
昨日、@irofさんと飲みながら自分を思い返すと「ちゃんとソフトウェア開発を勉強しはじめてから3年間たった」つまり「@bleisさんを知ってからこの5月でまる3年間たった」 それまでの僕はデザインパターンもオブジェクト指向がなんたるかも、バージョン管理もなにも知らなかった。 毎日言われたことをこなす仕事をして、変えたいけど誰も教えてくれないし、学び方すら教えてくれなかった。 それなりに努力してたけど、よくはわかっていなかった。 そんな状態から抜け出したのが3年前。このブログの先頭でも書いた。当時僕は21歳かな。(ちなみに就職したのは19歳のとき) →【このブログをはじめるきっかけ - うさぎ組】 この3年間でやったことをふりかえってみようと思いました。 ちょっとわかりにくいだろうけど、2009年5月からの12ヶ月周期で書いてみます。 こうやって振り返るのはあくまで僕のためであって、何かを誇
(追記:2012-12-03) 本記事を電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。詳細は文末に追記しましたので、購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m 電子書籍「これからRubyを始める人たちへ」EPUB版 Rubyの特徴 Rubyは、まつもとゆきひろ氏(通称Matz)により設計されたオブジェクト指向プログラミング言語です。Rubyの特徴を一言で言うならば、それは「間口が広くて奥が深い言語」ということになります。 「間口が広い」というのは、インタフェースがシンプルで誰でもが簡単に使い始められることを意味します。「奥が深い」というのは、プロフェッショナルによる長期使用に耐えうる本物の言語であるということを意味します。「間口が広い」ということと「奥が深い」ということは本来競合する概念ではありませんが、その両方をバランスよく組み合わせるには、対象に対する
今春まともなエンジニアになりたい人とはつまり僕のことです。 ちなみに最近まで読んでいたのはこっち →「ソフトウェアテストを勉強しはじめて10ヵ月でやったこと - うさぎ組」 読み返すのも含めてこれらをしっかりと読もうと思ってる書籍をあげてみます。 最後のほうにOOPの設計系の書籍について補足を書いておきます。 CleanCoder まだ半分くらいまでしか読んでいませんが、宣伝の通り全てのソフトウェア開発に関わる人に読んでほしいと思わせますね。 Clean Coder プロフェッショナルプログラマへの道 作者: Robert C. Martin,角征典出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2012/01/27メディア: 大型本購入: 12人 クリック: 645回この商品を含むブログ (36件) を見る いかにして問題を解くか 数学を題材に扱いながらも一般的にどのように目の前
マイケル・ディックハイザー:著者 / 田中 幸、ホジソン ますみ、松浦 悦子:訳 / 三宅 陽一郎:監修 C++の基礎を身につけたプログラマが次のレベルに進むには? 世界中のゲーム開発者に愛読されてきたC++のベストセラー解説書が遂に邦訳化! 中~上級プログラマのために厳選された数々のノウハウ。知識に貪欲な本職プログラマを満足させる、濃厚な1冊です。 ■第1部 C++の要点 第1章 継承 第2章 多重継承 第3章 const、参照、キャスト 第4章 テンプレート 第5章 例外処理 ■第2部 C++の活用 第6章 パフォーマンス 第7章 メモリ割り当て 第8章 C++のパターン 第9章 標準テンプレートライブラリ:コンテナ 第10章 標準テンプレートライブラリ:アルゴリズムと高度な話題 第11章 STLを超えて:カスタム構造とアルゴリズム ■第3部 ゲーム開発のテクニック 第12章 抽象イン
執筆した井上誠一郎氏ら共著者に敬服。お疲れさまでした。 パーフェクトJavaScript (PERFECT SERIES 4) 言語仕様のpart2(2〜7章)まで読みました。その後はパラパラっと流し読み。まずは言語仕様までの内容について雑感を述べます。 JSには既にサイ本と呼ばれるバイブルが存在しますが、サイ本は「仕様を淡々と解説している本」といった印象を持っています。対してパーフェクトJavaScriptは「仕様における用語を整理し、分かりやすくまとめて解説している本」といった印象でした。そして表紙がダサいです。ガラケーがのってます。サイ本に対してガラケー本といったところでしょうか。・・・って不名誉な名称だからやめとこうと思いましたが、パーフェクトJavaScriptと長いのでやっぱり使います。 対象読者 入門書ではないと「はじめに」で言い切っています。対象読者についてもそのページで言
この記事で、アルゴリズムの勉強はアルゴリズムカタログを覚えることじゃないよということを書きました。 プログラムの理論とはなにか アルゴリズムの勉強というのは、スポーツで言えば腕立て伏せや走り込みみたいな基礎体力を養うようなもので、「ソートなんか実際に自分で書くことないだろう」とかいうのは「サッカーは腕つかわないのに腕立ていらないだろう」とか「野球で1kmも走ることなんかないのに長距離の走り込みいらないだろう」とか言うようなものです。 Twitterでアルゴリズムの勉強とはなにかと尋ねられて、「アルゴリズムの基本的なパターンを知って、それらの性質の分析のしかたをしって、いろいろなアルゴリズムでどのように応用されているか知って、自分が組むアルゴリズムの性質を判断できるようになることだと思います。 」と答えたのですが、じゃあ実際どういう本で勉強すればいいか、ぼくの知ってる本からまとめてみました。
