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ブックマーク / k2da.hatenadiary.org (8)

  • 消印有効について - 視基aB

    今日中にどうしてもこなさなければならない用事があったのに、会社を出て家に着くと、もう21時を、余裕で、回っていたので私は途方に暮れました。部屋に入って、今がもう21時過ぎだという事実を知るの同時に肩をがっくりと落としたので、誰にとっても私が途方に暮れているのは明らかでした。今日のうちにこなさなければならない用事というのは、今日の消印が付いた封書を三通、指定された内容で指定された通りの場所へ向けて投函するというものです。だから、急を要するとはいっても、実際の所は二、三日猶予がある、先延ばししても許される、というような種類の用事ではありませんでした。そういう甘い、なぁなぁで済む世界の話ではないのです。今日のうちにポストへ投函できなければ、万が一にも今日の消印付きで郵送先に配達されることはありえず、その封書を郵送するために私がしたいくつかの準備も全て、確実に、無駄になってしまうのです。もし、投函

    消印有効について - 視基aB
    Hebi
    Hebi 2006/04/09
  • 自分の操作性について - 視基aB

    しあわせという単語を使っているとどうしてもスピリチュアルな印象がぬぐえないし、あまり正確ではないからしあわせを二つに分けようと思う。一緒くたにして考えたのが良くなかった。長期的なしあわせと短期的なしあわせ。長期的なしあわせは目的/目標であり達成される。短期的なしあわせは快・不快の快であり感じられる、という風に。 一般的な人生のモデルでは、まず先に、目的があり、それを達成するために短期的な快・不快についてある程度我慢する、我慢できなければ目的/目標を変更する。 快・不快についてはもちろん、目的・目標も自分の思い通りにはならない。目標を変更することは出来るが、それは目標の価値を自由に増減できるからではなくて、快・不快のコストが高すぎて断念せざるを得ないからです。すべての男は世界最強にあこがれるがさまざまな段階でそれを断念する(うろ覚え / グラップラー刃牙より)が、世界最強にあこがれる気持ちは

    自分の操作性について - 視基aB
    Hebi
    Hebi 2006/03/13
    自分操縦
  • 古典について - 視基aB

    私自身はクオリア信者なので、作品の価値(とは口にしないがもしそれに言及しなければ殺す、と脅されたら)は私が作品から受けるクオリアによって規定されるもの、と想定している。ということはつまりすべての価値は「今 + 私」(何時の、誰)に束縛されているということなのであり、価値について話すことは半分以上が今と私についての説明になる、という立場ですが、しかし世の中にはそれとは違った価値についての言い方があり、私はそれらの言い方全般に対して敵意を抱いているので、攻撃を開始したい。まずは簡単なところで、「10年後には完全に忘れ去られている」について。 「今は広く受け入れられていないが、十年(4世紀)後にもある程度受け入れられている」と、「今は広く受け入れられているが、十年(4世紀)後には忘れ去られている」は対称になっており、前者は時間軸に沿って、後者は時間軸に直行する形で受容が広がっている、前者は「私(

    古典について - 視基aB
    Hebi
    Hebi 2006/03/10
    >要約すると、それが古典だから素晴らしい、というのは、それが流行しているから素晴らしい、というのと全く同じで、つまりどちらとも正しいと言うことです
  • ネタにマジレスが素晴らしいことについて - 視基aB

    世紀が変わって初の世界的大"ネタにマジレス"騒動、預言者ムハンマドの風刺漫画騒擾が起こっていることでもあるし、ネタにマジレス問題について考えたい。最近だと、HotWiredの「ジョブズとゲイツ、真の「善玉」はどっち?」も凄かった。元の記事は、善玉度を寄付金の額で計ってみるというネタだったと思うけど、そのような見方は間違っているというマジ反論が多くの人からよせられたという話。 そもそも、ネタとは何か。「ネタにマジレス」文脈に絞って考えるなら、ネタとラベリングされた文章は著者の意とは切り離された、仮想の一時日記人格が書いた文章だと考えられそう。ここで想定される人格は、エントリ内では一貫性を保っているのが望ましい。ただメチャクチャ書いてあるのはネタではない。しかしあくまで仮想人格なので書いた人としては、そこには応答責任を感じない。極端なのはテンプレ改変で、文章の骨格を他人から拝借して一部だけ

