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ブックマーク / president.jp (342)

  • 「練習はたった週2回」勉強で合格した東京理科大1年の陸上部員が学生日本一になれた"頭のいい方法" 練習するトラックもない環境で……

    1位に輝いたのは東京理科大1年生――。9月に行われた大学生の陸上競技大会(日インカレ)で“珍事”が起きた。スポーツライターの酒井政人さんは「メジャー種目の400mで陸上強豪の大学の選手を差し置いて勝ったのは、全体練習は週2で自前のトラックもない東京理科大の選手。その背景には、根性・努力至上主義のチームにはない頭を使った練習のしかたにある」と指摘する――。 全体練習は週2回の東京理科大1年生が日インカレ優勝の“珍事” 今年9月に行われた日学生陸上競技対抗選手権大会(日インカレ)。1928年に第1回が開催された歴史ある大会の各種目で今回チャンピオンとなった選手の大学は、東洋大、城西大、東海大、順天堂大、早稲田大、明治大、筑波大、日大、福岡大といった強豪大学が大半だ。 そんな中、異彩を放つ大学が1校あった。東京理科大だ。同大は、講義内で学生に大量のレポートや実験など学業が大変なことで知

    「練習はたった週2回」勉強で合格した東京理科大1年の陸上部員が学生日本一になれた"頭のいい方法" 練習するトラックもない環境で……
  • 「ワイン離れが止まらない」フランス人がワインの代わりに飲み始めたもの【2021上半期BEST5】 日常的にワインを飲む成人は16%

    フランス人とワインの微妙な関係 フランスとワイン——じつに絵になる関係だし、数世紀にわたり切っても切れない間柄が続いている。 ワインは、古代ローマ人がほぼ現在のフランスに相当するガリアを征服するはるか前に、古代ギリシャ人によってもたらされ、中世に広く普及し、やがて国内外を問わず優れた品質(ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュ)の象徴となり、ワイン醸造用のブドウ栽培、ワインを飲む習慣、そしてワインの輸出といったものがフランスという国の個性を示す大きな特徴となってきた。 フランスはいつだってワインを大量に生産してきたし、盛大に飲んできた。ワイン産地の農場経営者や村人たちは地元産の当たり年のワインを楽しみ、町や都会の人たちは味も価格も多様なワインのなかから好みのものを選んできたのだ。 フランスで1人当たりの年間ワイン消費量の統計をとるようになったのは、1850年のことだ。当時の消費量は多く、年

    「ワイン離れが止まらない」フランス人がワインの代わりに飲み始めたもの【2021上半期BEST5】 日常的にワインを飲む成人は16%
  • 上司「AIが決めたことだから」人事評価と賃金の決定がブラックボックスになる恐怖 不合格者を決めてほしい人事部

    採用・人事の分野でもAIの導入が進んでいる。AIの判断をうのみにしていいのか。人事ジャーナリストの溝上憲文さんは「予測結果に誤差が入り込む可能性があり、対象となる個人に不当な差別など不利益を与えるリスクもある」という――。 人権の侵害や差別につながりかねない データを読み込む機械学習などAI人工知能技術の進化がビジネス領域だけではなく、採用や昇進など人事分野にも及んでいる。その一方でAIの予測が人権の侵害や差別につながりかねない事態も発生している。 その典型事例は、2018年10月に発生したアマゾンのAI採用打ち切りのニュースだろう(「焦点:アマゾンがAI採用打ち切り、『女性差別』の欠陥露呈で」ロイター、2018年10月10日)。記事によるとAIを活用した人材採用システムに「女性を差別する機械学習の欠陥」が判明した。その原因として、過去10年間の履歴書のパターンをAIに学習させた結果、

    上司「AIが決めたことだから」人事評価と賃金の決定がブラックボックスになる恐怖 不合格者を決めてほしい人事部
  • 大企業の採用担当者が「出世頭は東大でも早慶でもなく明大出身」と断言する理由 変なプライドもなくコミュ力が高い

