芥川賞作家の柳美里さん(49)が今日9日、福島県南相馬市小高区に書店「フルハウス」をオープンする。福島第1原発から20キロ圏内の小高区は16年7月、避難指示が解除されたが、帰還は進まず、帰還率は20%弱にとどまっている。電車を待つ高校生が時間をつぶせる場所もなく、立ち寄れる場としての書店だ。柳さんや柳さんの友人、知人23人がテーマに沿って選んだ本が出迎える。 名刺には「フルハウス店長 柳美里」と印刷されていた。「フルハウス」は柳さんが初めて出版した作品名。大入り満員の意味もある。昨春、小高に開校した小高産業技術高校の生徒や、帰還した人たちがみんな憩うことができる場になることを願った店名だ。 16年7月、避難指示が解除され、同校は昨年4月、復興のシンボルとして開校した。「何ができるんだろうと思ったときに、本屋だったらできるんじゃないかと思った」(柳さん)。 「500人の生徒がいて、原町や鹿島
(CNN) 米アラスカ州アンカレジでこのほど、公共のトイレや更衣室を出生時に判定された性別に従って利用するよう規制する条例案が住民投票にかけられ、小差で否決された。 同様の「トイレ法」は2016年にノースカロライナ州が制定して物議を醸した。現在、米国内少なくとも6州の議会でも審議中とされるが、住民投票で成立の可否が決まった例はこれが初めて。 6日に発表された最新の非公式集計によると、アンカレジ初の郵送による投票で集まった約7万7000票のうち、賛成は47.3%、反対は52.7%。同時に実施された市長選では現職バーコウィッツ氏の当選が決まった。 アンカレジでは15年、心と体の性が一致しないトランスジェンダーの市民らに対する差別を禁止し、本人が自認する性に基づいたトイレなどの使用を認める条例が、バーコウィッツ市長の署名で成立していた。 新たな条例案はこれを修正し、出生時の性別に基づくトイレを使
公害PFOA 新連載!シリーズ「公害PFOA」【岡山・吉備中央編】 2023年秋、岡山県吉備中央町の水道水から高濃度のPFOAが検出された。1000人を超える町民が、少なくとも3年間、日常的に飲用していた。だがこの町に、PFOA製造工場は存在しない。原因は、企業が町外から持ち込んだPFOA含有廃棄物だった。【毎週火曜連載】 お知らせ Tansaがアジア探査報道ネットワーク「Asian Dispatch」に加盟!/欧米に対抗するアジア独自のストーリーを アジアの探査報道ネットワーク「Asian Dispatch」が、2024年4月に結成されました。スタート時のメンバーとして10か国18報道機関が加盟し、Tansaは日本から唯一の参加です。 保身の代償 共同通信、裁判で「長崎新聞は私企業」と主張=批判してはいけない存在? 長崎新聞は「私企業」だから、批判の対象としては晒されないーー。共同通信が
訪問した親族や知人が次々と殺害されていた--。鹿児島県日置市の民家で3人が殺害された事件。住人の女性(89)と次男(68)は安否不明で、3人は長男の知人男性らだった。 男性を殺害した疑いで次男の息子が逮捕された。「いったい何があったのか」「女性と次男は無事なのか」。事件発覚から一夜明けた7日、衝撃の結果に近所に動揺が広がった。 住宅街にたたずむ現場の民家は7日朝も、周囲に規制線のテープが張られ、出入りをするパトカーや捜査員を近所の人たちが心配そうに見つめていた。 その裏で事件は急展開。同日午前10時10分、次男の息子の岩倉知広容疑者(38)が殺人容疑で逮捕された。 「まさかという気持ち。どうしてこうなってしまったのか……」。親族の女性(81)は肩を落とす。岩倉容疑者は元々、母親と暮らしていたが、 数年前に祖母である民家に住む女性が経営するアパートに引っ越したという。だが、仕事をせず、部屋に
現在、Aadhaarは憲法違反であると、最高裁判所には少なくとも30件の申し立てが行われています。昨年には、インド人にプライバシーの基本的権利があることを初めて宣言した全会一致の裁判所判決も出ており、プライバシーとの兼ね合いも議論の焦点となっています。 Narendra Modi首相は、Aadhaarはインドの未来へのチケットであり、国の腐敗を軽減し、識字者でない人々もデジタル時代に導く助けとなる、普遍的な使いやすい個人識別システムであると主張しています。確かにインドでは社会福祉が末端に届くまでに中抜きされているという社会問題があり、これを解消する効果も期待されています。また、インドの識字率は7割程度という実態もあり、首相の説明も納得できる部分はあります。 インドのAadhaarは管理システムのモデルケースとなっており、インド政府によれば、スリランカも同様の制度を計画し、英国、ロシア、フィ
