これまでアナログ波の電波塔として役割を果たしてきた東京タワーは、災害時の予備電波塔になるとのことだが、取り壊しという選択肢もあるようで、今後についてはいまだ微妙な状況にある。 昭和33(1958)年の東京を舞台に、その東京タワーが333メートルの高さまで延びていく姿と並行して物語が進行していく『ALWAYS 三丁目の夕日』(2005)には、テレビを三種の神器の1つとして有難く使っていた頃の庶民の姿がある。 テレビは、ニュースをはじめとした重要な情報源であり、スポーツや映画を楽しむ道具として誰もが認めていた時代の話である。 それから50年余りたった今、テレビはアナログからデジタルへと変わった。そして、テレビそのものの立場も変転の時を迎えている。 ニュースなどの情報ソースや即時性といった面では既にインターネットにその地位を奪われ、番組ソフト提供という意味でも、DVDやネットからのダウンロードと
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