知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう なんてタイトルにすると、それは「犯罪者」をかばいすぎだろうって反応があるわけだけど、刑事裁判の対象となる者、少年審判の対象となる者だけが社会の悪としてクローズアップされすぎているように感じる人は決して少なくはないはずだ。たとえば、防衛省の汚職事件、本来は、兵器などの発注システムそのものを根本的に変えなければならないにもかかわらず、守屋個人の資質のような報道のされ方をすることで、肝心な再発防止策について真剣に検討するべきだという風潮にはならない…。被疑者、被告人バッシングは、システム改善論から目をそらさせる。 たとえば、いま、少年法を改訂して被害者が少年審判に立ち会えるような仕組みにすることについてパブリックコメントが募集されている(※1)。ちなみに、締め切りは1月4日なので、まだ出して