ブログでは、筆者とその友人が約1年前に遭ったという性的な被害を告白している。県名は書かれていないが「とある地方」に移住したばかりのことだという。 筆者の友人が訪れた際、仲良しの地元の「おじいちゃん」に県内を案内をしてもらったそう。この男性が加害者とされている。 男性宅に宿泊することになった筆者と友人。ブログではこう書かれている。 わたしたちが入っているのを知っているはずのお風呂の扉を開けては間違えたふり。 「酔っぱらってるのかもね」と急いで着替えて急いで客間に行って、お布団をしいて眠りにつく。 突然襖があいて、わたしたちの布団の中に潜り込んでくる。 なにを言ってもダメだった。何度追い返しても同じことだった。 そんな押し問答を繰り返して、いつの間にか明け方になってしまっていた。 ブログによると、筆者は眠ってしまい、翌日起きたら、しばらくして、友人が急に家を飛び出した。1人で山をおり、街に逃げ
新聞や週刊誌、タブロイド紙を読み比べるのが大好きな私です。とくにゴシップ系の記事を「半信半疑」で読むのが大好き。 ゴシップは真偽不明の噂が多いが「そういえばあの時の記事って当たってたな」とあとから感心する場合もあるので馬鹿にできない。なので気になる噂は脊髄反射して反応せず、とりあえず心に留め置いておく。私はこれを「ゴシップを寝かせておく」と名付けている。 しかし、今回そんな楽しみ方が奪われた話題があった。「オフィス北野の内紛」である。 森社長やたけし軍団さんらがバトルしあい、さまざまな記事が書かれた。本来なら半信半疑で記事を楽しむのだけど、私もオフィス北野所属という当事者なので、記事によっては明らかに「これは違うだろ」と最初から興醒めしてしまうものがあったのだ。 まずはこれ。 『たけしお家騒動で浮上した「オフィス北野」営業手法への疑問』(女性自身WEB・4月06日) 記事を読んでいくと「テ
「こんな人たち」が選挙妨害=安倍首相 安倍首相 安倍晋三首相は9日の参院決算委員会で、昨年7月の東京都議選時、街頭演説で「こんな人たちに負けるわけにいかない」と発言したことに関し、聴衆からの「辞めろ」コールは「選挙妨害」と断じ、「正しい王道の選挙を戦おうと訴えた」と改めて釈明した。民進党の大島九州男氏が都議選に触れて質問したのに答えた。 安倍首相、因縁の秋葉原で訴え=新党批判に熱 首相はコールについて「明らかに選挙活動の妨害行為だ。政策を訴えるのではなく、単に『安倍辞めろ』と言っている」と指摘。「候補者の話を聞いて判断してもらう環境をつくるのが選挙ではないか。こういうことをやる人たちに、私たちは負けるわけにはいかない」と強調した。 (2018/04/09-12:19) 【政治記事一覧へ】 【アクセスランキング】
森友事件に新展開か。大阪地検特捜部は、森友学園が小学校建設のために銀行から受けた融資の一部が政治家に流れているのではないかと判断し、汚職事件として捜査を開始している――。こんなウラ情報が駆け巡り、政界は騒然だ。 「特捜部は、森友学園の小学校建設を巡る土地取得や名義変更、設置認可などの過程で、複数の政治家に賄賂が渡った可能性があるとみているようです。スパコンの助成金詐欺事件やリニア談合と比べると、森友事件の特捜部の捜査は明らかに時間がかかっている。時間が経てば証拠隠滅されかねないのに、財務省関係者は誰ひとり逮捕されていないし、本省にガサも入っていない。それで、特捜部の“本丸”は公文書等毀棄や背任ではなく、『サンズイ(汚職)でバッジを狙っている』と噂されているのです。最近、東京地検から大阪地検特捜部に異動になった検事がいることも、この話の信憑性を高めている。政界ルート解明のため、東西の特捜部が
表面的な行動ならいくらでもできる。 老人に席を譲ったり、同僚の仕事を助けたり、 病の友人に見舞いをしたり、落とし物を届けたり、 後進のためにできることをやっておく、 家族のためにサービスする、彼女にサプライズして喜んでもらう、 できるだけ楽しい思い出になるように「ニコニコ仮面」を被りお調子者を演じる。 どんな冗談をどのタイミングで言えば笑いが取れるか計算する。 思っていた通りの反応。 その繰り返し。 だけど、俺は人を愛せない。 俺を慕ってくれている家族や恋人、友人には本当に申し訳ないのだが、 どうしても人を心の底から愛したことがない。 愛する人のために命を捨ててもいいというような境地に至ったこともない。 ただ自分のできる範囲内で「サービス」しているだけだ。 あまりにも演技が上手くいってるおかげで優しいとか気が利くとか評価され慕われている。 けれども、それは全てただの行動だ。 単にそうしたほ
