はじめに はじめまして、アンドパッドSWEの小川です。 アンドパッドの開発組織では、アジャイル開発の手法を取り入れたチームづくりや開発プロセス改善に関する取り組みが盛んに行われています。 今回は、私が所属する施工案件管理チームで最近行った取り組みについて紹介したいと思います。 背景 これまでも、チームの開発プロセスにはアジャイル開発のフレームワークであるスクラムの手法を取り入れていました。たとえば、開発タスクはカンバン上で管理し、会議体としては毎日の朝会、週ごとのスプリントプランニングとレトロスペクティブを行っていました。 しかしながら、実際にはスクラムガイド記載の内容に従っておらず、「なんとなくスクラム」をやっているだけという面がありました。 たとえば、スクラムガイドが定義するスプリントプランニングはスプリントに実施するタスクを決定するための会ですが、我々の実施していた会では仕様や機能に
今回の記事はオブジェクト指向プログラミングにおける設計の基本、「SOLID原則」について。 ある程度プログラミングの文法を知っていれば、動作するコードを書くことは可能です。しかし、より良いコードを書きたいのであれば、文法の知識だけではなく、設計に関する知識も必要になってきます。 特にUnityでは、適当にコードを書いていくと目も当てられないようなスパゲッティーコードが容易に出来上がります。「とりあえずシングルトンにすりゃいいや!」みたいなノリで「何とかManager」クラスを作りまくった結果、「あれ?この処理どこに書いたんだっけ?」という状況になったこと、誰しも一度はありますよね…? 今回は、そんなクソk…良くないコードを書かないための設計原則である「SOLID原則」について紹介します。記事内のコードはC#で記述しますが、言語に関わらずSOLID原則は広く応用の効く考え方なので、是非とも覚
blog1.mammb.com Gradle 6.7 以降で Java ツールチェーンを利用できるようになりました。Java ツールチェーンを使うことで、要件に合う JRE/JDK を自動検出し、見つからない場合には自動的にダウンロードしてビルドすることができます。 build.gradle.kts(build.gradle) に以下のように指定します。 Kotlin DSL java { toolchain { languageVersion.set(JavaLanguageVersion.of(17)) } } Groovy DSL java { toolchain { languageVersion = JavaLanguageVersion.of(17) } } buildSrc/src/main/kotlin/myproject.java-conventions.gradle.k
DXの広がりにより、ビジネスコンサルとITコンサルの壁は低くなり、コンサル各社の提供するサービスも以前とは様変わり。大手からは「DXという言葉はもう使わない」との声も聞かれる。 「新規の案件は引き受けたくても引き受けられない。人手が足りないからだ」。グローバルにネットワークを持つ大手コンサルティング会社からはこんな声が相次ぎ漏れる。 PwCコンサルティングの桂憲司専務執行役プラクティス本部兼サービス&プラットフォームパートナーは、「プロジェクトを引き受ける前に顧客と話して、改革をしたいといった意欲が少ないなど当社と合わないと事前に分かる場合は、リソースを考慮して依頼されても受けないことがある」と話す。 DX(デジタル変革)に取り組む企業の増加を追い風に、専門的な知見を基にアドバイスするコンサルティングサービスの需要が伸びている。 ガートナージャパンの調査によると国内のコンサルティングサービ
数多くのモダナイゼーション案件をみてきた筆者の経験から、実際に起こり得る問題や葛藤を架空の事件簿として解説する本連載。今回は、レガシーモダナイゼーションへの「ChatGPT」の適用に着手した家電メーカーA社を紹介する。 ジェネレーティブAI(AIは人工知能、以下生成AI)の活用が日々話題になっている。ChatGPTを開発した米OpenAI(オープンAI)の技術は、米GitHub(ギットハブ)が提供する「GitHub Copilot」などソフトウエア開発への適用も進んでいる。こうした技術はモダナイゼーションをどのように変えていくのだろうか。 プロジェクトにChatGPTを導入しようとした企業で起こった事件 「全然理解できないな。なぜ100%の変換率を達成できるんだ。なぜ君たちだけでテストができると言えるんだ。はやっているからといってAIに飛びつくのもばかげている」――。X氏の怒声がプロジェク
