私なりの「時間の使い方」のベースは、ソフトウェア・エンジニアとして、いくつものプロジェクトに関わってきた結果辿り着いた、「必ず締め切りは守る」仕事の仕方にある。
Pull Request を通して行うコミュニケーションに「レビュー」という言葉がつくことに違和感を感じるときがあります。 Wikipediaでコードレビューを引くと、「見過ごされた誤りを検出・修正することを目的として体系的な検査(査読)を行う作業 」とあります。もちろん、これを目的として行うやり取りもあるのですが、その手前の「コードや設計について議論し、もっと良い判断を探る」ために行うコミュニケーションもあると思います。むしろ、そちらのコミュニケーションをやりやすいことが、Pull Request というプラットフォームが提供する価値なのではと感じることが多いのが、違和感の元かもしれません。 2015年6月に O'Reilly から出版された「Discussing Design: Improving Communication and Collaboration through Crit
先に前提を話しておくと、会社は全く辞めるつもりはないし、むしろどんどん会社を良くしていこうと思っている。今回はそういう基準で自分がコードやドキュメントを書いていますよという話。 コードやドキュメントを書く時に、どのくらいきれいにしておくかとか、どのくらいわかりやすくしておくかとかを考えることがある。こんなとき僕は、いつ突然自分が会社をやめて連絡がつかなくなったとしても他の人がある程度理解できるか、を基準にしている。そのためにはあまりいい方法が思いつかなくて仕方なく書いている部分にはちゃんと経緯のコメントを書く。他にも例えば作ったサービスであるイベントを開催する方法のドキュメントを書くなら、全く何もやったことがない人がそのドキュメントを読んだらとりあえず開催できるよう、ドキュメントを書く。当然コードもかっこよさよりも、説明しなくても分かりやすくなるようなシンプルさを追求する。 また、このよう
読み終わった。たった100Pにプログラム言語を作るための基礎(字句解析、構文解析、ランタイム、インタプリタ、仮想マシン、ネイティブコンパイルまで!)が一通り学べ、さらに本書で作った実際に動くプログラミング言語がついてくる。 $39.99 とちょっと高いがプログラム言語を作る勉強代だと考えれば最も安くそして早く(ドラゴンブックは1090P)学べるのではないだろうか。洋書なのが難点だが半分くらいはソースコードなので苦労しながらなんとかなりました。(日本語訳出てほしいなぁ) 書籍内で作る言語は2種類で Awesome Rubyの構文にPythonのインデントブロックを混ぜ合わせたようなオブジェクト型 Mio Ioを参考にしたメッセージ型 言語自体はどちらもRubyで書かれているが紹介される概念は特に言語の制約を受けないものが多い。 よかったところ yaccやbison, JVM系の構文解析ツール
私がリスペクトするエンジニアの一人であり、ITエンジニア界隈の三大野球バカの一人*1であるござ先輩が本を出版されました. gothedistance.hatenadiary.jp 大変ありがたい事に、献本を頂いたので久々に書評など書いてみようかなと思います. [書評]「独習Python入門」 どんな本なのか 私の感想も含めて. Pythonを元にしたプログラミングの入門本 一人で学ぶ(独習)するときにハマりがちなポイントや、ステップアップするときに必ず覚えたほうがいい事を言葉の緩急を駆使していい感じに解説している! 本を一冊やり切った(写経)した後も自宅の本棚に置いておきたい&必要に応じて再び読みたくなる本 私は読者層に当てはまらないのですが(汗)、初心者の気持ちになって思い出しながら読んで、 「ああ、最初にプログラミングを学ぶ本がこの本みたいなスタンスだと凄くいいな」 と素直に思いました
By Pascal 映画化もされた冒険小説「指輪物語」「ホビットの冒険」に登場する冥王・サウロン。そのサウロンは肉体を失った霊魂だけの存在であるため、作中ではまぶたのない巨大なひとつ目「サウロンの目」として登場し、「全てを見とおす目」として畏怖の象徴として描かれます。その「サウロンの目」の名を冠する恐るべきスパイウェアの存在が明らかになりました。 Researchers crack open unusually advanced malware that hid for 5 years | Ars Technica http://arstechnica.com/security/2016/08/researchers-crack-open-unusually-advanced-malware-that-hid-for-5-years/ ProjectSauron: top level cy
Jenkins 2を使った究極のpipeline ~ 明日もう一度来てください、本物のpipelineをお見せしますよ ~ This document contains code for a Jenkins pipeline that defines stages for compiling, testing, packaging, deploying, and smoke testing a build. It also contains code to send notifications to Typetalk if the build fails. Additional code shows how to fetch pull request branches from a Git remote and check if a pull request is open for a g
1946年に完成したコンピューター“ENIAC”は、“微分解析機”の電子版として開発がスタートし、完成して最初に計算したのも核物理学の3つの微分方程式だった。“ガソリンエンジン”の設計や“電気・電子技術”の研究で重要な役割をはたすの見ると、20世紀とは“微分方程式”の時代とさえ言いたくなる。 今年に入って、明治末期から昭和20年頃までの技術資料を大量に目にする機会があったのだが、そうした方程式や数表や線図の固まりといえるものだった。数式による設計とシミュレーションが可能になったことで、人々の生活や都市の風景は変わり、為政者によって戦争もおこされたのだとも思える。 そうした100年間続いてきた常識をひっくり返してしまいかねないのが、人工知能(その中でもディープラーニング技術)である。いままでは、ある問題を解くために方程式をプログラムの形で書いたが(FORTRANは文字どおり“式を翻訳する”と
