「中国に寄りすぎた」 木村:鈴置さんとのこれまでの対談でも、ずっと観察してきた韓国の中国シフト。朴槿恵外交を支持してきた保守メディアが、ついに2013年秋頃から「中国に寄り過ぎてもまずい」と主張し始めました(「天動説で四面楚歌に陥った韓国」参照)。 日本についても「これ以上関係が悪くなれば支障が出かねない。実利のために関係を改善すべきだ」との記事が載るようになりました。最近では、日本を活用すべきとの意味で「用日」との表現も使われています。 メディアの主張に留まらず外交部や、青瓦台(大統領府)周辺の人々も、ほぼ同じ時期に「日本との関係を立て直そう」と動き出しています。 ただ、韓国政府の「本丸」である朴槿恵大統領と最側近がどう考えているのか、はっきりしません。果たしてメディアや外交部の「焦り」が青瓦台の中枢部にも共有されているのか……。言えることは、日本だけではなく中国や米国との関係も含め、韓
SNSをやっていると、突然罵倒されることがある。おまえはバカだ、何もわかってないゴミだ、最低の広告屋だ、などと。 勝手に友達申請をして来たり、フォローして来たりして、ただ罵り上げて勝手に去って行く。そういう人たちの過去の言行を見ると、誰かの批判や誹りばかり。 そして、彼らにほぼ共通するキーワードがある。 「反原発」だ。 反原発ということなら、僕は3.11のとっくの前から反原発だ。自宅の電気は天然ガスによる自家発電でまかなっている。この装置は百万円以上かかった。発電は電気を使用する場所に近いほど効率が良い。都心のど真ん中に発電所があればエネルギー効率は2倍になる。 3.11の直後は、福島第一原発に最も近い避難所で炊き出しをやろうと言うことで、ケータリング業者を連れて行った。当時は宅配便のトラックも近づくのを拒否していると言われていた。南相馬は大きな避難所がないということで、いわきに行った。余
為末大学 オリンピックを考える◆為末大(ためすえ・だい)1978年(昭和53年)5月3日、広島市生まれ。広島皆実高-法大。400m障害で世界選手権で2度(01年、05 年)銅メダル。五輪は00年シドニー、04年アテネ、08年北京と3大会連続出場。自己ベストの47秒89は、現在も日本最高記録。12年6月の日本選手権 で現役引退。現在は社会イベントを主宰する傍ら、講演活動、執筆業、テレビのコメンテーターなどマルチな才能を発揮。爲末大学の公式サイトは、http://tamesue.jp/ 毎回起こることだけれど、選手が結果を出せなかったとき、批判が出る。その批判の中には「選手の強化費は国費から出ているものだから、当然選手は結果を出すべきだ」というものがあるが、いったい、どの程度選手には強化費が使われているのだろうか。 強化費に関して計算の仕方にさまざまな考え方があるので、どの程度、正確なのか分か
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