米マイクロソフト(MS)傘下のソースコード共有サイト「ギットハブ」のトーマス・ドムケ最高経営責任者(CEO)が8日、朝日新聞の取材に応じた。ドムケ氏は「今後4年以内にコードの8割をAI(人工知能)が書くようになる」としたうえで、「開発者はより創造的な作業に集中できるようになる」との見方を示した。 ギットハブは、開発者が作ったソフトウェアのコードを共有できるプラットフォームを運営しており、日本でも大企業などが利用している。親会社のMSは対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」を開発する米オープンAIに出資しており、ギットハブは昨年からAIによるコード作成の支援機能「Copilot(コ―パイロット)」を提供している。 この機能についてドムケ氏は「100万人以上の有料利用者がいる」としたうえで、「作成されたコードの半分近くがAIによって書かれていた」と説明。「開発者にとって退屈な仕事を減ら