    東大卒にあらずんば人にあらず」 受験生のころに頭のなかに思い描いていた理想の自分と、東大に入ってから突きつけられる現実—— そのギャップを認識したうえで、「自分は決して特別な人間なんかじゃない」と開き直ることができれば気は楽になる。 さらに「せめて、いまの自分にできることを一生懸命にやろう」とまで考えが至れば、前向きに生きていける。 僕にかぎらず、大半の凡庸な東大卒業生は、そういう気持ちの折り合いをつけて自らの人生を生きているはずだ。 しかし、ごく一部に、現実を受け止められず、かといって努力で現実を克服しようともせず、東大以外の大学とその学生・卒業生を見下すことで、精神の安定を保とうとするものたちもいる。 それが、「プライド肥大型」の東大卒だ。 彼らのものの見方は、「平家にあらずんば人にあらず」ならぬ「東大卒にあらずんば人にあらず」である。 このような特権意識が形成されるのに理由がないわ

    大企業の採用担当者が「出世頭は東大でも早慶でもなく明大出身」と断言する理由 変なプライドもなくコミュ力が高い
  • 「年収90万円でも楽しく東京暮らしができる」そう無責任に発信するインフルエンサーの大罪 極端な情報ばかり拡散しようとする

    SNSで多くのフォロワーを集める「インフルエンサー」の発信する情報は、はたして信頼に足るものなのか。ノンフィクション作家の吉川ばんびさんは「インフルエンサーの中には、リスクには一切触れずに極端な情報を発信して私腹を肥やす人もいる。そうした情報をうのみにするのは危険だ」という――。 誰しも貧困の沼に引きずり込まれる可能性がある 少し前に、大原扁理『年収90万円で東京ハッピーライフ』(太田出版)というがYouTube番組「中田敦彦のYouTube大学」で紹介され、話題を集めた。 動画では中田敦彦氏が「いかに働かずに自由に生きるか」を熱弁し、週に2日だけ仕事をして、年収90万円で東京(多摩)生活をしている大原扁理氏の生き方をとにかく絶賛していた。 この動画で私が問題だと感じたのは、視聴者に「早くマインドコントロールから解き放たれて、こっち側(大原扁理氏・中田敦彦氏がいるほう)へ来い」と執拗しつ

    「年収90万円でも楽しく東京暮らしができる」そう無責任に発信するインフルエンサーの大罪 極端な情報ばかり拡散しようとする
  • 「なぜワクチンのデマが拡がるのか」接種のメリットを人間が合理的に判断できない理由 不確実性を回避する傾向が強い

    国内で新型コロナワクチン接種が始まり8カ月が経った。接種できる環境は整いつつあるが、いまだに忌避する人もいる。ワクチンに対する不安や誤解が根強く残っているのはなぜか。鳥取大学医学部附属病院 感染制御部部長の千酌浩樹氏は「人間は不確実性を回避する傾向が強く、ベネフィットがリスクを上回っても合理的に判断できない」という――。 コロナワクチンは理論上、“いいとこ取り”である そもそもワクチンとは何か。千酌教授の解説はこうだ。 「人の体には、もともと病原体――細菌やウイルス――に対する免疫力が備わっています。ワクチンは、病原体そのもの、あるいは病原体の破片を与えることで人の免疫系を刺激して、病原体に強い体にする働きを持っています」 病原体そのもの、あるいは病原体の破片を入れると聞いて、ドキッとする人がいるかもしれない。しかし、過剰な心配は不要だ。 「病原体そのものを入れるタイプは“生ワクチン”とい

    「なぜワクチンのデマが拡がるのか」接種のメリットを人間が合理的に判断できない理由 不確実性を回避する傾向が強い
  • 「言いたいことが言えなくなった」水面下で進む"インターネット離れ"本当の理由 殺伐とした緊張感に溢れている

