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CULTURE | 2021/08/19 ビル・ゲイツに怒鳴られ、坂本龍一に理解され【連載】サム古川のインターネットの歴史教科書(3) 聞き手:米田智彦 構成:友清晢 古川享 1954年東京生まれ。麻布高校卒業後、和光大学人間関係学科中退。1979... 古川享 undefined 1954年東京生まれ。麻布高校卒業後、和光大学人間関係学科中退。1979年(株)アスキー入社。出版、ソフトウェアの開発事業に携わる。1982年同社取締役、1986年3月同社退社、1986年5月 米マイクロソフトの日本法人マイクロソフト株式会社を設立。初代代表取締役社長就任。1991年同社代表取締役会長兼米マイクロソフト極東開発部長、バイスプレジデント歴任後、2004年マイクロソフト株式会社最高技術責任者を兼務。2005年6月同社退社。 2006年5月慶應義塾大学大学院設置準備室、DMC教授。2008年4月慶應義
本年1月から開始した月1回の「数学間違い探し」の連載は幅広い読者から読まれているようで、心から感謝の意を表す。 第1回、第2回でも連載の背景や狙い詳しく述べているが、筆者の長年に渡る教育経験から悟ったことの一つに、算数・数学にある「間違い」を見付けるためには、暗記だけの学びはあまり役に立たない一方で、理解の学びが役に立つということがある。この「算数・数学の間違い探し」を通して背景にある「理解の学び」の重要性を少しでも学んでいただければ、筆者として嬉しく思う次第である。 毎回、初級、中級、上級の3題の「間違い探し」問題を順に出題するが、算数・数学として難しい問題を出題するものではなく、あくまでも間違い易い問題を出題する。 初級問題 【問1】円Bの半径は円Cの半径の2倍で、円周と円周は外接している。いま、円Bは固定する。そして円Bの周りを、円Cを外接した状態ですべることなくちょうど1周させると
亀田さんの質問にお答えするには、「自己肯定感」以外に、「自己効力感」という言葉も使って説明する必要があるように感じます。 自己肯定感とは簡単に言うと「自分の現状を肯定できる感覚」のことです。ありのままの自分を認めるという感覚です。 一方で、似た言葉に「自己効力感」があります。これは「自分はできるという感覚」になります。ある目標に対して”自分はできる”と信じているときは、自己効力感が高いと表現されます。カナダの心理学者、アルバート・バンデューラのセルフ・エフィカシーを訳した言葉として使われています。 この2つの言葉を使って回答すると、亀田さんのお子さんは、勉強ができているけども、人を見下しているということは、実は、自己効力感は高いけれども、自己肯定感は高いわけではないと考えられます。つまり亀田さんの見立てと実態はまったく逆で、自己肯定感が高すぎるのではなく、低い可能性が高いように感じられます
1935年東京生まれの若宮正子。独学でパソコンスキルを習得し、2016年からiPhoneのアプリ開発を始めた。NPO法人ブロードバンドスクール協会の理事として、シニア世代へのデジタル機器普及活動に尽力するほか、日本政府のIT改革の有識者メンバーとして活躍する。 エクセルアートでデザインされた小花模様の爽やかなブルーのシャツをまとって取材場所にやってきたのは、愛称「マーチャン」で知られるITエバンジェリスト(IT技術の伝道師)の若宮正子だ。若宮の名が世界に知れ渡ったのは、2017年のこと。ハイシニアが楽しめるゲームを作ろうと考え、お雛様をひな壇に正しく並べるアプリ「hinadan」を81歳のときに開発した。これを知ったApple社のCEOティム・クックにアメリカに招かれ、世界開発者会議(WWDC)など大規模なテックイベントに出席。「世界最高齢プログラマー」として世を驚かせた。昨年は七草粥に入
人々が1日を振り返って新たな明日を計画し、実行することは良い習慣だ。だが、強要や統制による“振り返り”であれば、それは耐え難いものになる。 北朝鮮には老若男女を問わず、自分の生活を振り返って批判する「生活総括制度」が存在する。世界で唯一、北朝鮮に存在する生活総括とはどのような制度なのだろうか。 (過去分は以下をご覧ください) ◎「北朝鮮25時」(https://jbpress.ismedia.jp/search?fulltext=%E9%83%AD+%E6%96%87%E5%AE%8C%EF%BC%9A) (郭 文完:大韓フィルム映画製作社代表) 生活総括は、北朝鮮住民が生活の中で生じた公私ぞれぞれの問題を内省し、同僚などを批判する制度である。 労働党だけでなく、青年同盟、職業総同盟、女性同盟といった生活組織の単位で、週ごと、月ごと、四半期ごと、年ごとに行われる。週の生活総括は毎週土曜日、
弱い磁場は磁極を反転させている?では、磁場が弱まるとどういった問題が発生するのでしょうか? 地球の磁場の果たすもっとも大きな役割は、太陽の強力な放射から地上を保護することです。 磁場が弱まれば、地上は有害な太陽放射をもろに受け、生命に影響を及ぼします。 磁場を失うと、地球は太陽放射をもろにあびて大量絶滅が起きてしまう / Credit:Depositphotos 最近の研究では、デボン紀-石炭紀境界(約3億5900万年前)の大量絶滅は、紫外線レベルの急激な上昇が関連していることが示されていますが、これは今回測定されたMPDLのもっとも弱い磁場測定の時期と一致しています。 磁場の強度が大きく低下した場合、磁極が迷走し、完全に極が反転を起こす可能性があると研究者は語ります。 こうした磁場の変動は、地球深部の内部プロセスに関連していますが、将来的な変動を予想する手がかりは不足しています。 そのた
