先日、岡山県新庄村の臼井崇来人(たかきーと)さん(45)が戸籍上の女性が手術なしで男性への性別変更を求めた家事審判において、憲法判断をせずに合憲との最高裁決定がでて話題になりましたが。 この話題を受けてGID.jpが「性同一性障害特例法の手術要件に関する意見表明」なるものを発表しまして、これほど酷い意見をまぁよく発表できちゃうものだと。 何故WHOが、何故国連人権委員会が、何故WPATH(トランスジェンダーに関する専門家の学会)が、そして、多くの当事者団体が『性別変更の法律における手術要件の撤廃』を強く訴えているのか、人権感覚の欠片もなくお約束の『議論が足りていない』で締めるという、まさに害悪という状況で。 しかしですね、これを読んだ人が現実の話を全く知らずに納得されても困るので、手術要件があることが何故マズイのか?という部分をしっかりと説明しておきます。 ・トランスジェンダーにとってのホ