株式会社ロングゲートは9月15日(木)、書籍『プログラミングの魔導書 ~Programmers' Grimoire~ Vol.2 The Evolution of Languages』の予約受け付けを開始しました。完全受注生産で、予約締め切りは10月4日(火)です。 ▽ 株式会社ロングゲート ▽ 『プログラミングの魔導書 Vol.2』予約開始! - Faith and Brave - C++で遊ぼう 『プログラミングの魔導書』の執筆を担当しているのは、ブログなどで「有益な情報発信を行っている」日本人プログラマーです。2010年8月に発刊した『vol.1 Construct the World, C++』では、プログラミング言語「C++」をテーマとしています。 『Vol.2 The Evolution of Languages』のテーマは「言語の進化」で、さまざまな言語における日本人プログラ
たにぐちまことさんの書かれた『よくわかるPHPの教科書(以下、「よくわかる」)』を購入してパラパラと見ていたら、セキュリティ上の問題がかなりあることに気がつきました。そこで、拙著「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方(以下、徳丸本)」の章・節毎に照らし合わせて、「よくわかる」の脆弱性について報告します。主に、徳丸本の4章と5章を参照します。 4.2 入力処理とセキュリティ 「よくわかる」のサンプルや解説では、入力値検証はほとんどしていません。しかし、入力値検証をしていないからといって即脆弱かというとそうではありません。徳丸本でも強調しているように、入力値検証はアプリケーション要件(仕様)に沿っていることを確認するもので、セキュリティ対策が目的ではないからです。 「よくわかる」の中で、私が見た範囲で唯一の入力値検証は、郵便番号のチェックをするものです。以下に引用します(「よくわ
288ページという少ないページ数の中に、ほとんどの見開きの中に図をいれて、アジャイル開発のすべてがザックリ凝縮された書籍です。思わず「こういうのが欲しかったんだ!」と声に出してしまう内容に仕上がっています。この業界の新人に必ず読ませたいバイブルです。 今の仕事やプロジェクトに問題がある。順調でない。解決策の糸口が欲しい。 アジャイル開発に興味がある。はじめてみたい。どういったものか知りたい。 もっと価値のあるソフトウェアを顧客に提供したい。 ソフトウェア開発に携わるすべての人(プログラマ以外にも)にオススメします。東京に住んでいる人はよかったら読書会に参加してください。 良いコードを書く技術 -読みやすく保守しやすいプログラミング作法 (WEB+DB PRESS plus) 今年、プログラミングを本格的にはじめた人や、会社に入って多人数での開発をはじめてやる人に読んでもらいたい書籍。自分一
少し前にHaskellの本を買いました。Haskellの本を買ったりスシを食べたりしていました。でも、iPhoneアプリ開発が忙しくて、ほとんど読んでいません。スシは食べましたけど。 タダで読めるHaskellの参考書が紹介されています。 5 Free E-Books on Haskell 参考書の前に。ブラウザ上で試せるインタラクティブなチュートリアル。これ、いいですね。 Try Haskell! An interactive tutorial in your browser Learn You a Haskell for Great Good。 これ。この本を買いました。タダで読めるって知らずに。私は生まれつき英語をスラスラ読めない体質なのですが、この本は読みやすいです。内容も、説明のテンポがちょうどよくて、頭に入りやすいです。人生に余裕ができたら続きを読みます。 Real World
プログラマに新しい視点を与える7つのプログラミング言語 書籍(紙版書籍): 3,200円 + 税 PDF版書籍データ: 2,560円 + 税 コンボパック: 4,800円 + 税
この時期、Perlを学び始める方も多いと思います。そこでプログラミング初心者がPerlを学ぶのに適した本を、私が実際に読んだことのあるものの中から選んでみました。 1冊目 1冊目はなんでもいいと思うのでとりあえず定番としてリャマ本を挙げておきます。 初めてのPerl 第5版 作者: Randal L. Schwartz,Tom Phoenix,brian d foy,近藤嘉雪出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2009/10/26メディア: 大型本購入: 22人 クリック: 293回この商品を含むブログ (41件) を見るこれで基本的なPerlの文法が学べるはずです。この手の入門書は「課題」がつきものですが、すべて解く必要はないと思います。幾つか気になるもの・面白そうなものだけ試してみればいいでしょう。 1冊目読了の辞典では、以下のプログラムの簡易バージョン*1を実装できるよう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く