【大田聯合ニュース】長崎県対馬市の観音寺から盗まれ韓国に持ち込まれた長崎県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」について、所有権を主張する韓国最大の仏教宗派、大韓仏教曹渓宗の浮石寺(忠清南道瑞山市)が像を引き渡すよう韓国政府に求めていた裁判で、韓国の大田地裁は26日、原告の請求を認める判決を言い渡した。 裁判所は「仏像が浮石寺所有であると十分に認められる」として、「歴史・宗教的価値を考慮し仏像の占有者は浮石寺に引き渡す義務がある」と結論付けた。 観世音菩薩坐像は、1330年ごろに浮石寺でつくられ、1370年ごろに日本に略奪されたとされる。 2012年10月、観世音菩薩坐像など仏像2体を韓国人の窃盗団が対馬市内で盗み、韓国に持ち込んだ。窃盗団が韓国で検挙され、仏像は押収された。浮石寺側は観世音菩薩坐像が略奪されたものだと主張し、大田地裁に対し像を保管する韓国政府による移転禁止を求める仮処分を申請。
【コラム】「品格ある被害者」になるには 韓国で日本は「文化略奪国」、世界で日本は「文化支援国」 正力松太郎氏、韓国では「A級戦犯」だが海外では「文化支援者」 浮石寺仏像問題、日本が略奪した可能性高くても一度返還を 根気強い被害証明が重要 先日会ったボストン美術館学芸員の名刺には「正力松太郎チェア(Matsutaro Shoriki Chair)」という肩書きが書かれていた。「これはどういう意味ですか」と聞いたところ、「正力松太郎氏の財団がこの学芸員の給与を毎年支援しているため、こうした肩書きが付いている」と説明された。この学芸員が名刺を渡すたびに、世界各国の文化界関係者は「正力松太郎」という名前の持つ意味を質問するということだ。 正力松太郎氏(1885-1969年)は読売新聞の元社主だ。日本初のプロ野球チーム「読売ジャイアンツ」の前身となるチームを創設、日本に米国の原子力発電所を導入して「
急遽造らせたようなブロンズ製の仏像と分けのわからないマスコット持参でお茶を濁そうとする韓国浮石寺の一行は14日午前中、アポなしで対馬に入り、それも観音様も持参せず、観音寺の前住職は礼儀知らずと面会を拒絶した。 対馬市と観音寺は、「観世音菩薩坐像」は仏像の中に収められていた文書の記録によれば、14世紀に朝鮮半島の高麗で造られ、浮石寺に納められていたと記されている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く