ドイツでサッカーのプロ選手として活躍し、同性愛者であることを告白した下山田志帆さん(24)が東京都内で毎日新聞のインタビューに応じた。2020年東京五輪・パラリンピックを前に告白した思いや偏見解消に向けた活動への思いなどを聞いた。【聞き手・円谷美晶】 ――自分のセクシュアリティーをいつ自覚しましたか。 ◆小さい頃から女の子扱いされるのが嫌でした。女性を好きだと自覚したのは高校生の時です。
フィギュアスケートのペア選手として活躍したジョン・コフリン氏(右、2013年11月15日撮影、資料写真)。(c)KENZO TRIBOUILLARD / AFP 【5月22日 AFP】フィギュアスケートのペアで活躍し、暫定的な出場停止処分中の2019年1月に自ら命を絶ったジョン・コフリン(John Coughlin)氏について、元パートナーの女性が、2年にわたり性的暴行を受けていたと明かした。 【関連記事】元フィギュアペアのコフリン氏が自殺、全米選手権で2度優勝 コフリン氏は今年1月、性的暴行の疑いで米国セーフスポーツセンター(US Center for SafeSport)から出場停止の処分を科された翌日、米カンザスシティー(Kansas City)の自宅で自殺した。 そのコフリン氏について、2004年から2007年までペアのパートナーだったブリジット・ナミオカ(Bridget Nami
2020年東京五輪・パラリンピックをめぐり、関連施設の建設現場の労働環境に様々な問題があるとして、労働組合の国際組織が大会組織委員会や東京都、日本スポーツ振興センター(JSC)に改善を求める報告書を送った。危険な現場や過重労働の実態などを指摘し、「惨事にならないようすぐに対策をとるべきだ」としている。 報告書をまとめたのは、国際建設林業労働組合連盟(BWI、本部・ジュネーブ)。約130カ国・地域の約335の労組が加盟し、ブラジル・リオデジャネイロや韓国・平昌など過去の五輪でも労働条件改善を訴えてきた。今回の報告書は日本時間14日夜に送られた。 BWIは16年から東京大会の労働環境について調査。今年2月には、新国立競技場や選手村の建設現場で働く労働者ら約40人から聞き取りをした。報告書では、月に26日や28日働いている例がある▽つり上げた資材の下で作業をしている▽通報窓口が機能していない▽外
イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードで芝の整備をする係員(本文とは関連ありません。2019年2月24日撮影、資料写真)。(c)Oli SCARFF / AFP 【4月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグのスター選手たちが、インターネット上における人種差別への対抗策として、サッカー選手がソーシャルメディアを24時間ボイコットするという計画に参加することを表明した。 イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)が主導する今回のキャンペーンは、「#Enough(もうたくさん)」のハッシュタグをスローガンに、選手たちが現地時間19日午前9時(日本時間同日午後5時)から全てのソーシャルメディアを遠ざけるものとなっている。 サッカー界ではピッチとSNSの双方で悪質行為が横行していることから、サッカー選手が人種差別へどのように取り組むべきかに関
性的指向や性自認に関する差別や偏見が根強く存在するスポーツ界を変えようと、著名な現役アスリートや元アスリートから、LGBTのアスリートや若者に向けて、応援メッセージ・ムービーが届きました!2019年3月2日(土)、約500人が参加した「東京レインボーマラソン2019」の会場、国営昭和記念公園内に設置されたブースにて初公開。今後も、様々なアスリートのムービー参加を呼びかけるとともに、LGBTに関する理解をひろげるアクションをスポーツ界に働きかける予定です。 ◆ムービータイトル: 「プライドハウス東京」応援メッセージ・ムービー 『2020年の、その先へ。あらゆる人が、スポーツを楽しめる日本に。』 ◆制作意図: 性的指向や性自認に関する差別や偏見が根強く存在するスポーツ界において、LGBTに対する理解をひろげてくとともに、LGBTのアスリートや若者に向けて応援メッセージを届けていきます。 ◆参加
