信越化学工業はスマートフォン(スマホ)や電気自動車(EV)に搭載するリチウムイオン電池の新材料を開発した。電池で蓄えられる電気の量を最大10倍に増やせるため、スマホの使用時間を延ばしたり、電池を小型にしたりできる。3~4年後に量産し、国内外の電池大手に供給する方針だ。次世代電池材料の開発では日本の素材企業が先行している。信越化学の参入でより多くの電気をためる技術の開発が加速しそうだ。信越化学が
マツダは、水素ロータリーエンジンをレンジエクステンダー(航続距離延長装置)として搭載する電気自動車(EV)を開発していることを明らかにした。2013年に官公庁や企業向けにリース販売する予定である。 同社は、ロータリーエンジンを搭載するスポーツカー「RX-8」の生産を2012年6月で終了する。これによりロータリーエンジン搭載車が同社のラインアップから消えるため、ロータリーエンジンの開発も終息の方向に向かうと見られていた。しかし、EVのレンジエクステンダーとして活用するために、ロータリーエンジンの新規開発を水面下で進めていたようだ。 マツダは1990年代から、二酸化炭素を排出しない次世代の内燃機関として水素ロータリーエンジンを開発を続けている。水素を燃料として使用できる水素ロータリーエンジンは、燃料電池と違って、ガソリンも燃料として使用できることを特徴とする。同社は2003年に、RX-8ベース
アメリカ航空宇宙局(NASA)は、オービタル・サイエンシズ社が開発中のロケット『アンタレス』のテスト飛行における取材登録の概要を発表した。 『アンタレス』の打ち上げは4月16日~18日のいずれか、午後3時頃(現地時間)の予定。今回のテスト飛行では、国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給を目的とした宇宙船『シグナス』を搭載しない。NASAによれば、『シグナス』の飛行実証試験は今年後半に行われる。 各報道機関の代表者は、米国の市民権を有していない場合、3月29日までにテスト飛行の取材許可証の発行を申請する必要がある。一方、市民権を有している場合、許可証の申請は4月10日までとなっている。 なお、NASAは一般人25名を招待し、『アンタレス』のテスト飛行を見学させることも発表している。見学希望者は、セキュリティの問題上、米国の市民権を有している者に限られるとのこと。NASAのホームページ(N
発表・掲載日:2006/12/12 32ナノ世代LSI用ひずみ構造のn型トランジスタを開発 -電流方向にひずみをかけ電子移動度を2.2倍に改善- ポイント シリコンの(110)結晶面に電流方向に引っ張りひずみをかけた新しいn型MOSトランジスタを開発 極微細化に適した立体マルチゲート構造のトランジスタを試作し、従来に比べ2.2倍の高い性能を実証 開発済みのp型MOSトランジスタと組み合わせ32ナノ世代のマルチゲートCMOSが実現可能に 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 吉川 弘之】(以下「産総研」という)次世代半導体研究センター【センター長 廣瀬 全孝】と技術研究組合 超先端電子技術開発機構【理事長 西田 厚聰】(以下「ASET」という)は、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構の委託事業である半導体MIRAIプロジェクト(次世代半導体材料・プロセス基盤(MIRAI)プロ
大規模災害や国連平和維持活動(PKO)などでの活用を目指して、防衛省が「無人機」の研究開発を急ピッチで進めている。 人間に代わって危険地帯での任務を黙々とこなすとあって、米国など主要各国が開発にしのぎを削るが、日本は予算不足から大きく立ち遅れている。 地面に置かれたソフトボール大の球体が真ん中から左右に割れ、中からカメラが現れた。車輪で動き回りながら周囲の様子を撮影し、画像を電波で送信する。 同省技術研究本部(技本)が2007年度から独自に研究を進める「手投げ式偵察ロボット」だ。テロ組織が立てこもる建物に投げ込み、内部の様子を撮影する用途などを想定。6年かけて重さを4分の1(670グラム)にしたほか、3メートルの高さから落下しても耐えられるよう改良を重ねている。 四輪駆動車を改造した「陸上無人機」の研究も進む。原発事故や紛争地帯での偵察や物資輸送を念頭に、周囲をセンサーで確認しながら時速約
