前回の記事:シリコンバレーに勝ちに行く -MAMORIO CTO滞米日記-① 「なぜ金沢市くらいの規模であるサンフランシスコとシリコンバレーが、これだけのイノベーションを生み出し、世界のテック業界に圧倒的な影響力を持っているのだろうか?」 そんな疑問を抱いてJETROさんのシリコンバレープログラムに応募した私は、現地の空港でさっそく自分たちの競合であるTileの流行とIOT家電の隆盛に衝撃を受け、「今回の滞在ではアメリカで流行っているサービスを使い、アメリカ人が買っているものを買い、アメリカ人ライクに過ごすことをコスパよりも優先しよう」と決意しました。 我々は空港のチェックアウトを済ませると、事前に予定していたBartではなくUberで市内のホテルへ行くことにしました。 1.UberUberは時価総額5兆円を越える自動車配信サービスであり、シリコンバレーのユニコーン企業の代表格として知られ