フィンランドが11月30日、ロシアと接する東側の国境を完全に閉鎖した。12月13日まで渡航者が行き来する検問所を全て閉じるという。フィンランド政府は、北大西洋条約機構(NATO)に加わったフィンランドへの報復として、ロシアが意図的に移民を誘導しているためとしている。 フィンランドとロシアは1340キロにわたって国境を接し、渡航者が陸路で行き来する検問所が8カ所にある。このうち7カ所が11月24日までに閉鎖され、最後に残っていた最北端の検問所も30日で閉められた。 フィンランド政府によると、8月以降、ロシア経由で到着した約1千人のほとんどがビザなしで、難民申請を希望しているという。 国境警備隊幹部「極めて異常」 国境警備隊の幹部、マッティ…
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