日本、メタンハイドレートからの抽出技術握る唯一の国に 他国も研究強化で追随か―中国報道 XINHUA.JP 3月16日(土)0時5分配信 12日、日本から「最大の新型エネルギー」に関する情報が伝わってきた。経済産業省は同日、石油天然ガス・金属鉱物資源機構 (JOGMEC)を中心とする研究チームが、愛知県沖の深海にあるメタンハイドレート層からメタンガスを抽出することに成功したと発表した。日本は海底メ タンハイドレートの採掘技術を握る初めての国となる。JOGMECは13日、「2019年3月までにメタンハイドレート技術を使用できることを目指し、こ れによってクリーンなエネルギーを供給できる見込みが出てきた」と発表した。国際金融報が伝えた。 厦門大学中国エネルギー経済センターの林伯強主任は、「メ タンハイドレートは確かに開発ポテンシャルを持つ資源であるが、2018年までの商業化開発は困難だ」と強
左うちわどころの話でなくなってきた。経済産業省資源エネルギー庁が13日、愛知・三重沖合の海中から次世代エネルギーと目されるメタンハイドレートを分解し、メタンガスの採取に成功した。海洋上では初の快挙で、今後の実用化に大きく前進した。それどころか日本の周辺海域はメタンハイドレートの宝庫で、「100年分はおろか無尽蔵」との見方が出ている。これで日本が、中東以上の資源大国へ大化けする可能性が出てきた。 メタンハイドレートはメタンガスを水分子が包み込んで、固形化したもの。“燃える氷”といわれ、火力発電所で使用した場合は、排出する二酸化炭素量も石炭や液化天然ガスに比べて少ないクリーンエネルギーだ。 プレートの境界線で生成しやすい性質から地震多発国の海底に埋蔵される傾向が高く、日本は世界有数の“メタンハイドレート大国”とみられている。 ただ、これまではガスを取り出す方法が確立されておらず、宝の持ち腐れと
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が東京電力と共同で千葉県銚子沖に設置した洋上風力発電設備が完成し、3月4日から実証運転を開始したそうだ( NEDOのプレスリリース、 スマートジャパンの記事)。 設備は風車の基礎部分を海底に固定した着床式で、出力は2,400kW。銚子市の沖合約3.1km、水深約11.9mの場所に設置されている。これまで日本国内では茨城県神栖市の「ウィンド・パワーかみす洋上風力発電所」など、洋上風力発電設備が港湾や海岸線沿いに設置された例はあるが、沖合に建設された2,000kW級の洋上風車は初とのこと。NEDOでは日本海側での実証研究も予定しており、福岡県北九州市の沖合1.4kmに2,000kWの洋上風力発電施設の建設を進めている。室蘭日報の記事によれば、6月にも実証実験を開始する予定だという。 一方、浮体式風力発電については長崎県五島市の椛島沖で昨年8月から1
水をかけると硬化する特殊な繊維素材を使用し、膨らませて水をかけることでハンマーでたたいても割れないほど強く、火を付けても燃えない、断熱性やセキュリティも備えたテントっぽいシェルターを設置できるのが「Concrete Canvas Shelters」です。 I Didn't Know That - Concrete Tent - YouTube 男性が持っているのがコンクリート・キャンバス・シェルターの素材であるコンクリート・キャンバス。繊維でできており、水をかけていない状態だとグニャグニャと曲げることが可能なのですが、いったん水をかけるとコンクリートのように硬い素材に変化します。 ということで、実際にコンクリート・キャンバス・シェルターを膨らませてみます。 まず、シェルターの入っている防水シートに切り目を入れ…… 中にホースを差し込みます。 シェルターを膨らませた後に水をスプレーしていくこ
米マサチューセッツ州メドフォードのタフツ大学の生物学者、マイケル・レビン博士が、オタマジャクシから目を切り取って、別のオタマジャクシの尾に移植し、その目が完全に機能しているという驚くべき結果を示した。 脳ではなく、脊髄につながったこの目は、本来なら正常でないない位置にあるのに、きちんと機能している。この発見は、特に再生医療分野において多くの意味をもつだろうと研究者らは期待している。
