ポッポの丘開設のきっかけ、昭和63年製いすみ200形の「車両価格」は200万円(撮影/安藤昌季) この記事の写真をすべて見る 車両の一部は農産物直売所として開放。いすみ200形内の「カフェTKG」では人気の卵かけご飯も楽しめる(撮影/安藤昌季) ディーゼル機関車DE1030が2両のブルートレインを牽引する(撮影/安藤昌季) 10t入換動車に牽引された4両の車掌車にも乗車できる(撮影/安藤昌季) 長年走り続けて役目を変えた鉄道車両。その多くが引退とともに廃車解体されてスクラップとなる。ごく一部の車両だけが解体を免れ「保存車両」となる。 保存車両は「動態保存」と「静態保存」があり、「動態保存」は、主に蒸気機関車など、産業遺産的な価値を有する車両を現役に近い状態で維持するもので、多額の経費がかかる。 例えば、名古屋市は明知鉄道が保有するC12形蒸気機関車を、観光の目玉とするために動態保存化しよう