今回の「美味しんぼ」事件で、確かに3年たって、雁屋氏と一部マスコミのような「もう福島は住めない。勇気を持って逃げろ!」と叫ぶ人間が極少派に転落したのだと実感したのは心強いことです。 かつて2011年の今頃の季節の頃は、ひとことでも「落ち着いて」と言うだけで狂ったようなバッシングの嵐でした。 あれから福島事故が、「いい意味でのフェード」をしていくことは健全なことです。それだけ、東日本の人間は苦労したし、努力と知見を積み上げてきたのです。 かつて私たち現地の人間は必死に現実から学びました。教室から学ぶのではなく、今ある危機から学ばざるを得なかったわけです。 さて、どうして低線量で高い線量がコメから出たのでしょうか?その理由も分かっています。 上図はカリと玄米中のセシウム濃度の相関関係を調べたものです。ちょっと専門的なのですが、こう報告書は述べています。 「土壌中の交換性カリウム濃度がK2Oにし
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