原子力発電も、二酸化炭素を排出します 燃料のウランの採掘、精錬、転換、濃縮、再転換、燃料加工、発電所、廃棄物の処理、貯蔵、処分、そしてそれらを結ぶ輸送という全体像を考えると、原子力の発電も、実際には二酸化炭素を排出していることになります。また、放射性廃棄物の管理は現在高レベル放射性廃棄物でも300年間とされていますが、安全に管理しようとすればその期間は何万年にも延びます。その期間の管理にエネルギーを消費しますから、二酸化炭素の排出も延びます。 原子力発電も二酸化炭素を排出 「環境破壊」 原子力発電は、放射能汚染を引き起こします 事故が起きなくても、原子力発電は、多くの原発労働者の放射線被ばくなしにはありえません。労働者の被ばく量は法律の範囲内とされていますが、実際は、その範囲を超えている実例はたくさんあります。また、空に海に排出されている放射能は環境中に蓄積し、種類によっては何万年も留まり