将棋のプロ棋士5人とコンピューターの将棋ソフトが対戦するイベント、「電王戦」の最終局が東京で行われ、対局が始まって僅か49分でコンピューター側が負ける異例の結末となりました。これでプロ棋士側が3勝2敗となり、初めて電王戦を制しました。 対局は相手を研究してきたという阿久津八段が優勢に展開し、開始から僅か49分の午前10時49分、「AWAKE」を開発した巨瀬亮一さんが投了を宣言するという異例の結末となりました。阿久津八段は「AWAKE」の過去の対戦を見て、特定の指し筋が苦手なことを突き止めていて、一方のソフトの開発者の巨瀬さんも弱点を突かれた展開になったため、はやばやと投了したということです。 電王戦は団体戦の形になった2年前の大会からプロ棋士は通算2勝しかしておらず、コンピューターが圧倒的な強さを見せていました。ことしは二局目でコンピューター側がプログラムミスによって反則負けとなるハプニン
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