのご要望は出来る限り汲みとるようにはしたつもりですが、これらのご要望に一番困惑したのが、活版印刷の職人さんです。なぜなら

    FeZn
    FeZn 2008/01/07
    >"職人にとっては「へたくそ」に印刷してくれ、といわれているのと同じ意味" まあ「凹んでなくちゃ」、そう思っていた時代が僕にもありまs(略
  • 印刷見聞録 : 色校正

  • 印刷見聞録 : 京都活字ドットコム

    京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。今回は、弊社と同じく京都に社を構えられ、主に書籍・学術書などの出版・印刷に携わっておられる図書印刷同朋舎さんが、活字のポータルサイトを目指して企画・運営されている活字文化発信サイト WEB季刊誌 『京都活字ドットコム』というウェブサイトをご紹介します。 図書印刷同朋舎さんでは、現在も膨大な量の金属活字を保有されており、活版印刷機が稼動しています。 『京都活字ドットコム』は、WEBマガジンとして主に3つのコンテンツからなり、「活字になった京都」では京都に縁(ゆかり)のある作家らの読み応えのあるインタビュー記事が、「京都活字散歩」では活字にちなんだ京都のスポットの紹介、「活字ミュージアム」では、活字の歴史が、それぞれ美しいビジュアルをふんだんに使って紹介

    FeZn
    FeZn 2007/11/10
  • 印刷見聞録 : IGAS2007視察 その2

    京都の印刷会社、からふね屋のブログです。現在主流のオフセット印刷の他に、活版印刷、シルクスクリーン印刷など、様々な印刷をご提供しております。前回に引き続き、9月21日から27日まで東京ビッグサイトで開催された、 IGAS2007という国際印刷機材展の模様をレポートします。 会場では最新の印刷およびグラフィックアーツ関連製品群が一堂に展示されているのですが、その一方で由緒ある印刷技法がいくつか展示されていましたので、今回はそちらを紹介します。 メインゲートを抜けると、まず目に入る凸版印刷の「VRシアター」というコンピュータで生成された三次元グラフィックスの「仮想現実」を体験できるデジタル映像ブースの隣に、ミズノプリンティングミュージアムのブースがありました。 ミズノプリンティングミュージアムは、東京都中央区入船にある印刷会社ミズノプリテックの社長さんが40年にわたって蒐めた古今東西の印刷の歴

  • 印刷見聞録 : IGAS2007視察 その1

  • 印刷見聞録 : 扇子について

    FeZn
    FeZn 2007/07/22
  • 印刷見聞録 : スクリーン印刷(後編)

    FeZn
    FeZn 2007/07/01
  • 印刷見聞録 : 紙の目について

    皆さんは紙には目があるのをご存知ですか? 紙の目とは、紙の流れ目とも呼ばれ、紙を漉くときに出来る繊維の方向のことです。 具体的には、紙を軽く折り曲げてみたときに、素直に曲がりやすい方向に紙の目が通っています。(紙を細長く切って、端を持ってみるとより分かりやすくなります) 一般の方はもちろんのこと、印刷発注担当者やデザイナーの方も意外と紙の目は意識されていませんが、われわれ印刷業者にとっては、紙の目は印刷物の最終仕上がりに大きな影響を与えるため、たいへん気を配っています。 いちばん紙の目による影響が出る印刷物は書籍です。書籍は、文も扉もカバーも見返しもすべて綴じ方向と平行、つまりの天地方向に目を通します。もし逆目にすると、開きが悪くなったり、反り返ってしまったり、ひどい時には文が背から分離してしまいます。 おなじく、カタログやパンフレットも綴じ方向と平行に紙の目を設定しないと、しわが

  • 印刷見聞録|からふね屋|京都

    いつも「印刷見聞録」をご覧いただき、誠にありがとうございます。 このたび、株式会社からふね屋の公式ブログ「印刷見聞録」は下記のアドレスに引越しいたしました。 是非RSSリーダーやブックマークを更新していただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 新「印刷見聞録」アドレス:http://www.karafuneya.com/blog/

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