無線LAN規格の普及促進を行っている非営利業界団体Wi-Fi Allianceは9月16日、同組織が策定した「Wi-Fi Direct」の機能拡張や、Wi-Fi業界の動向などに関する記者発表会を開催した。Wi-Fi Allianceマーケティング担当ヴァイス・プレジデントのケリー・デイヴィス・フェルナー氏が、Wi-Fi Allianceの活動内容やWi-Fiの普及がユーザーにもたらすメリット、今後の展開などについて語った。 「発見・接続・実行」をシングルステップで ユーザーの利便性が向上 フェルナー氏は、Wi-Fi Allianceを「シームレスな接続性を目指す組織」と位置付けた上で、「現在世界650社以上と提携し、2万以上のWi-Fi認定製品が世に出ている。Wi-Fi Direct導入デバイスもどんどん増えている」と現状を説明した。また同氏は「500万あるWi-Fiホットスポットは201