    新型コロナウイルスの世界的な流行は、人々にインターネットの便利さを実感させた。だが、文筆家の御田寺圭さんは「『ネットのつながりは現実の代わりにはならない』という声を聞くことが増えた。原因は“つながりすぎ”ではないか」という――。 「不安・不満・怒り」が溢れている 「うーん、最近はネット見なくなったなあ。現実の方が自由だから(笑)」 ――と、先日一緒に事をしたとある知人から言われた。 「むかしはネットの方が自由で、現実じゃ言えないことを言いあえるような空間だと思ってたんだけど、最近だと『その話はネットで言うのはまずいから、オフで会ったときに話そう』ってな具合になってきて、もうネットをやってる意味なんかないなと思うようになってきた」 そう語る彼は、ひと昔前までSNSでもそれなりに発信していた、なおかつそれなりのフォロワー数と知名度のある人物だったが、最近では数カ月に1回程度の発信になっていた

    「言いたいことが言えなくなった」水面下で進む"インターネット離れ"本当の理由 殺伐とした緊張感に溢れている
  • 「50代以上の転職は99%が失敗する」大企業から中小に移ってきた自称エリート社員の残念な特徴 実績もノウハウも役には立たない

    「中小企業に転職すればノウハウを活かせる」という勘違い 「それなりの大企業で役職も得た。中小企業に転職すれば、そのマネジメントのノウハウが活かせるのではないか?」 大企業の転職希望者がよく抱く夢がこれだ。 かつての高度成長期の頃ならば、まだまだ経営が未成熟な企業がそこかしこにあった。 だから、大きな組織やプロジェクトをまわすノウハウは、大企業でしか持ち得ない面が多かった。天下りのように中小企業で経営手腕をふるう。そんなセカンドキャリアのよきストーリーが聞こえる時代があったことは確かだ。 しかし時代は変わった。 大企業でしか経営やマネジメントのノウハウが積み上げられないことはもうない。むしろ形骸化した大企業よりも、1人で多くの業務に携わらざるを得ない中小企業のほうがよほど多能でハードなビジネスのノウハウが積める。 泥臭い営業も、エクセルやワードを使った資料づくりも、アポイントも、経費処理も、

    「50代以上の転職は99%が失敗する」大企業から中小に移ってきた自称エリート社員の残念な特徴 実績もノウハウも役には立たない
  • 本性が完全にバレた…候補者4人が機関紙「自由民主」で党員にこっそり見せた"必死の形相" TV討論では言わない「政治的隠語」

    第100代首相の座をつかむのはいったい誰なのか。元参院議員で現在は大正大学地域構想研究所准教授の大沼みずほ氏は「今回の自民党の総裁選では3年ぶりに党員投票の結果も反映されます。候補者は機関紙『自由民主』で党員だけに向けた、テレビ討論とは別の顔を見せ、必死のアピールをしています」という――。 自民党の総裁選挙が9月29日(投開票)に迫った。接戦になるのは必至で、議員投票(382票)に先立って実施される自民党員の党員票(382票、28日締め切り)の行方にも大きな注目が集まっている。 まだ態度を決めかねている議員は、党員票の出方で、誰に投票するか最終決断をする。そうした議員は3割に達し、勝敗のカギを握っている。 1:「自民党の党員」とは何者なのか? 自民党の党員は全国に約110万人いる。 私はNHKの報道記者、シンクタンクの研究員などを経て、縁あって山形県の自民党県連の公募にチャレンジし、公募に

    本性が完全にバレた…候補者4人が機関紙「自由民主」で党員にこっそり見せた"必死の形相" TV討論では言わない「政治的隠語」
  • 仕事量はほとんど同じなのに「忙しそうな人」と「余裕のある人」の決定的な違い 「残業する人はいつも同じ」のワケ

    ・パソコンの前でフリーズしたまま、前に進まない ・期限までに仕事が終わらない ・提出するとやり直しになることが度々起きる ・喫煙所に行って、考え事ばかりしている ・会議の直前にならないと資料が提出できない ・上司が望んでいる肝心な要点や結論が書類に提示されていない 頭が悪いわけではなく、またやる気はあるのに仕事がスムーズに進まず、いつも忙しそう。そのうえ、なかなか結果が出せない人がいます。こういう人はどの職場にも必ずと言っていいほど存在しています。 仕事の量は他の人と同じなのに、いつも残業している人は決まって同じ人だったりします。なぜ仕事が遅くなる人が生まれるのでしょうか。稿では仕事が遅い、要領の悪い人に共通する「残念な習慣」を踏まえ、スマートな働き方を考えてみます。 要領が悪い人、仕事が遅い人に共通する“残念な習慣”4パターン 仕事が遅くなる人たちを観察していると、仕事が速く進む人には