コントラクトブリッジの試合の様子(2012年8月10日撮影。資料写真)。(c)PHILIPPE HUGUEN / AFP 【3月3日 AFP】カードゲームのコントラクトブリッジ競技で世界ナンバーワンのプレーヤー、ゲイル・ヘルゲモ(Geir Helgemo、モナコ)が、薬物違反により1年間の出場停止処分を受けた。世界ブリッジ連盟(WBF)が発表した。 【図解】世界反ドーピング機関が発表している禁止薬物と摂取方法 ノルウェー生まれで、国際大会にはモナコ代表として出場しているヘルゲモは、2018年9月に米フロリダで行われた大会で男性ホルモンの一種、テストステロン(testosterone)の陽性反応を示し、1年間の出場停止とヒアリングの費用約4000ユーロ(約51万円)の支払いを命じられた。 これにより、現在49歳で世界ナンバーワン選手のヘルゲモは、2019年11月20日まで出場停止となる。 W
スイス・ローザンヌのスポーツ仲裁裁判所(CAS)で開かれる陸上女子キャスター・セメンヤの審理を控え、記者会見に臨む南アフリカのスポーツ・娯楽相トコジレ・カーサ氏(2019年2月21日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【2月22日 AFP】南アフリカのスポーツ相は21日、陸上女子の同国代表キャスター・セメンヤ(Caster Semenya)がテストステロン値の高い女子選手の出場資格を制限する規則に異議を唱えているスポーツ仲裁裁判所(CAS)での審理に出廷し、国際陸上競技連盟(IAAF)の規則は女性の体を侵害するものであると批判した。 女子800メートルで通算2度の五輪制覇を誇るセメンヤが、IAAFの規則に関して提訴している一週間の審理が終わりに近づく中、南アフリカのスポーツ・娯楽相を務めるトコジレ・カーサ(Tokozile Xasa)氏は、スイス・ローザンヌ(Lau
カブスのダルビッシュ有投手(32)が、一部ツイッターユーザーから人種差別的な発言を受け、反論した。 ダルビッシュは16日、ツイッターを更新。イラン人の父と日本人の母を両親に持つハーフである自身のことを「日本人じゃない」などと発言したツイッターユーザーに「俺日本人だし笑」と反論し、「ずっと日本で育ってきてるから、冗談でも日本人じゃない的な言い方をされるとうれしくはないよなぁ。そもそも完全な純血ってどれぐらいいるんだろうか」とつづった。 そのユーザーは当該ツイートを削除して差別的な発言を謝罪するも、ダルビッシュに「絡まれた」として批判するツイートを投稿。ダルビッシュは「差別的な発言しておいてよくそんなこと言えますね」「じゃあ謝るな笑」とたしなめた。 またダルビッシュは18日更新のツイッターで、「日本は何言われても黙って我慢みたいなのがいいみたいに思う人が多い気がします。ただ自分は納得いかないこ
柔道の部活動中に大外刈りで投げられ、頭を打って死亡した中学1年の女子生徒(当時13歳)の父親が、全日本柔道連盟(東京)に損害賠償を求める裁判を起こし、福岡地裁(倉沢守春裁判長)で23日、第1回口頭弁論があった。学校での柔道事故が相次ぐ中、父親は「同じような事故を繰り返さないように一石を投じたい」と語る。【平川昌範】 訴えているのは福岡市博多区の大場重之さん(53)。同市立席田(むしろだ)中の1年生だった娘の彩(あや)さんは2015年5月22日、大外刈りを受けて倒れ意識を失った。救急車で運ばれ緊急手術を受けたが、5日後に急性硬膜下血腫で死亡した。
中国プロバスケットボールリーグ、上海シャークス対南京モンキーキングス。試合前に南京事件の犠牲者に黙とうをささげる上海シャークスの選手。(208年12月13日撮影)。(c)OSPORTS / AFP 【12月15日 AFP】中国プロバスケットボールリーグ(CBA)の試合で、上海シャークス(Shanghai Sharks)のファンが対戦相手に対し1937年の南京事件に関連する暴言をはいたとして物議を醸し、捜査にまで発展していることが分かった。 姚明(Yao Ming、ヤオ・ミン)氏が米プロバスケットボール(NBA)入りする前に所属していたことで知られるシャークスは13日の試合後、南京モンキーキングス(Nanjing Monkey Kings)に対する暴言を謝罪している。 試合が大詰めを迎えた頃、ホームのシャークスのファンはモンキーキングスに対し「なぜ南京事件でお前らのチームは殺されなかったんだ
