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ブックマーク / www.seidosha.co.jp (1)

  • 青土社 ||文学/小説/詩:傾いた夜空の下で

    雨の降りはじめた音が耳をうつ 末路といえばすべて末路だ その〈詩人〉は実在しているのだろうか。インターネットにぽつぽつと流れてくる粒子のようなことばは、記憶と想像力をマテリアルに取り出してみせる。「ユリイカの新人」に選ばれ、毎日歌壇賞を受賞した、SNSでも注目されるいまもっとも新しい詩人の作品を集成。待望の第一詩集。全40篇。 【目次】 * 傘の下で人は 駄目にしてしまった人生 汗かと思った かいた遺書の数で 死んだ夏をホルマリンに 疲れると人は 季節が運んでくる滅亡の匂い だれも助からない季節 生きてゆくために 女の引き笑い * 白い道 街の風景 他人の舌 明るい町 階段 遠い潮騒 顔を上げて 倒れたままで 真空 夏の終りに 悪路の先へ 密室空間 種子 傷を開く 後からぼくは ぼくの死と等価であるような朝に いつか訪れる童話 錨 * 眠れなかったよるを 接続されていない時イヤホンは 俺に

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    Hash 2018/08/19
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