優れたアイデアを持っていても、それを言語化して伝えることが苦手なために起業や新規事業の立ち上げに失敗してしまっては元も子もありません。今回、翔泳社が刊行した『巻き込む力』の翻訳者である津田真吾さんに、資本家や上司を説得するためのピッチ資料やストーリーの重要性と具体的なノウハウを紹介した本書についてうかがいました。 アイデアを言語化して説明するのが苦手な方のために ――『巻き込む力 支援を勝ち取る起業ストーリーのつくり方』はスタートアップにおいて最大の課題である資金調達を行うためのノウハウが解説されており、特に「ストーリー」を伝えるためのピッチ資料の作り方が具体的に紹介されています。 翻訳を手がけられた津田さんはBiz/Zine Day 2016に登壇していただくなど、Biz/Zineとはかねてよりご縁がありますが、改めて経歴について教えていただけますでしょうか。 津田:私は元々エンジニアだ