    仕事量はほとんど同じなのに「忙しそうな人」と「余裕のある人」の決定的な違い 「残業する人はいつも同じ」のワケ
  • 「若くして認知症に」40代後半で一気に脳が老ける人の頭の中で起きていること 時間に追われると脳は自動化する

    40代を超えても脳が若い人、老化がどんどん進む人がいる。その決定的違いとは? 「脳をダメにする根原因があるんです」と言うのは「脳の学校」代表の加藤俊徳氏だ。セブン‐イレブン限定書籍『45歳から頭が良くなる脳の強化書』からその驚きの仕組みを特別公開する——。(第1回/全3回) ※稿は、加藤俊徳『45歳から頭が良くなる脳の強化書』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。 「若いころは頭がもっとシャープだったのに…」 「最近、もの忘れが多くなった」「人の名前が覚えられない」「まったくアイデアが浮かばない」「集中できない」……40歳を過ぎてこんな実感をしたとき、あなたは「もう歳だからしょうがない」と考えてはいないでしょうか。でも、それは間違いです。 加齢によって脳の中の神経細胞が減ったり、記憶に関係する「海馬かいば」という部分が萎縮したりすることは現実としてあります。でも、脳の機能低下の

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  • 「ファンの皆様に感謝」定型コメントばかりのオリンピアンに元ラグビー日本代表が感じた強烈な違和感の正体 競技だけやればいい時代は終わった

    元アスリートが五輪廃絶を訴える理由 東京オリンピック・パラリンピックが閉幕した。大会前の開催の是非をめぐる喧騒がまるで嘘だったかのように静かだ。「五輪批判」は背景に退き、世間は新型コロナウイルスの感染対策に手一杯となっている。 すでにご存知の方もいるだろうが、私は一貫して東京五輪に反対の意を示してきた。東京五輪の中止とともに五輪そのものの廃絶を呼びかけてきたし、いまもその意思は変わらない。 元アスリートなのになぜ反対しているのか。それは道義に反することではないか。スポーツの恩恵を受けた身でありながら、その祭典である五輪を批判するのは恩知らずだろう――。 ツイッターのアカウントにはこうした声が相次いだ。スポーツ界から声を上げた数少ないひとりとして、その勇気を称賛する声が大半を占めたものの、一部では「身のほど知らず」という心ないことばが届けられた。社会的な発言に賛否はつきものだから反論を賜るの

    「ファンの皆様に感謝」定型コメントばかりのオリンピアンに元ラグビー日本代表が感じた強烈な違和感の正体 競技だけやればいい時代は終わった
  • 「抜け漏れがひどくPCは付箋だらけ」そんな私が三菱グループ企業の社長になるまで 実は音楽を愛する大野くんファン

    化学分野の研究開発者としてキャリアをスタートし、いくつもの異動先をはじめ国連の関連機関や内閣府などさまざまな環境で活躍してきた華房実保さん。だが、そうしたスーパーウーマンぶりとは裏腹に、素顔はとてもおちゃめで超のつく忘れん坊。これまで犯した数々の失敗を、ユーモアたっぷりに語ってくれた──。 社長を辞めて別の職業をやれと言われても嫌だとは思わない 三菱ケミカルリサーチは化学分野を中心とする総合シンクタンク。社長を務める華房さんは、およそ30年前に三菱グループの総合化学会社に入社して以来、数々の異動や出向を経験しながらキャリアを築いてきた。

    「抜け漏れがひどくPCは付箋だらけ」そんな私が三菱グループ企業の社長になるまで 実は音楽を愛する大野くんファン
  • 「情熱大陸」に出た元祖ノマドワーカーがすべてのSNSを削除することになったワケ 半年かけて少しずつ消していった

