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ブックマーク / bio-journey.hatenablog.com (2)

  • 上橋菜穂子『香君』を生物多様性の視点で読んでみた(3) - みどりの旅路

    上橋菜穂子さんの『香君』について、 第1回では、ウマール帝国がオアレ稲の配布を通じて、飢餓に苦しむ周辺国を属国として支配してきた、その支配構造と源泉について生物多様性の視点から紹介した。 それはまさに、品種改良の結果生み出された多収量品種よる緑の革命や遺伝子組換えによる除草剤耐性農作物品種やターミネーター遺伝子を組み込んだ不稔種子などによる現代のグローバル企業の戦略そのものだった。 bio-journey.hatenablog.com 第2回では、オアレ稲一辺倒となった耕作地にヒシャという恐ろしいバッタが繁殖して稲をべ尽くし、飢餓が蔓延する虫害の光景から、モノカルチャー(単一耕作)の危うさを紹介した。 その例として、アイルランドのジャガイモ飢饉を映画タイタニックや風と共に去りぬとの関連とともに紹介した。 bio-journey.hatenablog.com でも、『香君』の物語での重要な

    上橋菜穂子『香君』を生物多様性の視点で読んでみた(3) - みどりの旅路
  • ボゴール宮殿と植物園 天皇皇后両陛下のインドネシア訪問 - みどりの旅路

    インドネシア訪問中の天皇皇后両陛下は、2023年6月19日、ボゴール宮殿での歓迎行事の後、ジョコ大統領自ら運転するカートで隣接する植物園を巡られた、と報じられた。 ボゴール宮殿は、ジャカルタから60kmほど南のボゴール市にある大統領離宮だ。 オランダ植民地(オランダ領東インド)時代の18世紀から19世紀にかけて建設改修が行われた植民地総督の別荘だった。 ボゴール宮殿 オランダに代わって一時的に大英帝国の植民地となった1811~1816年の間は、シンガポール建設で有名なトマス・スタンフォード・ラッフルズ総督も、バタヴィア(現、ジャカルタ)の猛暑から逃れて冷涼な宮殿によく滞在した。 彼は、宮殿に連なる土地を国のキューガーデン(王立キュー植物園)から呼び寄せた庭師によってイギリス式庭園として整備したほどだ。 この庭園をのオリビア・マリアンヌ夫人と散策するのが何よりもの楽しみだったようだ。 し

    ボゴール宮殿と植物園 天皇皇后両陛下のインドネシア訪問 - みどりの旅路
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