「新型コロナウイルス用ワクチン」と書かれた瓶と注射器(2020年11月17日撮影)。(c)JOEL SAGET / AFP 【11月19日 AFP】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン(Michael Ryan)氏は19日、新型コロナウイルス感染拡大の第2波にワクチンは間に合わないと警告した。 【関連記事】米ファイザー、コロナワクチンの有効性95%と発表 治験最終結果 ライアン氏は、ワクチンをユニコーンの角のような万能薬とみなすべきではなく、新型ウイルスの感染が再拡大している国々は再度、ワクチンなしで立ち向かう必要があると述べた。 複数のワクチンが臨床試験(治験)で高い有効性を示したと発表されているが、ライアン氏は「まだ、ワクチンがあるという段階ではない」「私たちは理解し、納得し、自覚する必要がある。ワクチンなしでこの困難に立ち向かわなければならないということを