マクロを扱う全ての方に! Excelマクロ管理ツールでできること ・マクロをツール内のデータベース(以下、データベース)に記録し管理する ・特定のワードでデータベースを検索し該当するマクロを抽出する ・アクティブブックのマクロをデータベースに一括で取り込む ・データベースに記録してあるマクロをアクティブブックのモジュールに追加する ・データベースのデータを専用ファイルとしてエクスポートする ・専用ファイルをデータベースにインポートする ・ツール専用Webサイトから任意のマクロをデータベースにインポートする ・データベースのバックアップファイルを作成しデータを復元できるようにする 他 ※ VBAのコード全般を便宜上マクロと呼んでいます ver.1.0.1 ダウンロード Excelマクロ管理ツールで解決したいこと こんにちは。坂江(@SakaeTamotu)です。 Excelを使用している方の
Getting startedGetting started with JSDoc A quick start to documenting JavaScript with JSDoc.Using namepaths with JSDoc A guide to using namepaths with JSDoc.Command-line arguments to JSDoc About command-line arguments to JSDoc.Configuring JSDoc with a configuration file How to configure JSDoc using a configuration file.Configuring JSDoc's default template How to configure the output from JSDoc's
Microsoftは2023年5月2日(米国時間)、「.NET Upgrade Assistant」の新バージョンをリリースしたと発表した。.NET Upgrade Assistantは.NET Framework上で実行されているアプリケーションをXamarin FormsやUWP(Universal Windows Platform)などの古いプラットフォームから最新の.NETにアップグレードし、移行をサポートするツールだ。 2023年2月にリリースされたVisual Studioの拡張機能に続き、.NET Upgrade Assistantの新バージョンでは多くの改善と新機能が追加された。 新バージョンの主要な改善点 関連記事 Microsoft、パッケージマネジャー「NuGet 6.5」を公開 大規模プロジェクト向け機能を追加 Microsoftは2023年2月28日(米国時間)、
Tauriは「Electron」と同様、Web技術をデスクトップアプリ作成に応用可能にするフレームワーク。ElectronではメインプロセスをJavaScriptで記述するが、TauriではRustで記述する。また、Electronでは完成したアプリケーションに実行環境としてWebブラウザ「Chromium」とNode.jsを付属させるが、Tauriでは実行環境として各OSが標準で備えているWebブラウザ(WebView)を使用する。完成したアプリケーションに実行環境を付属させる必要がないため、アプリケーションのファイルサイズが小さくなり、実行時にメモリ消費量も少なくなる。TauriはWindows、macOS、Linuxに対応する。 Tauri 1.3では、外部ドメインからTauriのプロセス間通信(IPC:Inter-Process Communication)に介入できるようになった
2023年5月17日から5月19日にかけて開催された Qiita Conference 2023 にて、弊社の Senior Technical Support Engineer である末村 拓也が『リファクタリングが先か、テストが先か – E2E自動テストの理想と現実』というタイトルで講演を行いました。本記事はこのセッションを元に、ブログ向けに若干アレンジを加えたものとなります。 概略この記事では、以下のような内容について説明します。 自動テストコードはアプリケーション本体のコードと 依存関係 を作る一般的に、 不要な依存関係 を排除するのが良い設計と言える一方で、E2Eテストは GUIに対して強い依存関係 を作るテストの準備などで GUIとの不要な依存関係 を作らないようにするのが重要不要な依存関係を減らすために、テストレベル を一つ落とす(ユーザーストーリーE2E)低いテストレベルほ
[速報]Google、自然言語でAIと対話するだけで誰でもアプリが作れる「Duet AI for AppSheet」発表。Google I/O 2023 Googleは5月10日(日本時間5月11日未明)、米カリフォルニア州マウンテンビューで開催中のイベント「Google I/O 2023」で、AIと自然言語で対話することでアプリケーションの開発ができる「Duet AI for AppSheet」を発表しました。 プログラミング不要でアプリケーションの開発が可能なため、誰でもアプリケーションが作れるようになります。これにより開発チームはより重要なアプリケーションの開発に集中できるようになると説明されています。 AIとチャットするだけでアプリケーションが完成 以下はDuet AI for AppSheetの紹介動画からの引用です。 AIとのチャットで、社内で出張申請を管理するためのアプリケー
