新国立、旧計画の清算完了=総額68億円余、ザハ氏側には14億弱-JSC 日本スポーツ振興センター(JSC)は26日、2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場の当初計画を白紙撤回したのに伴い、清算にかかった計68億5900万円の支払いを完了したと発表した。このうち、原案デザインを担当した故ザハ・ハディド氏側への支払額は13億8600万円だった。 清算は6月に全て終了。ザハ氏側への支払額は、日本に設置した事務所の撤収費用、競技場のデザイン監修費用などを積算した。JSCによると、ザハ氏側との協議は円満に合意に達し、追加の支払いが発生する見通しは今のところないという。 この他、設計費用としては日建設計など4社に38億400万円、技術協力費用として大成建設と竹中工務店に7億7700万円などを支払った。 JSCはまた、新国立競技場の整備に伴うJSC本部の移転について、競技場予