    ネタにマジレスが素晴らしいことについて - 視基aB
    Hebi
    Hebi 2006/02/12
    >ネタの人格を引き継いでネタを継続して応答すればよいのではないでしょうか。/困った事にネタかマジかのグレーゾーンの記事が一番面白い
  • 年齢について - 視基aB

    「文学フリマへ行ってきました」内にて徳保さんがあたかも時間にルーズな方であるかのように読める誤った記述をしていたので日訂正いたしました。ここにお詫びいたします。 いかん、過剰な反応をして被リンク慣れしていないのを露呈してしまった……。ということとは関係なく、今日はブロガーと年齢についてお話ししたいと思います。有名ブロガーの大半がおっさんである、という(私が持つ)偏見は年を重ねる事への意欲をかきたたせる有力な材料となっています。30歳まで童貞だと魔法が使えるようになる、という俗説と同程度には(童貞だけに)。 有名ブロガーが良く備えている属性としておっさんがあるとして、おっさんであることと、有名ブロガーであることの間にはどのような関係があるのかが重要。 年を経るに従って蓄積された知識や経験がブロガーとしての力を生む(たった一つのエントリでXBOXが殺せるようになる) 年齢が上である、という事

    年齢について - 視基aB
    Hebi
    Hebi 2006/02/07
    個人的に「北村薫問題」と名付けている。読む行為の中から、無意識のうちに作者を想定するという要素は取り除き難いのか。メタな意識がめばえたらもう逃れられない。子どもの頃は作者名なんて見てもいなかったのに。
  • 読書感想文 / 『文体練習』(ISBN:4255960291)を読んで - 視基aB

    私が一人でパソコンの前に座り何時間も日記を書き続けていると、「光陰矢のごとし。もっと勉強、啓発!」という声がどこからか聞こえてきて、私たちを机から引き剥がそうとする(一人暮らしなのに!)。私が『文体練習』を読ながらしきりに思い浮かべたのが、この「光陰矢のごとし」で始まる不思議な声のことだった。 『文体練習』には、フランスの作家クノーが1942年から1973年にかけて、同じ内容をそれぞれに異なった文体で綴った99の文章が収録されている。一つ目の「メモ」から最後の「意想外」まで、繰り返し描かれているのは、バス内で見た一風変わった男性にまつわる些細な出来事でしかない。 書の中で使われている"文体"は、様々な視点から作り上げられていて、簡単に真似できそうなもの、意味不明なもの、思わずとばし読みしてしまう物まで様々だ。たとえば、"6・びっくり"では全てのセンテンスが新鮮な驚きに満ちている。具体的に

    読書感想文 / 『文体練習』(ISBN:4255960291)を読んで - 視基aB
    Hebi
    Hebi 2005/09/02
    読書感想文って何なんだろう…付記の方がK2Daさんらしくて断然面白い
  • ブログとお金について - 視基aB

    ブログを格的に初めて一年になります*1が、今までにあった収入は匿名メッセージ代わりの投げ銭ではてなポイントを1ptもらっただけで、日円に換算すると一円、時給にすると五厘弱です。時給五厘でブログをやっている身としてはこの先自分のブログがお金に結びつくとは到底思えないし、逆に言うとお金がもらえなくても、末永くブログを続けるでしょう。(もし僕のブログがお金と結びつくとしたらおそらく出版と言うことになります。出版するための準備金として百万ほど払い、しかし一般の書店では目にすることもできない! でも僕はそれで満足なんだから良いじゃないか! というのが一番リアルなシナリオ)。 しかしながら、ブロゴスフィアにはブログを収入に繋げることが重要である、そのためのシステムを考えねば、という意見があり、何のために重要なのか、はちょっとわからなくて、普通のブロガーにはおそらく関係ないのではないか、収入に結びつ

    ブログとお金について - 視基aB
    Hebi
    Hebi 2005/05/03
    結局「コンテンツ」ってお金のことでしょ!そうなんでしょ!という(笑)
  • 二十二回目 - 視基aB

    http://easy.dedio.jp/home/k2da/media/blog/main/2005/03/radio_30_013642.mp3 気ままなおしゃべりです。 ユリイカとはてな山についてです。

    二十二回目 - 視基aB
    Hebi
    Hebi 2005/03/31
    山の頂上と辺境はキーワードで地続きですし、つくださんの青い鳥はもうここにいるのでは…。
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