自民党派閥の政治資金パーティー収入をめぐる問題で、最大派閥の清和政策研究会(安倍派)と、二階俊博元幹事長率いる志帥会(二階派)に、政治資金収支報告書の不記載だけでなく、パーティー券の購入者数捏造(ねつぞう)の疑いが明らかになりました。なんと、“疑惑の方程式”が―。 日曜版12月24日号によると、安倍派のパーティー券購入者数は、2022年までの6年間をみると、パーティー収入を2万円(1枚)で割った数字に「0・675」をかけた数字と一致するといいます。(表) たとえば、22年5月に東京都港区の東京プリンスホテル「鳳凰の間」で開催したパーティーについて、安倍派は、政治資金収支報告書(22年分)に収入9480万円、パーティー券購入者数3200人と記載しています。パーティー券は、1枚2万円なので、販売枚数は4740枚となります。この4740に「0・675」をかけた数字が、3200というわけです。 2
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