新潮社のローティーン向けファッション誌『ニコラ』5月号の悩み相談コーナーで、母親からの暴力に関する読者からの相談に、「怒られない生活を心がける」ことを提案し批判されていた件で、編集部が誤解を与えかねない構成だったと謝罪しました。 謝罪文 相談は中学2年生を名乗る読者から寄せられたもので、母親から日常的にたたかれ、けられてしばらく歩けなかったこともあると語っています。母親はこうした暴力を「しつけ」と話したといい、読者は悩み相談を担当する「ニコラにーさん」に、「本当にしつけなんでしょうか?」と問いかけていました。 この相談に対する回答は、「怒られない生活を心がけてみたら」「言われなくてもきちんと行動できる生活をして怒られなくなったら『しつけ』」というもの。これに対して、「暴力はしつけではない」「無責任な回答だ」と批判する声が多く上がりました。 ニコラ編集部はその後、「ご意見をいただいている ニ
写真家・荒木経惟氏のモデルを長年務めてきたKaoRiさんが書いた告発文が話題となっています。 先に言っておきますと、長くグラビア雑誌を作ってきた自分としてはアラーキーの写真はやはり好きではなく、あのおっさんを撃ち落とせる何か素材があるやもしれぬとKaoRiさんの文章を一字一句丁寧に時間をかけて読みました。 結論としては、なんか加勢できねえ...。 そこに書いてあることは、少しでも「業界」にいたことのある人なら理解できる空気感でした。つまり間違いではないだろうという感想。もう私の裸の写真を使わないで下さいと彼女が言った言葉に対して荒木氏は、 「勝手に編集者がやった」 と、言ったと。言うだろうなあ。きっと言ったんだろうなあ...と、想像できます。 それが良い・悪いという判断を下すことは私がするべきことではないですが、こういった曖昧な業界であったこと間違いないだろうとはっきりと言えます。 Kao
マンガ(春からはアニメも)「ゴールデンカムイ」で、最近なにかと話題のアイヌ民族。かっこいい衣装をまとった彼らは、過去にどういう生活をしていたのでしょうか。日常会話で使えるアイヌ語つき! こんにちは! ライターのギャラクシーです。北海道に来ています。 後ろは「天に続く道」と呼ばれる知床の観光スポット。インスタ映えしそうでしょ? ※ちなみに道の両脇にはめちゃめちゃ牛フンが積まれていました。 さて、なぜ北海道まで来たのかというと、あるマンガを読んだからです。 それは…… ヤングジャンプで連載中のマンガ、今春からアニメ化もされる作品『ゴールデンカムイ』! www.kamuy-anime.com 「アイヌの隠し財宝」を巡って、主人公・杉本や、土方歳三、陸軍など、様々な目論見を持つ集団が入り乱れての争奪戦! ……というのが大体のあらすじなんですが、舞台が北海道であり、そして何より、すごく詳細にアイヌ文
ここで補足すると、そもそもネットを公共の場として発言に責任を求める風潮をぼくは嫌悪している。だったら現実と変わらないというか、発言のログが残るし、だれからもアクセスできるから、現実以下の公共の場ということになる。立場あるひとは基本、あたりさわりのないことしかネットで発言できない。— kawango2525 (@nkawa2525) 2018年4月7日 かわんごさん(ここでは、かわんごさんという呼び名で通す)の上掲ツイートには、例によってはてなブックマークコメントが沢山くっついていた。私も含め、「それは時代錯誤だ」「立場というものを考えろ」的なコメントが多い。 しかし以降のツイートを読んでみると、かわんごさんは「ネットを公共の場として責任を求める風潮」が既にできあがっていることを知悉したうえで、それでも「ネットでは自分の言いたいことを言いたいように言っていく」というスタンスを考えている様子だ
正義というものが、いまの日本ではとても厄介になってしまっている。 以前、大手海外通信社の記者が「私達記者は正義。がんばる」とツイートして話題になったことがあった。 私達記者は正義。がんばる。 — Yuri Kageyama (@yurikageyama) 2016年2月22日 この記者の言う「正義」(私はこの日本的な正義は本来の正義と違うと思うので、区別するためカギカッコつきにしておく)は、善悪の善や正しさのようなものを意味しているのだろう。儒教でいう義(正しいこと)から転じた言葉なのではないだろうか。でもここで何が正しくて何が正しくないかという基準は、いったい誰に決めることができるのだろうか?