    たった数時間でFacebookの友達申請がパンクした 私は2010年代のはじめ、TwitterやFacebookなどの“自分メディア”を使って発信をすることで、文字通り人生が変わった一個人だ。 SNSでの発信から人とのご縁をいただき、仕事が創られ、テレビをはじめとするマスメディアに多数出演。それらの番組は毎回大変な話題となり、SNSのフォロワー数はTwitterだけでも5万人を軽く超え、毎日のようにメールや手紙、フォローが押し寄せた。 ある日、たった数時間でFacebookの友達申請の数がパンクして、「★マーク」(おそらく、1000人以上)になったこともある。 まったく無名のOLが、退職してからたった1年半で、雑誌やwebの連載を何も抱え、時々報道番組のコメンテーターとして出演しながら、連日メディアのインタビューや対談、講演をこなす日々を送るようになったのだ。 組織に属さず、個人がスキル

    「情熱大陸」に出た元祖ノマドワーカーがすべてのSNSを削除することになったワケ 半年かけて少しずつ消していった
  • 【告発スクープ】小6女子をいじめ自殺に追い込んだ「一人一台端末」の恐怖 パスワードは全員「123456789」

    子供たちに「一人一台端末」を配る国の「GIGAスクール構想」の被害者が出た。昨年、全国に先駆けて端末を配った東京都町田市のICT推進校で、小6の女の子がいじめを苦に自殺したのだ。配布端末のIDは出席番号、パスワードは全員「123456789」で、なりすまし被害が横行していた。当時の校長は、20年以上前からICTを学校教育に取り入れてきた先駆者で、GIGAスクール構想の旗振り役として知られる人物だった――。 学校で配られた端末でYouTube見放題 「あれ、和哉(仮名)、まだYouTube見ているの?」 昨年9月某日の夜11時。ベッドの上で寝転びながら、動画を見ている小学6年生(当時)の和哉さんを見て、母の小林愛菜さん(仮名)は驚いた。小林家では夜9時以降、クロームブックは使えない設定にしていた。「宿題をやっていた」と言い訳する和哉さんからクロームブックを取り上げて、YouTubeからログア

    【告発スクープ】小6女子をいじめ自殺に追い込んだ「一人一台端末」の恐怖 パスワードは全員「123456789」
  • 「自民党は苦手だけど"民主党政権"は絶対イヤ」野党の支持率が一向に上がらない3つの原因 菅首相の支持率はこんなに低いのに

    立憲民主党は菅政権の失政批判で、次期衆院選で議席を伸ばそうとしていたが、菅首相の退陣表明でシナリオが崩壊した。全国紙の政治部記者は「自民党は総裁選を盛り上げて、新総裁に“疑似政権交代”をさせることで、国民の注目と支持を再び集めようとしている」と解説する。 そもそも菅首相の支持率がどれだけ下がっても、野党の支持率は上がっていない。菅首相退任表明前の朝日新聞の世論調査(8月7、8日実施)によると、菅政権の支持率は28%と発足以来最低となったが、政党支持率では与党の自民党が32%でトップ。野党第一党である立憲民主党の支持率はわずか6%だった。 なぜ、野党の支持率は上がらないのか。3つの問題点から掘り下げてみたい。

    「自民党は苦手だけど"民主党政権"は絶対イヤ」野党の支持率が一向に上がらない3つの原因 菅首相の支持率はこんなに低いのに
  • 「20代30代が逃げていく」観光都市世界一・京都が陥った"破産危機"の真実 決して観光不振のせいではない

    古都に走った激震 「10年以内に財政が破綻はたんしかねない」 門川大作京都市長のこの一言が全国ニュースとなって駆け巡った。2020年から続くコロナの影響、繰り返される緊急事態宣言の発出は、京都の観光業界にかつてない試練をもたらした。 2020年には米国の大手旅行誌『コンデ・ナスト・トラベラー』が発表した世界人気都市ランキングで、京都は初の1位に選ばれた。だが、観光寺院は閑古鳥が鳴き、往年の京都の見る影もない。 そのせいもあってか、「観光客が来なくなり京都市財政は苦境に陥っている」と一般に解釈されがちだが、まったくそうではない。 実は、京都で当に深刻な問題は観光ではなく、「財政」と「人口」だ。都市の根幹が揺らぎ始めているのである。 確かに観光業は大変だ。お盆の最中、銀閣寺門前を訪れたが、開いている店はたったの3軒、すれちがった観光客はわずか数人……。清水寺門前も伏見稲荷門前も同じような光景