マイナンバーカードを使ったコンビニ証明書交付サービスで、別人の住民票などが発行されるトラブルが立て続けに発生した問題を巡り、横浜市と東京都足立区がサービスの提供ベンダーである富士通Japanを指名停止処分にしたことが日経クロステックの取材で2023年5月12日までに分かった。 横浜市は指名停止理由を「契約約款等違反」とし、2023年5月10日~6月9日までの1カ月、足立区は理由を「契約履行上の事故」とし、2023年5月1日~7月31日までの3カ月指名停止処分とする。富士通Japanは指名停止期間、入札に参加できなくなる。 コンビニにおける証明書誤交付を巡っては、他に川崎市と徳島市でもトラブルが発覚している。川崎市は2023年5月12日午前9時時点で富士通Japanを指名停止処分にしておらず、「契約違反には該当しないと考えられ、現時点で指名停止は考えていない」(市民文化局戸籍住民サービス課の
今回は、SQLを書く上で特にパフォーマンスに影響のあるSQLの実行計画の読み方について解説します。実行計画はデータベース製品によってさまざまに差異がありますが、ここでは比較的どのデータベース製品でも共通する内容について解説します。 実行計画とは記述したSQLが実際にデータベースの内部でどのように処理されて結果を返すか、その処理方法を記述した情報です。 A5:SQL Mk-2では、SQLエディタで実行計画を見たい SQL の上にキャレットがある状態でメニューから [SQL(S)] – [SQLの実行計画(J)] または、Ctrl+E で表示できます。 表示の仕方はデータベース製品ごとに異なりますが、多くのデータベース製品ではツリー状の情報として表現されます。(このため A5:SQL Mk-2でもツリービューで実行計画を表示します。) ツリーのリーフ(端)から処理が行われ、ルート(根)に向かっ
リベロエンジニアは5月6日、「エンジニアが"欲しい"と選んだ技術書ランキングTOP20」を発表した。調査は2020年2月~2023年2月、「エンジニアの自己学習を応援」キャンペーンに参加したエンジニアを対象にSNSで行われた。 調査による1~3位までのランキング結果は以下の通り。 エンジニアが"欲しい"と選んだ技術書ランキングTOP20 1位「リファクタリング(第2版):既存のコードを安全に改善する」、2位「ソフトウェアアーキテクチャの基礎―エンジニアリングに基づく体系的アプローチ」、3位「リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック(Theory in practice)」だった。 「『どの技術書を買うべきか』悩まれるエンジニアは、ぜひ技術書選びの参考にしてみてください」と同社。 エンジニアが"欲しい"と選んだ技術書ランキングTOP20
日本はIT人材が足りない、という記事が出ていた。 ITの会社で働いていても、できる人の数は足りないと感じるが・・。 toyokeizai.net 日本はデジタル分野の専門人材不足が深刻化する「2025年デジタルの崖」に直面する。経済産業省によると、2020年には30万人、2030年にはデジタルサービスの需要次第で45万人から80万人にまで不足が拡大するとされている。後者の場合、日本が必要とする190万人の専門人材を4割も下回ることになる。 原因分析をいろいろ見ているんだけど、長らくITを見てきた立場から考えると、焦点がぼやけてると思うことが多い。 日本は他国に比べIT人材への給料が安い。それが事実として、1つかみしめなければいけない事実は、日本人が、ITのお仕事に対して生産性が他国より低い、という帰結である。 平たく言えば、IT分野に対して、他国人より日本人のほうが仕事ができない。だから給
グーグルのシニアソフトウェアエンジニアによる文書によれば、同社の人工知能(AI)開発がオープンソースコミュニティによって脅かされている。このエンジニアによれば、オープンソース技術の独立した研究者たちがAI技術で急速かつ予測できない進歩を遂げていると主張している。 4月初旬に、ソフトウェアエンジニアのルーク・セルナウ氏が社内システムで文書を公開した。その文書は、その後数週間でGoogleの従業員の間で広く共有され、その文書は何千回も回覧されたという。木曜日には、コンサルティング会社SemiAnalysisがその文書を公開し、シリコンバレーで流通し始めた。 セルナウ氏の評価によれば、グーグルとOpenAIとの競争にばかり注意が向けられており、オープンソース技術の急速な進歩が見過ごされている。彼の文書では、GoogleはOpenAIの進歩を監視することに過度に重点を置いていたと書いている。両社が
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