理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター計算物質科学研究チームの野村悠祐研究員と豊田理化学研究所/早稲田大学理工学術院総合研究所の今田正俊フェロー/上級研究員・研究院教授の共同研究チームは、機械学習[1]を用いた世界で類を見ない高精度手法により、幾何学的フラストレーションのある量子スピン系[2]の解析を行いました。そして、スピンの向きが絶対零度でも整列せずに、量子力学的に揺らぐ「量子スピン液体[3]」相を発見・確証し、存在領域を特定しました。 本研究成果は、量子スピン液体中でスピンが分裂して生じる「スピノン[4]」の性質を解き明かし、これを量子計算への応用につなげるとともに、現実物質で量子スピン液体を実現するための有用な指針を与えるものと期待できます。 今回、共同研究チームは、機械学習分野で用いられる人工ニューラルネットワーク[1]の一種である制限ボルツマンマシン[5]と物理分野で用い
【プロフィール】 村山斉(むらやま ひとし) カリフォルニア大学バークレイ校教授、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構教授。1964年東京生まれ。素粒子物理学の第一人者で、宇宙の謎に対する、分かりやすくて面白い講演も人気の理論物理学者。 宇宙も地球も私たちも元素でできている 「宇宙になぜ私たちが存在しているのか?」このとても素朴な疑問に答えるために、まず私たちの身近なものから見ていきましょう。 私たち人間の体は、およそ60兆個の細胞でできています。細胞はタンパク質や脂質、水などから成り、これらの物質は、窒素、リン、酸素、炭素、水素という「元素」からできています。もちろん体全体を見ると、もっとたくさんの元素が必要で、何十種類もの元素から成り立っています。 元素は今までに118種類見つかっていますが、その中には人間が人工的に作り出したものもあるので、自然の中にある物質を作る元素はおよそ90種類で
ITゼネコンの巣窟 デジタル庁 いよいよ9月に、デジタル庁が鳴り物入りで発足する。霞ヶ関省庁のデジタル予算を一手に握る“最強組織”という触れ込みだ。民間人材の登用と役所の縦割り排除により、国民が享受するITサービスの向上と劇的なコスト削減を狙っている。しかし、その目的の実現は容易ではない。日本は世界でも稀有なIT丸投げ大国だ。1990年代以降、官公システムの構築は、NTTデータや御三家(富士通、NEC、日立製作所)らを頂点とする重層下請け構造「ITゼネコン」に依存をし続けてきた。デジタル庁は大きな裁量を武器に旧来の商習慣を断ち切る構えだが、すでにITベンダーやコンサルティング会社の暗躍は始まっている。本特集では、デジタル庁に群がる企業の構図と、IT後進国ニッポンの切実な実態に迫った。 バックナンバー一覧 行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)の肝は、ただ既存システムを新たに置き換え
カオス理論の権威が「数学は誰でも好きになれる学問だ」と断言する理由 『数学とはどんな学問か?』前書き特別公開! 数学的なセンスはなかった 数そのものが好きだったのですが、高学年になって、植木算や鶴亀算が出てきて、その解決の仕方に感動したことを思い出します。一見ややこしそうに見える問題も、じっくり筋道を立てて考えれば、なるほどという解決法が見つかります。 中学校になると、学校の勉強では飽き足らなくなって、ユークリッドの『原論』をたまたま本屋で見つけて読み始め(読んだのは多分そのごく一部だったと思いますが)、夢中になっていきました。 ただ、そのまま順調に数学の道を歩んだわけではありません。高校に入ったとき、同級生に数学好きの素晴らしい友人がいて、なるほど数学的センスというのはこういうものかと思い知らされたのです。自分には生まれ持った数学的センスはないな、と数学の道に進むのを諦めて、しばらく茫然
みずほ銀行システム障害の調査報告書が公開されたのがニュースになって、Twitterなどで色々な人がコメントをしているのを見た。140文字しか書けない空間で他人の失敗談の揚げ足取りをするのは簡単だが、そこからは一時の爽快感以外に何も得るものがないので、僕はそういうのはカッコ悪いと思っている。 そこで、ちゃんと読んでみたら全く他人事でない部分も沢山あるし、非常に面白く勉強になったので、ブログにまとめてみる。 技術的な話 銀行のシステムがどのようになっているのか、全然イメージが湧いていなかったので、それがまず勉強になった(p.29)。 トラフィックのソースに応じて用意された色々なシステムから基幹システム「MINORI」の取引メインバスにトラフィックが流れ、そこから各種システムへとリクエストが送られていく。この辺はService Oriented Architectureらしい。開発当時としては(
OSI区分:OSIのライセンス氾濫委員会による区分 人気:広く一般的に使用されているか、もしくは強力なコミュニティに支えられているライセンス 置換:上位のバージョンで置き換えられたライセンス 重複:より一般的なライセンスと重複するライセンス 特定:著作権等の特定の各国の規則に対しての特別なニーズを満たすためのライセンス 再不:作成者に固有のものであり、他のユーザーが再利用することができないライセンス 国際:英語圏以外に適用されるライセンス 廃止:自主的に廃止されたライセンス FSF区分:FSFによる自由を尺度にした区分 自由:FSFが認めるGPLと両立する自由ソフトウェアのライセンス 非両立:GNU GPLと両立しないが、FSFが認める自由ソフトウェアのライセンス 不自由:FSFが自由ソフトウェアとは認めないライセンス 作成ルール ディレクトリ、ファイル名に使用する短識別子は、SPDXに該
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