僕が生まれたのは岡山県勝北町(現津山市)、人口7千人程度の田舎で、実家は酪農家です。伊江島が人口約5千人ですから、伊江島の酪農家に生まれた息子のようなもの。それでゲイだったわけですから、その大変さはある意味、想像に難くないのではないでしょうか。 小さい頃から女子の輪にいるのが楽だった僕でしたが、小学校高学年くらいからいろんな壁が待ち受けていました。最大の壁はソフトボールチーム。僕の小学校では高学年生はソフトボールチームに入ることが必須でした。 僕は男子スポーツ独特の厳しさに全くついていけませんでした。コーチは「ボールを逃すな! 胸に当てて取れ!」とスパルタ指導。同じグラウンドで女子チームも練習していましたが、あっちのチームは楽しそうだなあ、あそこで女子と一緒にボール拾いをしたいなあとうらやましく思っていました。 最初は練習に耐えていたものの、本当にきつくなったある日、僕は父親に辞めたいと相
タイ・サムットプラカーンの寺院で行われたアヌチャー・ターサコー選手の葬儀で、遺影を見つめるコーチのソムサック・ディールジジャルーン氏(2018年11月14日撮影)。(c)Romeo GACAD / AFP 【11月16日 AFP】チャンピオン、名声、富を夢見て、タイの伝統的な格闘技ムエタイの試合で戦っている子どもたち──。その数は数千人に上るともみられているが、このほど、チャリティーマッチに出場した13歳のムエタイ選手が死亡したことを受け、子どものうちから試合に出ることの是非についてタイ国内で議論が高まっている。 数百年の歴史があるとされるムエタイは、膝、拳、肘など体の部位8か所を使って相手と戦う格闘技だ。タイでは事実上の国技となっており、ムエタイに誇りを持つ人も多い。 タイの軍事政権は現在、スポーツ関連法規の見直しを行っている最中で、改正案では12歳未満の子どもの接触型スポーツへの出場を
ムエタイの試合で頭部を連打されて死亡したアヌチャー・ターサコー選手の葬儀が行われたタイ・サムットプラカーンの寺院に置かれたアヌチャー選手のひつぎと遺影(2018年11月14日撮影)。(c)Romeo GACAD / AFP 【11月14日 AFP】タイの格闘技ムエタイのチャリティー試合に出場した13歳の選手が死亡し、国内では子どもの試合禁止を求める声が再燃している。 ムエタイはタイで非常に人気のあるスポーツで、富と名声を求めて多くの選手が若いうちからこの競技を始める。しかし10歳未満の子どもがヘッドギア(頭部を保護する防具)を着用せずにムエタイの試合に出場して頭に蹴りや肘突きの技を受けることが多く、しばしば批判されてきた。さらに貧困家庭の子どもがムエタイで家計を支えたり、リングサイドで試合を対象にしたギャンブルが白熱したりすることも問題視されてきた。 タイの首都バンコクの南に接するサムット
今まで見たことがない球場が、北海道に誕生する。日本ハムは5日、札幌市内のホテルで23年3月に北海道・北広島市内で開業を目指す新球場の建設概要を発表した。日本初の開閉式天然芝球場で、既成概念にとらわれない空間の創造へ本格始動する。 何より目を引くのが、中堅後方に設置される巨大なガラス張りの「グラスウォール」だ。高さ70メートル、幅180メートル。雄大な自然を感じながらの野球観戦も出来る上に、将来的にはグラスウォールのグラウンド側にLEDビジョンを導入することも検討。23年の開業以降に、ガラス全面が巨大な大型ビジョンとなる“進化”も想定されているという。 グラウンドの形状は左右非対称となる。両翼や中堅までの距離、ファウルゾーンの広さなどは現場とも相談しながら決めていく。23年の主力と想定される左の強打者・清宮や、今年のドラフト1位の金足農・吉田ら楽しみな若手が多い。選手がノビノビとプレーできる
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く