書いて良かったーと思う判明、やっちゃった!感もありつつという気分については出す前に想像したとおりなんですけど、うれしかったのが似たような体験をした方から「自分のことかと思った」と感想をいただいたこと。それで改めて誤魔化さなかった部分の痛みが許された気がしました。自分がコレでどうこう変わるというモンでもないのですが、第三者に作用するのであれば私はそれが本望なので良かったし、出して良かったとはじめて思える。 文学は、批評は、かつて人に影響を与える強い言葉でなかったのか?と立ち返り、じゃあどういう方法が「効く」のだろうか?と考えたとき、現在の私ができる効果的な方法として『サマースプリング』が在るのだと思う。こういう自己認識の物語というと大島弓子の一連の作品『バナナブレッドのプディング』などがあるんだけど私はどうしようもなくこの手の自己認識の物語にやられがちなので(笑)自分が考えられる一番、効くや