その1 / その2 / その3 Declined RFC 最近のPHPでは、新機能はまずML等にアイデアを出してRFCを作成し、投票において有権者の2/3の賛同を得て初めて導入されるという流れになっています。 その関門を通り抜けたものだけが新機能としてデビューできるわけですが、中には当然却下されたものも存在します。 せっかくだから却下されたRFCを、新しい順に10件見てみます(2016/08/09時点)。 今後通りやすいRFCを提案する際の参考になるかもしれません。 その2に続くかどうかは不明。 New operator for context-dependent escaping 賛成0/反対27で却下。 が等しくなるという提案。 おいやめろ馬鹿と言わざるをえないRFCですが、さすがに皆そう思ったようで、圧倒的支持率で却下されました。 さらにset_escape_handler()で任意
ソーシャルゲーム開発の参考になる資料はネット上にたくさんありますが、数が多すぎて何から見ればよいのか悩んでしまいます。 そこで今回は、ソーシャルゲーム開発の参考になるスライドを10個厳選してご紹介します。 データベース設計や高負荷対策、失敗事例、失敗談を紹介しているスライドを集めましたので、ぜひご自身の開発に役立ててみてください。 目次 ・ソーシャルゲームのためのデータベース設計 ・サーバー未経験者がソーシャルゲームを通して知ったサーバーの事 ・ソーシャルゲームDBの危機回避 ・大規模ソーシャルゲームを支える技術~PHP+MySQLを使った高負荷対策~ ・大規模ソーシャルゲーム開発から学んだPHP&MySQL実践テクニック ・PHP+MySQLを使ったスケーラブルなソーシャルゲーム開発 ・CEDEC2013 ソーシャルゲームの開発現場でUXについて思いっきりあがいてみた1年間の話 ・データ
あなたにとって重要なトピックや同僚の最新情報を入手しましょう最新の洞察とトレンドに関する最新情報を即座に受け取りましょう。 継続的な学習のために、無料のリソースに手軽にアクセスしましょうミニブック、トランスクリプト付き動画、およびトレーニング教材。 記事を保存して、いつでも読むことができます記事をブックマークして、準備ができたらいつでも読めます。
(訳注:2016/9/28、頂きましたフィードバックを元に記事を修正いたしました。) ことの始まりは、あるスパムキャンペーンでした。画像1は、スパム向けに仕掛けた罠に最近引っかかった、疑わしいドキュメントファイルが添付されたメールです。文面の英語がとても稚拙なことに気付くかと思いますが、この稚拙さがメール受信者への警告サインとなります。 画像1:スパムサンプル 添付のファイルは、”.doc”のファイル拡張子を使っていますが、実際はRTF(リッチテキストファイル)ファイル形式で、特別に細工されたRTFファイルによるスタックオーバーフローの脆弱性が含まれています。この脆弱性は、CVE-2010-3333で文書化されており、”pFragments”の形をしたプロパティを扱う際にMicrosoft Word RFTパーサを攻撃するものです。これに対する修正モジュールは5年以上前にパッチされています
MVCフレームワークでWebアプリケーションを作成するとき、肥大化していくモデルをどのように分割すれば良いのか?悩みます。 いつもは適当にやっているのですが、だんだんファイル数、クラス数、メソッド数が増えてくると、把握しづらくなって、辛くなってきますw 他の人のやり方を参考にして、モデルを適切に分割する方法を検討してみました。 ●Webアプリとは? Webアプリの特徴は、インターネットをはさんで、 (1) クライアント側 (2) サーバー側 に分かれていることです。 サーバー側は、 (a) DB(データを置いておく場所。通常はリレーショナルデータベース) (b) DBのラッパー(CRUDを担当するアプリケーション層) に分かれています。 で、このラッパー部分(b)に、MVCフレームワークを使っています。 (via もみじ饅頭(こしあん):もみじ饅頭のやまだ屋) MVCフレームワークは、 (
8/9 に FiNC 社で開催された Microservices Meetup vol.2 で、マイクロサービスと SRECon という話をしました。
はじめまして、技術基盤部の相原(kaihar4)です! 今回は、アプリケーションのクラウドサービスへの移行の一環で、 Amazon S3から取得した画像URLを含むファイルを元に、そのURLの外部画像を取得して返す機能 をmrubyで書き直してAWSに移行した話をしていきたいと思います。 この機能は元々モノリシックなアプリケーションの一機能として動いていたもので、これを切り出してAWSに移行するというのが今回私に与えられたミッションでした。 このアプリケーションは歴史が長く、その間ほとんどメンテナンスされていませんでした。 ディストリビューションは古くPHPのバージョンも4系、したがってそのまま持っていくという選択肢はなく、AWS上に新規にインスタンスを構築することになります。 弊社にはAPI部分をPHPからRubyに移行する方針があるということもあり、Amazon Linux上にRuby
物理学の解説コラムの目次へ 「3体問題」は,解けないことが証明されている。 これは「可積分系」に関する力学系の問題。 解析力学や数理物理学の中でも,力学系の入門的なトピックだ。(※力学ではなく力学「系」なので注意) (1)なぜ解けないのか? (2)解けないので,かわりにどう対処するか? (3)三体問題をちゃんと理解するためには (1)なぜ解けないのか? 一言で言うと,「第一積分」が足りないので解けない。 運動方程式を積分すると,「積分結果=定数」のように,保存する物理量を見つけられる。 しかし三体問題は,この保存量の数が足りないのである。 このような系は,積分で解を求められない系なので,非可積分系と呼ばれる。 変数の数が足りない,だから積分できない。 これが,三体問題の解けない理由の説明だ。 その事実を証明したのはポアンカレであり, 力学系の専門用語を使って述べると 「近可積分系は,一般に
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