インターネットサービスプロバイダーがユーザーをマルウェアから守るために保護策を用意していることは珍しくはないが、その逆のことが起きたという。 マルウェア被害は今も絶えることなく発生し続けている。企業や施設などから毎日のように被害報告が寄せられ、マルウェアに対してはいくら注意を払っても払い足りないご時世だ。 本来ならユーザーをマルウェアから守る立場にあるインターネットサービスプロバイダー(ISP)が、自社サービスを利用するユーザーのPCにマルウェアを仕込んだことが明らかになり、大問題となった。どうやらデータの窃取が目的ではないようだ。インターネットサービスプロバイダーの思惑とは? ISPが自社の顧客のデバイスにマルウェアを仕込んだというにわかには信じられない話だが、実際にあった話だ。マルウェアを配布したのは、韓国の大手ISPであるKTだ。通信トラフィックに大きな影響を与える「BitTorre
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