明年の学会創立80周年を開く「決戦の夏」。創価の友は今、猛暑を吹き飛ばしながら、立正安国の実現へ、広宣流布の拡大へ猛ダッシュしている。 仏法は勝負だ。正義は勝ってこそ証明される。師弟の縁深き本陣大東京、常勝大関西、そして正義と共戦の神奈川をはじめ、全国の同志が一丸となって、痛快なる完勝のドラマを綴りゆこう。 戦いの勝敗を決する要諦は何か。それは、巌をも貫く「執念」である。 仏法説話には、「石に矢が立った」という石虎将軍のエピソードがある。 虎に母親を食い殺された将軍が、虎を見つけ、仇討ちの一念を込めて矢を放つと、その矢は、深々と突き刺さった。だが、近づいて見てみると、それは虎の形に似た石だった。石と知って改めて射ても、再び矢が刺さることはなかった――という逸話である。 “敵を討たずにおくものか”との執念が、不可能を可能にする「奇跡」を生み出したのであろう。日蓮大聖人も、