持っているバッグ、履いている靴、付けている時計のレベルがその人のレベル …The Startup編集長、旭川市出身の独身33歳@umekida氏が持論を展開する
今週のお題「自己紹介」 (あらすじ) サイコパス上司に激詰めされて精神を破壊されていた俺は、赤ちゃんプレイ風俗という見えている地雷に飛び込んだところ、普通に美人が出てきてしまいガチ泣きながらおっぱいを吸って赤ちゃんになってしまったのだった! これもう2年前の2年前だから4年前の話なんだねぇ……この記事の続編ということになります(こっちも読んでね!) 赤ちゃんプレイ・ツヴァイ 昨日の嬢が、いや『赤ちゃんプレイ』という世界の真理を垣間見てしまった俺は、次の日も赤ちゃんプレイ風俗店に電話していた。 その日も上司に詰められて、同期から「流石にあれはパワハラだから人事の人に言ったほうがいいよ……!」と言われていたが、当時新卒の俺は『最初に入った会社を絶対に辞めたくない』『むしろ悪いのは仕事が出来ない俺なんだ』という思考に陥りつつも、内から溢れ出すストレスを抑えきれずに『2日連続赤ちゃんプレイ風俗』と
京都市内のタクシー運転手の人種差別発言がひどい。京都精華大学教員に着任してから4年目を迎えるが、事態は悪化するばかりである。10回タクシーを使えば6-7回は「中国人」「韓国人」「外国人」を罵倒する運転手にあたる。その都度運転手に抗議、運転手の登録番号や氏名を伝えてタクシー会社やタクシー協会に報告、運輸局に通報してきたが、まったく改善しない。それでも抗議は続けていくつもりである。 内々でよそ者を差別し、それを快とし、その快楽を分かちもつことによって結束を固めるのが京都人の性なのか?そうは考えたくない。しかし京都の人々がこの事態を許しているのは事実だ。 是非みなさんもヘイトタクシーに遭遇した時には抗議の声をあげてほしいと思う。
自民党の石破茂元幹事長が人気アニメ「ドラゴンボール」に登場する「魔人ブウ」に扮した姿がネットで話題を呼んでいる。石破氏は8日のフジテレビの番組で、「さっぱり分からないまま、皆さんの前に出たら『ウォー』とか言われた」と苦笑した。 石破氏は1日、地元の鳥取県倉吉市の旧明倫小学校の円形校舎を活用した「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」の開館式典に出席。ほかの出席者とともに、魔人ブウに扮したところ、見た目のインパクトの強さからネット上で話題を呼んだ。 「やけに人が引いたり、うけたりしているので、なんか面白いキャラなんだろうなぁと思った」と番組で語った石破氏。魔人ブウはドラゴンボールで「最強の敵」とされており、秋の党総裁選で「ポスト安倍」を狙う構えの石破氏にとって、「うってつけ」との声が石破派内から出ている。(岩尾真宏)
withnews.jp LGBTに対する差別感覚がある人へのインタビュー記事。内容としては、「差別をする人って、どんなに悪い人かと思ってたら、実は人懐っこい笑顔の、いい人でした」みたいな感じ。まぁ、著者にとっては目新しかったのかもしれないが、LGBTを始め、被差別マイノリティの人たちにとっては、特に目新しいものではないだろう。 なぜなら、差別される側の人にとっては、「普通のいい人」が差別的な発言をする場面に遭遇することは、あるあるな話だからだ。むしろ、特に関心を持っていなかったり、嫌なやつだと思っている人よりも、好感を持っていた相手が差別的な発言をした時のほうが、不意打ちを食らった時のように、ダメージが大きかったりする。それは時に、大好きな親や友人、尊敬する先生や上司、パートナーだったりする時もある。差別されるということは、そういう経験を度々するということだ。 ここで書かれているのは、「凡
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