一部では1370年頃 略奪疑惑 提起 国際協約では流出経緯を把握し判断 関連遺物・文献がないということが問題 略奪が明確でも交渉妥結は困難 最近、還収有無を巡って論難が起きている14世紀高麗後期の菩薩座像(右側)と9世紀 統一新羅時代の金銅如来立像。 昨年10月、日本対馬で韓国の窃盗犯が盗み国内に密搬入して売ろうとしたが、去る1月に押収された後公開された姿だ。 大田(テジョン)/ニューシス 他人の家から盗んだ贓物を見つけたが、分かってみればその昔に我が家から強奪された宝物だったら? 心証はあっても物証はなく、糸口を探す道も漠然としている。 それでも黙って返すことも難しい。 その上、盗まれた側では贈り物にもらったものとして略奪ではないと言っているではないか。 この頃、韓国文化財関係者らがこのような贓物ジレンマに陥った。 問題の贓物は昨年10月キム・某(69)氏など国内文化財窃盗団が日本対馬の
文化財窃盗団が日本・対馬から盗んできた新羅・高麗仏像は、韓国国内に残っていれば国宝に指定されるほど価値が高い作品だと、専門家は評価している。仏像2点の価値を金額に換算すれば数百億ウォンにのぼると推定される。 海神神社に保管されていた高さ45センチの銅造如来立像は、統一新羅時代の8世紀に韓半島で作られたと推定される。当時流行した如来立像の中でも秀作であるうえ、保存状態がよい。いつ、どのような理由で日本に渡ったかは不明だが、1974年に日本で重要文化財に指定されている。重要文化財は韓国の宝物に該当する等級だ。当時、日本国内で1億円と鑑定されたという。 仏像専門家である東亜大博物館のチョン・ウンウ館長(56、女性)は「ボリューム感があり、法衣のしわがよく表現された8世紀統一新羅時代の仏像の典型的な姿をしながらも、同じ時期の他の仏像(高さ20-30センチ)より大きいのが特徴」と説明した。 観音寺に
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