    「20代30代が逃げていく」観光都市世界一・京都が陥った"破産危機"の真実 決して観光不振のせいではない
  • 「ブラウザをそのまま使う人は大損している」プロが勧める絶対外せない"4つの設定" 一度の設定で毎日の仕事が見違える

    Chromeなどのブラウザをインストールしたときのまま使っている人はいませんか? 仕事術のプロとしてコンサルティングを行う岡田充弘さんは「ブラウザは、すでに私達の日常業務に浸透しているがゆえに、無意識に使っている人が多く、そこにメスを入れることで、仕事の生産性は飛躍的に向上する」と指摘します――。 無意識に使っている「ブラウザ」を変身させる これまでパソコンの快速設定法からタブレット活用法まで、幅広い分野のデジタル仕事術をご紹介してきましたが、これからは少し仕事の原点に返って、日常的によく使うツールを中心にお役立ち技を紹介していこうと思います。 今回焦点を当てるツールはずばりブラウザ。 「えっ、いまさらブラウザ?」と思われた方もいるかもしれませんが、実際いまの時代にブラウザを使わない仕事は皆無と言ってもよいのではないでしょうか。 例えば、メールやオフィスソフトなど、かつてはパソコンにアプリ

    「ブラウザをそのまま使う人は大損している」プロが勧める絶対外せない"4つの設定" 一度の設定で毎日の仕事が見違える
  • 「テスラ→ポルシェへ乗り換えが加速」高級EV市場で起きている"ある異変" 絶好調タイカンのしたたかな戦略

    EV化が叫ばれても実態は… 現在自動車のEV化の話題が盛んである。とくにヨーロッパは急進的であり、2035年までにHVを含む内燃機関車の販売を禁止する方針を打ち出している。そのためには消費者に買ってもらわないといけないため、各国はさまざまなインセンティブをつけてプラグイン車(EVおよびPHEV:プラグインハイブリッド車)の販売を伸ばそうとしている。 その結果、ヨーロッパでは今年に入って販売の約16%がプラグイン車となっており、純粋なEV(以下BEV)だけで見ると7.6%となっている。ブランド別で見るとフォルクスワーゲン、BMW、メルセデスベンツがプラグイン車販売トップ3だが、BMWとメルセデスベンツは現状ではPHEVが多い。 資料① Are cars cleaner today? 資料② Plugin Vehicles Hit 19% Market Share In Europe In J

    「テスラ→ポルシェへ乗り換えが加速」高級EV市場で起きている"ある異変" 絶好調タイカンのしたたかな戦略
  • 富士通が「巨額をかけた残念なシステム作り」から一線を引けるようになったワケ 「アジャイル」を本気で導入するまで

    なぜ日企業の情報システムは「使いにくい」のか ソフトウエア開発の分野で「アジャイル方式」と呼ばれる新しい開発手法が急速に広がっている。これまでは開発前にシステム全体の要件をきっちり定義する「ウォーターフォール方式」が主流だったが、アジャイル方式では要件定義よりも開発を優先させていく。いわば「走りながら考える」というやり方だ。 ひとつの大きな動きは、国内最大手の一角である富士通が、アジャイル方式の導入で受注を増やしていることだ。なぜ富士通は従来のやり方を変えられたのか。稿ではそれについてみていく。 ビジネスなどへの情報システムの活用は日でも大きく広がっている。この流れは企業でも、官公庁でも、あるいは病院や学校などの非営利組織でも変わらない。特に、大きな組織になると、生産、調達、開発、経理、人事、営業、そしてサービス提供と、多くの領域において専用情報システムが業務を支えるようになっている

    富士通が「巨額をかけた残念なシステム作り」から一線を引けるようになったワケ 「アジャイル」を本気で導入するまで