ギャンブル依存症は病気です ギャンブルに陥りやすいのは8割方はごく平凡なサラリーマン・公務員・主婦・大学生・あるいは年金生活者。 ギャンブルの問題が始まるまではごく普通に生活を営んでいた人が8割方で、2割方には少しうつのような人もいる。 そもそも、なぜ、人はギャンブルにハマるのか―。まず、ストレス緩和(気分転換)を求める、いわば"自己治療"の一環として。次いで、一人になれる上、孤独を感じずに安堵(あんど)できる"居場所"を求めて。そして、金銭を賭けることへの"緊張"と遂行したときの"安堵"を得るために―というのが専門家の見解だ。 このようなきっかけでギャンブルを続けるうちに、常にギャンブルへの強い欲求を抱くようになり、次第に賭ける金額や費やす時間が増えていったり、一度やめても何かのきっかけでまたのめり込んでしまったりする。同じ依存症(嗜癖障害)でも、アルコールなどのように体の症状が出ないた