このページではjavaスクリプトを使用しています。 1.スターリングエンジンはなぜ動く? �@気体を加熱したり、冷却したり 気体は温めれば膨張し、冷やせば収縮します。この膨張・収縮で物を動かすなどの仕事をさせれば熱機関になります。ところが、容器ごと素早く加熱したり冷却したりするのは、なかなか難しいことです。 そこで考え出されたのがディスプレーサです。 右図のように、容器の一端を熱し続け、反対側は冷やし続けることにします。容器の中には、ディスプレーサピストンというものを置きます。ピストンといっても容器とピストン壁の間には隙間があります。 このピストンを右や左に動かすと、ピストンとケースとの隙間を通って気体は左や右に移動します。 (右図)…ボタンをクリックして、ディプレーサピストンを動かしてみよう。
ekouhou.netは、特許公報の情報へのアクセスをより気軽にできることを目的に開設されました。 <特許情報をもっと身近に>をキーワードに、 ・目的の特許公報へのURLやリンクを介しての簡便なアクセス、特に http://www.ekouhou.net/disp-A,H06-189801.htmlのようなワン・クリック・アクセスを提供すること、 ・これにより、Webやメールや掲示板などで、特許の内容や明細書の表現についての議論をダイレクトに行える基本的なインフラを提供すること、 ・技術情報の宝庫であり公共の財産である特許公報・実用新案のテキストデータが、Yahoo!やGoogle等の一般的なインターネットサーチエンジンによる検索結果として直接ヒットする仕組みを作り、Webと特許公報の情報価値を更に高めること、 ・IPDLとの比較では、Web等での議論を容易にすることを考慮して、ディスプレ
用途:旅客機 分類:リージョナルジェット 設計者:三菱航空機 製造者:三菱重工業 初飛行:2015年11月11日[2] 生産開始:2015年10月15日[3] 運用状況:開発中止 ユニットコスト:MRJ70: 45.8 百万米ドル(2015年)[4] MRJ90(SpaceJet M90): 47.3 百万米ドル(2015年)[4][5] Mitsubishi SpaceJet(みつびしスペースジェット、三菱スペースジェット)は、かつて三菱航空機が開発していた小型旅客機(リージョナルジェット)のシリーズ。2013年に量産初号機が納入される計画であったが、6度の納入延期を経て、2023年2月7日に開発が中止された[6][7]。 三菱MC-20(朝日新聞社社有1号機「朝雲」号)。MC-20は国産高速旅客機として大日本航空を筆頭に国内外の各航空会社、新聞社等で多用された 三菱重工業を筆頭に日本製
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "繊維強化プラスチック" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2014年2月) ガラス繊維 CFRP成形用炭素繊維 繊維強化プラスチック(せんいきょうかプラスチック、英: Fiber Reinforced Plastics、FRP)とは、エポキシ樹脂やフェノール樹脂などに、ガラス繊維や炭素繊維などの繊維を複合して強度を向上させた強化プラスチックである。 概要[編集] 成形されたCFRP製品 ドライカーボンの使用例 (財布) プラスチックは軽量で、加工が容易であるが、弾性率が低く、構造用材料としては適していない。そこで、ガラス繊維の
英イングランド北部のセラフィールド(Sellafield)原子力発電所で、再処理される前に水槽内で冷却される放射性廃棄物が入った容器(2002年9月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/ODD ANDERSEN 【3月1日 AFP】古い核兵器から取り出した廃棄物を使い、家庭や工場、そして宇宙居住施設まで、何にでも電気を供給できるようになる可能性を秘めた小型の原子炉を、米国のテイラー・ウィルソン(Taylor Wilson)君(18)が考案した。 4年前、家族と一緒に住む自宅のガレージに設置する核融合炉を設計したことで有名となったウィルソン君は、米カリフォルニア(California)州南部で28日に開催されたTEDカンファレンス(TED Conference)で、新たな構想を披露した。 それは、最大10万世帯の家庭に電気を供給できる、5万~10万キロワットの発電量を持った小型原子炉だ。組立
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く