インド・ブバネーシュバル(Bhubaneswar)で、鳥インフルエンザに感染したニワトリを処分する当局者(2012年2月6日撮影)。(c)AFP 【2月20日 AFP】ヒト感染する能力のある強毒性鳥インフルエンザ(H5N1)ウイルスの変異株に関する2論文の公開の是非を検討していた世界保健機関(World Health Organization、WHO)は17日、スイス・ジュネーブ(Geneva)で開いた会合で、全文公開すべきだとの勧告を決定した。ただし、論文公開と研究再開の前には安全評価を実施する必要があることでも合意した。 論文の執筆者の1人でWHO会合に出席したオランダのロン・フーシェ(Ron Fouchier)教授によると、出席者は「論文の全文公開は、公衆衛生に利する」との意見で一致したという。 オランダと米ウィスコンシン(Wisconsin)州の研究チームはそれぞれ前年末、哺乳類間
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