「うちの子、まだ帰ってきてないの」「うちなんて、一日中、本ばかり読んで」と、最近、巷でこんな会話が聞こえてくる。これだけ聞くと、子どもの話題?と誤解されそうだが、実は今、SNSで大人気の「養蛙(かえるの飼育)」についての会話だ。 ゆるーくてキュートなイラストも人気!(出典:鳳凰科技網) 日本のHit-point社が開発した癒し系アプリ「旅かえる」があっという間に若者のあいだで流行し、「養蛙」は今、一番ホットな話題になっている。中国語で「旅行青蛙」と言い、空前の大ブームになっているこのアプリは、シンプルな放置型のシュミレーションゲームで、「かえる」を旅におくりだし、帰ってくるのをまったり待つという簡単な内容だ。ゲーム内でお弁当、お守りや道具などを用意してあげると、「かえる」が帰ってきたときに名物のお土産や旅先の写真がもらえるしくみ。 Wechat(微信)のモーメンツでも「うちの蛙蛙(中国語:
近ごろ、カエルをよく目にするのではないだろうか。これは日本発のゲームで、中国語版の制作が間に合っていないほどだ。しかしこれは中国の若きユーザーが、「旅かえる」をApp Storeのトップセールスアプリにする妨げにはなっていない。中国進出前は、最高でも13位だった。杭州市にはマンション全体を借り切り、「カエル探し」の広告を出すユーザーもいるほどだ。 「旅かえる」の流行は、中国の若者が欲の少ない社会に向かい始めたことを意味する。「旅かえる」が開発された日本では、社会全体がやむなく欲の少ない社会に入っている。バブル崩壊後に生まれた世代は「平成オタク」もしくは「草食系」と呼ばれ、欲の少ない世代の日本人を代表している。彼らは生活に対して強い欲を持たず、安らかで快適な暮らしだけを求める。出世や異性との交流も求めないほどだ。 これは中国の「仏系青年」と同じではないだろうか。すべてを悟ったつもりになり、自
ヒットポイント『旅かえる』が中国App Store無料ランキングで首位獲得! 『ねこあつめ』開発陣が手がける新作が海外でも跳躍 『ねこあつめ』で知られるヒットポイントの新作『旅かえる』が中国App Store無料ランキングゲームカテゴリーで首位を獲得したもようだ。AppAnnieのまとめによると、1月20日に首位を獲得し、それ以降、首位をキープしているとのこと。台湾でもTOP10入リを果たしている(日本時間1月24日19時現在3位)。 本作は、旅かえるの旅の支度を手伝ってあげて旅へと送り出し、帰ってくるのを待つゲームアプリ。旅に出たかえるは、実際の時間で数時間から長い時は数日帰ってこないが、その間の旅の様子を「写真」で送ってきたり、旅先で手に入れた各地のめずらしい「おみやげ」をプレゼントしたりしてくれるという。ねこあつめとはまた違った、もっと小さな動物たちの世界でのんびりゆっくりと楽し
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