ビッグデータ活用を進めるために、ストレージ基盤は“データの大きな湖”になるべきだ――。EMCジャパンは11月28日、記者説明会を開催し、ストレージ領域の新コンセプトである「データレイク」とは何か、どう実現していくかについて説明を行った。 ビッグデータから得られる価値を先に考えるのは「無理がある」 説明を行ったEMCジャパンの大川博史氏はまず、ビッグデータ活用に対する企業の意識調査の結果から話を切り出した。同社が今年9月に行ったオンラインアンケートでは、およそ8割の企業がビッグデータ活用に関心がある、もしくは活用中だと答えた。ただし、過半の企業は、関心を持ちつつも「具体的には検討は未着手」(全体の45%)だという。 ビッグデータ活用や検討を進めるうえで、何がネックになっているのか。回答を見ると「費用対効果が不明」「何から着手してどう進めればよいかわからない」が上位に並ぶ。「そもそもビッグデー
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