サーバーを構築しなくても簡単にデータを保管しアクセスできる「クラウドの祝福」が80分で過去最悪のIT事故に変わった。19日に世界を襲ったマイクロソフトクラウド発のIT大乱は「クラウド」ですべてがつながる社会でソフトウエアひとつの欠陥がどれだけ広範囲に影響を及ぼす恐れがあるのかを見せつけた。 今回の事故はマイクロソフトのクラウド「アジュール」とつながる外部セキュリティプログラムがウインドウズと衝突して始まった。マイクロソフトは20日、公式ブログに「(今回の事故で)機器約850万台が影響を受けた。全体機器の1%未満だが経済的・社会的影響が広範囲に現れている」と明らかにした。このプログラムを配布したサイバーセキュリティ企業クラウドストライクは170カ国以上に進出している。 銀行から病院、空港までシャットダウンした海外と比較すると韓国企業への影響は限定的だった。韓国科学技術情報通信部によると、被害
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