タグ

2022年2月17日のブックマーク (3件)

  • 『女性差別的な文化を脱するために』、いわゆる”オープンレター騒動”について、これからの人文・社会学に私が望むこと|倉本圭造

    (トップ画像はウィキペディアより「応仁の乱絵巻」) 日中世史研究者で「応仁の乱」というベストセラーもある呉座勇一氏が、鍵をかけたツイッターアカウントにおいて、イギリス文学研究者の北村紗衣氏を誹謗中傷していた、という問題に端を発する騒動が、2021年2月に発生してから一年たってもまだ紛糾し続けているようです。 その問題の解決のあるべき方向性について、私は発生直後ごろに以下の記事を書いて、当時かなりバズって広く読まれたということがありました。 この記事↑は今読んでも、大枠としては今でも「結局こういう方向で解決するしかないのでは」と思うのですが、ただ一年もたって色々と考えが深まったこともあり、もう少しシンプルにこの問題の質部分を解きほぐす提言ができればと思って書きます。 (体裁として有料記事になっていますが、「有料部分」は月三回の会員向けコンテンツ的な位置づけでほぼ別記事になっており、無料部

    『女性差別的な文化を脱するために』、いわゆる”オープンレター騒動”について、これからの人文・社会学に私が望むこと|倉本圭造
    Hi-Fi
    Hi-Fi 2022/02/17
    “「古い社会の抑圧をはねのける以上、自分たちはそれ以上に社会をうまく運営できるのだ、少なくともその準備をする責任があるのだ」”
  • 『当事者は嘘をつく』性暴力被害の「新しい語り方」を切り拓く - HONZ

    傷跡から血が滲み出ているような一冊だ。 読み終えた後もずっと「凄いものを読んだ」という余韻が消えない。早くも今年のベスト級の一冊に出会ってしまった。書は当事者ノンフィクションの傑作である。 著者は「修復的司法」の研究者である。修復的司法というのは、1970年代に欧米を中心に広まった紛争解決のアプローチで、従来の刑事司法では、国家が犯罪者を処罰することで問題を解決しようとするのに対し、修復的司法は、被害者と加害者の対話を中心に置き問題解決を目指す。 著者には性暴力の被害にあった過去がある。修復的司法の研究者を志したのも、自らの被害体験と深くつながっているからだった。そして、これがとても重要かつ繊細な機微をはらんだポイントなのだが、被害者だからこそ、加害者との対話に興味を持った。 だが当事者であることを著者はずっと明かせなかった。なぜならカミングアウトすれば「加害者との対話を望む被害者」と単

    『当事者は嘘をつく』性暴力被害の「新しい語り方」を切り拓く - HONZ
    Hi-Fi
    Hi-Fi 2022/02/17
  • 八王子になんと「養蚕農家」が1軒残っていた! 日本の近代化を支えた産業の今とは | アーバンライフ東京

    蚕を育てて繭を取る養蚕農家――東京とは一見縁遠い存在に思われますが、実は八王子市に1軒残っているのをご存じでしょうか。編集者・ライターの小野和哉さんが当事者インタビューを行いました。 「養蚕(ようさん)」と聞いてピンとくる人はそれほど多くないかもしれません。というより、ほとんど皆無といっていいでしょう。養蚕とは、文字通り蚕(かいこ)を育てて、繭(まゆ)を取ること。小さな卵からふ化した蚕は幾度かの脱皮を繰り返し、やがて糸を吐いて白い繭にすっぽりとくるまれます。煮出した繭から細い糸が11と紡ぎだされ、生糸となり、それが縦に横にと編み込まれ、絹織物へと形を変えていきます。 2014年、群馬県富岡市の富岡製糸場が「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産に登録されたことは記憶に新しいかもしれません。明治時代における殖産興業政策の象徴ともいうべき、その施設。かつて生糸は日の主要な輸出品目でした

    八王子になんと「養蚕農家」が1軒残っていた! 日本の近代化を支えた産業の今とは | アーバンライフ東京
    Hi-Fi
    Hi-Fi 2022/02/17