ランサムウェア被害がニュースで連日報道される昨今、日々進化するサイバー脅威に対してどのような事前対策または事後対策をすればいいか分からないという企業は多くなっているのではないだろうか。 パロアルトネットワークスの林 薫氏(日本担当最高セキュリティ責任者)がランサムウェア攻撃の最新動向を踏まえつつ、日本企業のセキュリティ対策が抱える盲点とやるべきことを語った。 サイバー攻撃者の標的にされやすい業界とは? 林氏ははじめにパロアルトネットワークスが2023年4月に発表した「ランサムウェア脅威レポート 2023」からサイバー攻撃手法のトレンドや狙われている業界といった最新動向を明らかにした。 このレポートは2021年5月~2022年10月の間に同社のグローバル脅威インテリジェンスチーム「Unit 42」が対応した約1000件の事例とダークWebのリークサイトを分析し、日々の業務から得られた知見に基
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