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ブックマーク / blog.miraikan.jst.go.jp (3)

  • 【2014年ノーベル生理学・医学賞】私は、ここに、いる

    今年もノーベル賞の季節がやってまいりました! 早速、生理学・医学賞の受賞者も発表されました。 受賞者はこちら! ジョン・オキーフ先生(アメリカ)、マイブリット・モーザー先生(ノルウェー)、エドバルド・モーザー先生(ノルウェー)(なんとご夫!)のお三方です。 過去にご夫婦でノーベル賞を受賞された研究者としては、「キュリー夫人」で有名なマリ・キュリー、ピエール・キュリー夫(フランス、1903年物理学賞)の例がありますが、モーザー夫で5組目です。生理学・医学賞としては2組目です。※ ※(10/7 11:50追記) 10/6にキュリー夫以来と書きましたが、誤りでした。誤った情報をお伝えしてしまい、大変失礼致しました。ちなみに、マリ・キュリー、ピエール・キュリー夫の娘イレーヌ・ジョリオ=キュリーも夫で1935年にノーベル化学賞を受賞しています。 受賞テーマは「位置情報を司る脳の神経細胞の

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  • DNAをあやつるアイツを追え!

    何か言葉を発する時、私たちはもっている言葉のレパートリーの中から、特定の言葉を選んで文章にします。しかし、たとえ私が、子どもの脳にしまわれている言葉のレパートリーを知っていたとしても、ある状況でどの言葉が選ばれるかはわかりません。 これと同じことが、最先端の生命科学で起きています! 遺伝子のレパートリーをあやつる“イデンジョウホウバ” 2003年、ヒトゲノムのDNA塩基配列が解読されました。およそ31億塩基対、3万2615個の遺伝子(2004年に2万1787個と推定しなおされ、現在も修正され続けています)。これでヒトのことならなんでもわかるのでは、と世の中から大きな期待が寄せられました。もちろん、生命科学、工学、医療、さまざまな分野の基盤として、DNA配列の解読は大きな一歩です。しかし、これでなんでもわかると思ったら大間違い、と“次の一手”をさす研究者たちがいます。 2013年8月25日に

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    Hash 2013/10/02
  • 免疫暴走物語~クローン病の攻撃~ | 科学コミュニケーターブログ

    Tweet 「最新の研究でわかっていることや治療法を知りたい」 こんにちは、福田です。前回のブログ「クローン人間?いいえ。クローン病」を読んだ、患者の方から、このような反応がありました。私も知りたかったので、とことん調べてみました。前回は、病気の原因を次のように説明しました。 「腸の免疫が暴走して過剰に反応。 攻撃に歯止めがきかなくなり、自分の腸さえも傷つけてしまう」 今回はこの「免疫の暴走」を掘り下げ、最新の治療で使われている薬がどんなものなのかを一緒に考えてみましょう。上のゆかいな免疫細胞たちが活躍します。 活躍する免疫細胞たち まず、今回登場する免疫細胞の仲間たちを紹介しましょう。最初は、何でもべて敵か味方かを判断する“大い細胞”こと「マクロファージ」。ギリシャ語のマクロ(大きい)、ファージ(べる)が語源のいしん坊です。 次に、マクロファージから敵の情報を受け取り、実行部隊に

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