今、中島卓偉が熱い。いや、いつだって熱い男であるのだが。アンジュルム「大器晩成」や℃-uteの4月1日リリースのニューシングル「次の角を曲がれ」など、アップフロントの後輩グループへの楽曲提供を期にアイドルファンを中心に注目を浴びている。卓偉楽曲は、少し古風なジャパニーズ・ロック感と、収まりの良い日本語“詩”ではない口語調の詞(ことば)”が強い特徴であり、本人は必ずしもクリエイター気質の器用なタイプであるとはいえなそうだ。されど数こそ多くはないが、LoVendoЯ「イクジナシ」(2014年)や、少女-ロリヰタ-23区の総史が在籍したユニット、ワタシメスラッグ「Shiny day」(2007年)への楽曲提供、シリアル⇔NUMBERのプロデュース(2008〜2009年)など、アーティストと卓偉の個性が合致したときの爆発力は大きく、その作品が後のアーティスト自体の方向性を左右するものになることも少
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